昨夜読んだ本「秘史 デカブリストの乱」
なかなか難しい本でした。でも別館活動に必要なので頑張って斜め読みしました。
頑張ってもザザーっとしか読めません><
この本は元々ロシアの皇族が1825年のデカブリストの乱についてきちんと記録に残した方がいいだろうというコンセプトで、皇帝ニコライ一世監視のもと、1848年に編纂されたものです。
ですからニコライ一世がとっても素敵に書かれています。
「今日のうち私は死ぬかもしれない。しかし例え短い時間であっても全ロシアの皇帝として立派に行動したい」という様な意味の言葉が載っています。(実際はもっと格調高いです)
貴族達に殺されたり、その地位を追われた皇帝もいたようですから死を覚悟したのでしょうね。
飢えて怒り狂った農奴に殺されるのではなくて、貴族に殺されるというのは興味深いです。
でもこの古本は乱丁本というのでしょうか、20ページくらい抜けています。破られているわけではないのです。今時めずらしいです。