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オランダの鉄道とバスに乗った・その2(2013・夏)

2013-07-30 01:46:20 | 旅行

オランダに私鉄というものがどの程度存在するのか知りませんが、鉄道移動に関してはNS(国鉄)だけで用が済みました。

 

公式サイトのトップページに検索ウィンドウがあるのがありがたいです(英語のページもあります)。
おかげで時刻・所要時間・料金・駅施設などの情報を調べまくりましたよ。
まぁ実際のところ、事前に調べた時間の電車には全然乗れなかったのですが(^∀^;)

さてそんなわけで、外国人向け鉄道乗り放題パスをスルーしたわけですが。では切符調達をどうするのよ、という話。

「地○の歩き方」を見ていたら、ここ数年は、オランダの公共交通機関では紙の切符は殆ど使われず、ICカード「OVチップカールト(OV-chipkaart)」が使用されていると…。

OVチップカールト公式サイトはこちら

自動翻訳を駆使して穴のあくほど見ましたが、いまいちよくわかりませんでした。
が、とりあえずわかったのは、カードは記名式と無記名式の2種類あるらしいことと、仕様が共通で、全ての交通機関で使えるらしい、ということ。
ピンクのマークが入った読み取り機が、駅構内の至るところと、バスやトラムの乗降口に設置されてました。

写真を撮りそこねましたので(←ダメじゃん)動画のキャプチャ画像から
 
こういう感じの機械がニョキニョキ生えてます。

 
ピッとね。日本のカードみたいに財布の中からでも読み取れるかどーか知りませんが、失敗した時の手続きとか激しくめんどくさいらしいので、余計なことはしない方がよろしかろう。

電車に乗る時と降りる時両方でタッチしなければならないのは日本のものと同様。
うっかり忘れてしまった際の手続きが激しくめんどくさいらしいので、運営側としても忘れてもらっちゃ困るとばかりに、読み取り機がとにかく沢山設置されてますし、トラムの車内放送でも何度も「タッチを忘れないでねん」とアナウンスがありました。

NSのサイトでは、券売機を使ってのカード購入、残高照会、チャージ、他の交通機関で購入したカードをNSでも使えるようにするやり方とか、デフォルトで指定した座席の等級の変更の仕方とか、この際関係あるようなないような、いろいろな作業がデモ画面で練習できるようになってます(オランダ語のみ)。
 
コマンドに応じたアイコンが画面に現れるので、それをタッチしていくやり方。

何度もシミュレーションして、よしこれでなんとかやれそうだ。。
とはいえ…
カード代金が7.5ユーロかかるとか、残高が余っても払い戻しは出来ないらしいとか、いや30ユーロ以上から承るらしいが手続きが激しく(略)とか、なんかよくわかんないし、いまいち使い勝手が悪そうだから、どうしたもんかと思っておりました。

そしていざ。
オランダに到着して、スキポール駅でカードを買おうと思ったら、券売機の画面で何故か「カードを買う」というアイコンが表示されません。
のっけから話が違う~~\(T∀T)/
未だに何故だったのかわかりません。券売機に貼り紙がしてあったので、もしかしたらそこに何か書いてあったかもわかりませんが、オランダ語読めないし、電車の時間も迫っていたので、紙の切符を買うことに…。

そうなのです。無理してICカードを使わずとも、普通に紙の切符が買えるのです(^□^)
サイトのデモでは紙切符の買い方はシミュレーションできないのですが、オランダ語画面のままで直感でサクサク操作できました。
どーゆーわけかオランダの券売機では紙幣が使えず、カードかコインしか受け付けない(しかも釣りが出ないらしい)ので、ひとまずここはカードで。手数料が0.50ユーロ取られるのはオモロないがしょうがない…

ところがー!
翌日、アイントホーフェンの駅で、今日こそ!と意気込んだら

 

!?!?!?!?!?!

アヒャ(゜∀゜;)

なっなんと!VISAもマスターも使えません!!!

横の「マエストロ」と、VISAのぱちもんみたいなロゴは、よくわかりませんが想像するに、デビッドカードではないかと。どっちにしても自分は持ってない…

 
(これは別の駅で撮ったものですが、この機械はコイン投入口すらないことに初めて気付いた…汗)

先述したように紙幣投入口はありません。
この時は、ちょうどぴったり持っていたので、硬貨で切符を買いましたが、それ以降は、手数料0.50ユーロ払って窓口にて現金で紙切符を買いました。
もはや券売機もOVチップカールトも関係ないことに(笑)。
窓口はあいそがいいし、地名は一発で通じたし、切符を買うのは思いの外簡単だったので、最初からこうすればよかったわん。サイトでのあのシミュレーションはなんだったのか(苦笑)。
それにしても、現地の人はこれでやっていけてるんでしょうかね。デビッドカード(?)しか使えない券売機ってどないやねーん。

ただ、アムステルダムの券売機ではVISAやMASTERが使えたので、
 

使えなかったのはアイントホーフェンその他が、田舎…じゃないわゲホゴホ、メジャー観光地ではなかったからかも知れないですね。
本屋(=キオスクに毛が生えた程度)でもVISA断られたし。

紙切符の場合、ホームにある刻印機で日付と時間をインプリンティングします。そこはドイツと同じね。
 


そして、駅に改札がないのもドイツと同じですが、一部このような自動改札機を設置した駅もあります。

 
紙切符の投入口がないのでたじろいでしまいましたが(有人改札もなし)、この写真の場合、左から2番目、最初から開いてる改札を何事もなく通り抜けられました。日本みたいにガッチャン☆と閉まることはありません。ふ~やれやれ。