The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

日常

2007年11月29日 | Weblog
別館の更新も約二週間ぶりでどうにかこなし、だらけたい気分でいっぱいです。
でも、ここで原作についてあちこち調べものをはじめるとかかりきりになりそうなので自粛。



「ガーゴイルについて」をまとめて本館にUPする予定がまだだったので、そのくらいはしようかな、と考えています。
これはウィキペディアからの抜粋なので何も考えなくてすみます。(ルルーの奥さん情報もウィキペディアからです。ほとんどここが情報源です)


ガーゴイルと言うのは元々は異教の神をキリスト教が駆逐していく過程で、「駆除」と言うより取り込んでいった土着信仰みたいなものの一つなのかもしれません。

特にカソリックだと土着の信仰などを駆除・排斥するよりも上手く利用して取り込んでいったように思えます。

例えばクリスマスなども元来異教の神の祭日をイエス・キリストの誕生日にしてしまっただけだったりします。聖人の誕生日は異教の祭日である事が多いようです。


その方が軋轢も少なかったのかもしれません。



土着の信仰との融合と言うのは仏教などでも見られる現象かもしれませんね。興味深いです。


■ 原作では「ガーゴイル」と言う言葉は日本語版を読む限り出てきません。
でも、もともとがルーアンと言うエリックの故郷の伝説なので、これは書き逃せないですよね。

ルルーはノルマンディーよりもブルターニュの描写に力を入れているのが印象的です。

「黄色」や「黒衣」はどこが舞台なのかな?まだ未読です。