The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

セブンバトン

2007年07月29日 | Weblog


管理人の日参サイト様 【あっ。】の響 翔ノ助様 より楽しいバトンを頂きました♪



■01.まずは自己紹介を7項目にまとめて
  
  →奈々です。
  →誕生日は、5月7日で最愛のガストン・ルルーと一日違い♪
  →関東在住
  →趣味・・・お絵かき、映画鑑賞、音楽鑑賞、最近小説書き(?)
  →好きな食べ物・・・チョコレート、チーズ
  →漫画・・・24年組の漫画で漫画 好きに。特に萩尾、竹宮、山岸先生
  →筋金腐女子・・・唯一の例外「オペラ座の怪人」ファンクリ、エリクリ

  
  
■02.自分の性格を簡単に7つ挙げて
  
  →大雑把(物凄い誤字脱字、リンク切れ・・・)
  →浮気性ではない。好きなものはずっと好き。
  →凝り性
  →感動しやすい
  →やや天然
  →クリスティーヌに共感する(は?)
  →のんき

  ハリポの眼鏡の占いの先生に似てるって言われる・・・。

■03.好きな曲7つ挙げて(歌手名等も一緒に)
  
  →You were lovers/Jean-Jacques Burne 「巌窟王」
  →The Music Of The Night/ Andrew Lloyd Webber
  →Wishing You Were Somehow Here Again / Andrew Lloyd Webber
  →Overture/Andrew Lloyd Webber
  →Wandering Child /Andrew Lloyd Webber
  →スペイン奇想曲 /チャイコフスキー(今 毎日聴いています♪)
  →仮面舞踏会/ハチャトゥリアン(今 毎日聴いています♪)


■04.好きな芸能人、有名人、スポーツ選手を7人挙げて
  →ジェラルド・バトラー
  →ゲイリー・オールドマン
  →ナスターシャ・キンスキー
  →荒木比呂彦
  →ハーベイ・カイテル
  →パトリック・ウィルソン
  →ジョニー・デップ

  やっぱりゲイリー・オールドマン最高★荒木・・・周辺で「ジョジョ」祭中

■05.このバトンを7人に回して

  どなたでもどうぞ♪
  
  
  

落書き

2007年07月29日 | 「オペラ座の怪人」


なんだか本当に全然描いていなかったので落書き。

クリスティーヌを描かなかったのですが、「トカイ・ワインと手羽先とザリガニ」の場面のつもり。クリスティーヌがもりもり食べているのを自分は食べずに見守っている・・・、と言う状況です。


「ザリガニ」・・魚料理
「手羽先」・・・肉料理

という事は「もしかしたら簡単であっても一応コース料理だったのかな」とか「メイン料理とパンだけだったのか、他にスープやサラダやチーズがあったのかな」などと考えると楽しいです。


新サイト

2007年07月26日 | Weblog
新サイトを立ち上げてしまいました。

しかも小説サイトだったり・・・。

もちろん管理人は小説を読みはしますが書こうと思った事はないので、恐ろしいまでの「素人芸」だったりします。

しかも、押さえ切れない「腐女子」本能が発動しているので内容がとても鬼畜です。

しかも・・・「オペラ座度 1」「オリジナル度 9」と言う微妙な比率なので困ったものです。


「ああああ!!原作に『ニジニ・ノブゴロドのエリック』なんて言う描写さえなければ道を外すことはなかったのに・・・!!!」(たった4~5行だけだけど →P448)


土下座



そういう訳で、「お絵描きをしていないな・・・」と言う時は妄想・捏造「オペラ座(らしき)」活動していると思ってください。



新サイトの入り口は「LES ILLUMINATIONS」トップページの青系バナーからどうぞ・・・。

・・・。

・・・。

オリキャラとかBL、18禁が大丈夫なら。ですが



追記

「エリック」と言う名前はあまりにも凄すぎるので、なにか別の名前にしたいなぁとも思ってます。
「エルリック」とかいいかも、と思ったら「鋼」ファンの娘が「汚れるっ」と怒るし、「エリク」(「マンハッタンの怪人」)とか「エーリク」(「トーマの心臓」ドイツ系の名前なのかな?)もちょっと考えてます。


この文章を書くのに久々に原作をちら読みしたらやっぱり萌えました
ルルー万歳


ハリーポッター

2007年07月24日 | 映画について

シリアス・ブラックとハリーって・・・・?

で・・出来てる?なんだか見送りに犬になってまで・・・とか色々萌え場面にみちていましたぁ。


スネイプ先生も可愛いですよね。色々と(^^)


ベラトリックス・レストレンジって「キャベツスープ」(チャリチョコのお母さん役)と人ですよね?「眺めのいい部屋」の時はすっごく綺麗だったです。(この映画にダリオ・アルジェント監督「オペラ座の怪人」のファントム役のジュリアン・サンズも出演)



リーマス・ルーピン先生ってどうもアニエスカ・ホラント監督の「太陽と月に背いて」の印象が強すぎて強烈なホモオーラを感じます。でも年取ったね・・・。ディカプリオとホモホモしていた時は若かった。


不思議ちゃん、ルーナ・ラブグッドの髪の毛は原作クリスティーヌだった!!!すごく綺麗でした


・・・なんだか大した感想が書けませんね。

明日あたり「炎のゴブレット」買いに行こうと思います。


そば粉のガレット

2007年07月23日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」


ガレットは、フランス北西部・ブルターニュ地方の名物料理で、そば粉の生地を薄焼き(クレープ)にしたもの。同地方はやせた土地が多く、小麦よりもそばのほうが生育しやすかったという。クレープというと、日本ではお菓子というイメージが強いが、フランスでは食事の一品になり、専門の職人「クレーピエ」もいるほどだ。
 

作り方

分量の水、そば粉、小麦粉、塩をボウルに入れ、手で混ぜ合わせる。
全体がなじんだら卵を加え、生地に空気を入れるように手を動かして、さらに混ぜる。粘りが出て滑らかになったら、ボウルにラップを軽くかけ、冷蔵庫で一晩ねかせる。

ねかせた生地をすくうと、とろりと太く糸を引くような状態になっている。

焼く前に、生地を常温に戻しておく。道具は、油がなじみやすく、熱が冷めにくい鉄製のフライパンが理想的。よく熱し、ラードかオリーブ油を布にしみこませて全体にひく。表面に水滴を落としてすぐに蒸発するぐらいが適温の目安。ホットプレートを使う場合は、200度ぐらいに設定する。

油をひいたら弱火にし、スープスプーン2、3杯分の生地を落とし、スプーンで円を描くように丸く広げる。フライパンの表面が透けるぐらいに薄くする。3分ほどして生地が乾いてきたら裏返し、30秒焼く。もう一度裏返してチーズとハムをのせ、チーズがとろりとするまで加熱。フライ返しなどで、周囲を折りたたみ形を四角く整え、仕上げに卵を落とす。加熱しすぎないように注意。




材料(約10枚分)

 水350cc/卵(Mサイズ)1個/そば粉150g/小麦粉25g/塩2g/ラードまたはオリーブ油、バター、ハム、グリュイエールチーズ各適量


もともとこの料理に憧れがあり、フランスで食べたかったのですが叶わなかったので、今日作ってみました。もっと簡単に・・・ですが。



それがすごく美味しかったのです!!!!!
載せる材料はお好みで何でもいいようですよ。

思いがけず手軽で(一晩寝せたりしなかったので)美味しい一品でした。


「ブルターニュ地方」はクリスティーヌの子供時代いた土地です。

ネットで調べると色々な調理法がのってます♪




まだ、「ザリガニ」というのは食したことはありません。この「ザリガニ」、原作ファンなら憧れのものでしょうね(*^^*)

エリックがクリスティーヌに出したものですから・・・。

もしかしたらルルーの好物とか、たまたま執筆中に食事で食べたもの、という可能性もありますが・・・




雑誌コヨーテ

2007年07月23日 | 「オペラ座の怪人」

雑誌「コヨーテ」でオペラ・ガルニエ特集をやったらしいですね。
私はまったく知らなかったのですが知り合いのサイトマスター様に教えていただきました。


すぐネットで注文したのでそろそろ来るのでは?と首を長くしています。


まだ忙しくて・・・夏休みです(- -)・・・完全復帰できないのですが、昨日はいただいたSSをHPのほうでも掲載させていただきました。(ありがとうございました♪背景があれでいいか不安ですが。汗)


描きたい絵も色々あるのですが、やはりなんだかせわしい日々が続きそうで、ゆっくり更新になりそうです。



拍手お礼

2007年07月20日 | Weblog


おやすみ中に拍手をしてくださった方、本当にありがとうございます。

本を読んだり、私用をこなしたりしながら過ごしていますが、「オペラ座の怪人」から遠のいたわけではありません。

う~ん。「オペラ座の怪人」にとっては迷惑な愛かもしれませんね(^^:)







おやすみします

2007年07月15日 | Weblog


私用が立て込んでいてちょっとの間、ブログの方はお休みいたします。

子供が子供ミュージカルに出演するのですが、衣装を作らなくてはなりません。


元宝塚の方が主役・準主役で、脇を一般から募集、オーディションで落ちる人なし、というものです。(そして観客が出演者の家族ばかり)



その間にせめて「ファントム」のリク絵を描けたら・・・と思っています。あと、舞台絵のリク絵も・・・無理かな。すみません、遅れてて




あと、過去絵の整理もしています。明日あたりに終わります。
ホモ絵とギャグを許せる方はどうぞ♪

ではでは。





アンケート結果

2007年07月15日 | 「オペラ座の怪人」
度重なるアンケートにもかかわらずご協力ありがとうございます。
結果もほぼ見えてまいりましたので、取り下げたいと思います。


舞台版 5
その他 2
金髪 半面仮面 醜いのは顔の一部 2
金髪 半面仮面 醜いのは全身 2
金髪 全面仮面 醜いのは顔の一部 2
金髪 全面仮面 醜いのは全身 1
黒髪 半面仮面 醜いのは顔の一部 4
黒髪 半面仮面 醜いのは全身 0
黒髪 全面仮面 醜いのは顔の一部 0
黒髪 全面仮面 醜いのは全身 1
映画版 ジェラルド・バトラー風 16



という感じになりました。



バトラー・ファントム圧勝ですね。


なかなか「金髪エリック」もケイ版のせいでしょうか人気があるのですね。

ほか「舞台」や「全身 醜い」と言う猛者様もいらっしゃるようですね。 

今、娘達に聞きましたら「黒髪、半面、顔の一部だけ美しく、あとは全身醜い」と言う子と、「なんと言ってもジェラルド・バトラー」と言う子が。


管理人の基本設定

「黒髪 半面仮面 醜いのは全身 0 」

人気、まったくなしでした。ウワァァ-----。゜(゜´Д`゜)゜。-----ン

あれ、それだと見えてる側も醜って事に・・・。
そうか!!私の基本は「黒髪、半面、顔の一部だけ普通で、あとは全身醜い」・・・だから「その他」なのでした。






ま、好みは色々です。とりあえずバリエーションが様々で安心しました。

でも、これで「年齢」と言うのが入ったらもっと複雑になっちゃうんでしょうね。

わたしは若いエリック萌えなんですが、「渋いエリック」派が主流なんでしょうね。
映画からのせいか30~40代と言うイメージが・・・。




子猫が

2007年07月15日 | Weblog
産まれました。・・・といっても7月13日ですが(^^)

まだまだだと思ってたのですが、夜中か明け方に大人しく産んでいました。
用意した箱でなく、なぜか私の冬物衣類の箱の上で・・・

まだ、はっきりと見ていないのですが4匹くらいかな?

目も開かないちいさなもにゃもにゃが母猫に絡まって、元気よくうごめいています。

しましまのアメショー柄と黒っぽいのといます。なぜ?


赤ちゃんの世話は母猫がしっかりしているので、わたしは母猫用のえさとお水を与えるだけで、あまり見ないようにしています。


今日は台風だし、「ハリーポッター」でもみんなと行こうかな?

ゲイリー・オールドマンが楽しみです。



ERIK

2007年07月13日 | 「オペラ座の怪人」




ケイ版エリックです。



男が話すのを初めて聞いた瞬間、私は天使を見ているのか悪魔を見ているのかと自問した。そして今、これだけ年月がたっても、この謎は解けていない。ついに分かったと思うたびに、男はまた私を困惑させるのだ。(「ファントム」上 285ページ)





「ペルシャ人(ダロガ)は、ときによってエリックの人を神のように褒め讃えたり、卑劣なごろつき扱いした」(ルルー「オペラ座の怪人」P443)




「悪魔」と「卑劣なごろつき」だと随分開きがありますが・・・・。

ウワァァ-----。゜(゜´Д`゜)゜。-----ン



お薦め本

2007年07月13日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」


そうだそうだ、いつか書かなければと思っていた原作好きの方にお薦め本。
原作「オペラ座の怪人」好きのドイツ文学者の書いた本です。


原 研二 著  「オペラ座 『黄金時代』の幻影劇場」 講談社選書メチエ




「教師と女生徒」のあたりは、正直分らないのですが・・・分りたくない・・・面白い本です。


オペラ・ガルニエと言う建築物を分析しつつ、ルルーの「オペラ座の怪人」をも分析。



落書き

2007年07月13日 | 「オペラ座の怪人」


いつか・・・いつか「ペロス・ギレックの墓場で『ラザロの復活』を演奏する奇・・・怪人さんを描かなくっちゃ!!!



管理人は机の上になぜかいつも「角川」が置いてあるので(掃除しないからかっ?)、ついつい「角川」ばかりの引用ですが、創元の方が「奇人度」が高いと教えていただきました♪



管理人の考えでは長島良三氏はかなりエリックひいきと見ています。





名台詞3

2007年07月13日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」
「・・・君は確かに大恩人だが、今にエリックは君の恩を忘れてしまうかもしれない。それに、きみも知っての通り、エリックがなにか思い立ったら、誰にもとめられない、エリック自身にだってとめられないんだからね」p352


こういうふうにエリックが自分をあたかも他人のように話す台詞には戦慄します。



「生」と「死」、「光」と「闇」・・・この人の裡ではすべてが分裂し、引き裂かれているけれど、彼自身も引き裂かれ壊れているのだと感じられるからです。







そしてクリスティーヌの台詞で

「初めて私が<彼>を見た時・・・わたし、<彼>が死んじゃうんじゃないかと思ったわ」

「だって、わたし、<彼>を見てしまったんですもの!!!」P197





「エリックの素顔を見る」=「死」(エリックの心の死)



クリスティーヌが「顔を見ること=死」と言うのをすぐに感じ取ったのはすごいな・・・と思います。





P437


「わたしは彼女にキスした!この私が!この私が!・・・それでも彼女は死ななかった!・・・私がキスしたあとも、彼女はごく当たり前のように、じっとしていた」

「私は、涙を言ってきたりとも無駄にしたくなかったので、仮面をかなぐり捨てた!・・・・それでも彼女は逃げ出さなかった!彼女は生きていた!・・・私の上に涙を注いで・・・」P437




クリスティーヌが「死ななかった」と言うのは、具体的にエリックに殺されなかったという意味にも取れるかもしれませんし、生と死があいまいな精神の中で自分の心の死=相手の死、と言うふうに表現しているのかもしれません。


なんとなく、この言葉の中に「分裂した彼の精神」「狂気」の世界を感じます。






そして、キスしても、仮面をとっても「心を引き裂くようなような死」が訪れない奇跡のような神聖な静けさは、クリスティーヌが怪人の中の純粋なエリックを見捨てなかったから起きたのかも・・・と思います。


クリスティーヌにとっては、もう醜い化け物のような顔への恐怖を乗り越えていたのかもしれませんね。
仮面の向こうの、醜い顔の下に苦悩する可哀相で不幸なエリックを知っていたし、見捨てられなかったから・・・。見捨てられない、と覚悟を決めたから。


仮面と化け物のような顔の向こうに、本当の人生に汚される前のエリックを見たのはこの世で彼女ただ一人です。



壊れたエリックの心を統合するのは、クリスティーヌの涙。

彼女の心の中の、エリックの痛みに感応する心、愛、つまり神聖な精神・・神ともいえるかもです。



なんとなく、きれいにまとまりませんが「愛」による精神の「統合」という印象があります。





なお、彼女の善行は、もしかしたらラウルとダロガ以外の誰にも知られる事がないかもしれません。原作ではオペラ座の人はクリスに対してあっさりしてますからね。








あなた方はどう思うか。ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。(12節)

もしそれを見つけたなら、よく聞きなさい。迷わないでいる九十九匹のためよりも、むしろその一匹のために喜ぶであろう。そのように、これらのもっとも小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなた方の父のみこころではない。(13-14節)


なんとなく、クリスティーヌの行動は図らずも、エリックを追いかける羊飼いのように感じられます。



名台詞2

2007年07月13日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」
P421

蠍と飛蝗の選択によっては、パリを爆破する、と言っているあたり。

なかなかクリスティーヌが「蠍」、つまり「エリックとの結婚を承諾する」方を回さないことに、エリックが切れて

「お前は蠍がいやなんだろう?それなら、私が飛蝗(パリ爆破)をまわそう!」

「エリック!」

「もういい!・・・」

わたし(ダロガ)はクリスティーヌと声を合わせて、「エリック」と叫んだ。





究極の悪事をしようとするエリックに「声を合わせて」クリスティーヌとダロガが叫ぶ、この台詞もいいです。



この声の中に、単純に惨事を阻止しようとする気持ちと、「罪を重ねて欲しくない」という感情を感じるからです。これは「そうあってほしい」と言う希望かもしれませんが・・・。

クリスティーヌは自分が感じたエリックの心が、悪事を犯すこと、罪に塗れていくこと、闇に落ちていく事を見ていられなかった、と。





理由としては、二人とも、奇怪な人間としてのエリックでなく、仮面の中の本当のエリックを見た人間だからです。


ダロガはロシア、ペルシャと長い時間をエリックと過ごしています。

ペルシャではシャーの手先として暗殺者になっていますが、ロシアでは普通に芸人として、奇術師として、アジアをロシアを行き交うキャラバンで噂になるほど見事だったと書かれています。

栄光の中にいたならば精神状態としては安定していたのでは、と思います。


そういう暗殺者になる前の比較的よい時代に出会っているので、芸術的なつながりはなくてもやはりエリックが好きだったのだろうと思います。


P443

「ペルシャ人(ダロガ)は、ときによってエリックの人を神のように褒め讃えたり、卑劣なごろつき扱いした」

拷問を受けた精神的な後遺症を30年も持ちながら、誰にも知られず闇に葬られるところだったエリックの晩年を残したいと考えるあたりかなり魅惑されてますしね。


※ 正確にはシャニュイ事件の真相を伝えることで、仲のよかったシャニュイ家の二人の名誉を守りたかったのです。