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アムステルダム国立美術館(2013年・夏)

2015-01-20 13:02:37 | 旅行

先日、「みんなのアムステルダム国立美術館へ」という映画を観ました。(公式サイト

予告編動画よりキャプチャ
 
 
 

いやはや、とっても面白かったです。今でも時おり「ぷぷっ(^m^)」と思い出し笑いをしてしまうほど。
2004年から、なんと10年間にもわたる大規模な改修工事を行っていたアムステルダム国立美術館。その閉ざされた扉の中では何が行われていたのか、その舞台裏に迫る!
なのですが。
そこには、ス○シカオや葉○瀬太郎の曲をバックに「私にとって美術館とは~」等の金言をのたまう「カリスマ仕掛け人」の類も、「ついにスタッフ一丸となって困難を乗り越えオープンの日を迎えたのであった!その陰には誰それとの絆が!」という予定調和的な美談もありませんでした。
ただただ、思うにまかせない事態の連続に愚痴をぐちぐち文句たらたら不満ぶつぶつ、全編トホホな、しかし人間らしさ全開の、どうにも愛さずにはいられない人々がいたのでした。
映画観たらまた行きたくなっちゃった。

というわけで、観覧記念に、2013年7月(1年半前!)に行った時のアムステルダム国立美術館の思い出を、ちょっこりふり返ってみました。
あんまり写真撮ってないのですが…
作品や美術館のちゃんとした説明は各種ガイドブックをご覧ください、ということでひとつ(^^ゞ(←調べ直すのめんどくさい)
撮影条件の都合で作品等の写真がいがんでおりますが御容赦くださいm(__)m


日曜日だったからか、美術館前広場に露店市が出てました。衣料品や雑貨などが並んでました。


"I amsterdam"
奥の方で何か工事してますがな。3ヶ月前にリニューアルオープンしてるというのに、まだ終わってなかったんじゃ?(笑)


映画であんなにモメていたわりには、自転車が通路をブイブイ走っていた記憶がない…。週末だったからかな?


上のキャプチャ画像にて、トホホな標識で隠されてしまっていた奥にはこんなレリーフが。何か学びに関するワンシーンであるようです。


そして通路を抜けた反対側。レンブラントがどうの、という垂れ幕で隠されている奥はこんな感じで。


(全然知らないおじさんですが、勝手に撮って(というより割り込んできたんだけど)、いい感じなのでボカシ入れないでアプしてしまいました。すみませんすみません(汗))


2階ホールにある美しいステンドグラス


一番の目玉である「夜警」のある部屋はこんな感じ。


キリストの磔の痕をつんつんするの図


大人気!フェルメールのコーナーはこんな感じ。でも、とても見れやしない、というほどではありません。


東京での展覧会でも見た作品。「あら、また会ったわね♪」と脳内で挨拶をしましたよ。


珍しいフェルメールの風景画。


王道レンブラント


酔っ払いの像


以前のlogでも紹介しましたが、オランダ代表ユニの広告写真が撮影された階段。


わんこの表情がお気に入り


唯一展示してあるゴッホ。もっとご覧になりたい方はすぐそばのゴッホ美術館へどぞ。(私は行きませんでした…)

映画を先に観ていたら、学芸員さんが愛してやまない金剛力士像が置いてあるアジアコーナーに絶対に行ったものを、時間が足りなくて行けませんでした。
てゆうかもう、作品が多くて!!オランダ黄金期のフロアを中心にがっつりどっぷり観賞していたらもはや、それ以前の時代やモダンアート、アジア、装身具系などのエリアを回る時間がなくなってしまいますた。
それでもモトをとるべく、11時頃から16時頃まで頑張りましたが、いい加減足は棒になるしハラペコになるしで、最後の方はヨレヨレになってしまって、結局写真を撮った作品以外あまり記憶に残ってないという…ダメじゃん。
まぁある程度予想できたこととはいえ、やっぱり1日では足りません○| ̄|_ゼェゼェ
ルーブルとか世界の名だたる大美術館は大体こんな感じなんでしょうが、全部がっつり観賞しようと思ったら1日あたりせいぜい3時間を限度に、1週間ぐらい通う覚悟でいた方がよさそうね。(入場料が…)

というかあんなにスケールでっかいのに、カフェが1つしかないのはどないだ。しかも出口の外にあり、再入場できるかどうか不安だったので、行けなかったのです。(確認しようにも、ワタシのダメダメ英語力では自分の言いたいことと向こうの言ってることが3割ずつぐらいしかコミュニケートできないのでめんどくさかった…)

向こう側に見える上がカフェで下がミュージアムショップ。これは閉館後の写真ですのでスッキリしたものですが、実際はカフェに入店待ちの行列が出来ていました。
ショップには沢山のグッズがありましたが、世界十数ヶ国語版の図録がズラリと並んでるのが圧巻でした。言語によって表紙が違うのが楽しい。もちろん日本語版もありましたよ。(高いから買わなかったけど

というわけで広場にあるカフェでチキンバーガーとハイネッケン。

「このチケットで再入場デキマスカ」とはよう聞かん自分が、「ハンバーガーにフリッツ付いてマスカ」とは聞ける不思議。カフェーのおねいさんはあいそよく「もちろんよ♪」とニッコリしてくれました。

 

暑くてたまらん!というので美術館前の池で水浴びする人々。謎の着ぐるみパンダや、何故か自転車をかついで渡るおにいさん。


わんこも水浴び


そしてそれを見ている屋台の人。オサレなマカロンが売られていました。ニシンの酢漬けやフリッツの屋台は見かけなかったなぁ。。(気付かなかっただけかも知れないけど)