The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

生まれた・・・・

2008年02月28日 | Weblog
我が家のほこりが最近どうも太ったかなあ、と思っているうちに見る見るししゃも状態に・・・。

小さかったし、冬だし・・・と油断しているうちに妊娠していました。


でもデイジーママの時と違って出産場所の吟味もしないし「どうなるんだろう?」と心配していました。デイジーママはそれはそれは必死に安全で納得できる場所を探して家中あちこちしていました。

結局ほこちゃんは突然パソコンのキーボードの上に乗ったりしたと思ったら、うろうろ部屋中を歩き始め、昨日取り替えたばかりのまばゆい電気の光の真下で産気づきました。

おかげさまで陣痛から出産までよく観察できました。<背中をさすって励ましてあげましたよ。ちゃんとタオルケットの上で生みました。


一時間くらいかけて二匹生んだのです。そしてちょうど今日買ってきたプリンターの箱があったので、その中にビニールとバスタオルを敷いてベビーベッドに。


昨夜はずっと私の机の下でころころしていたので、箱は机の下に置いてみました。


他の猫達もちょっと緊張気味で「何が起こったの?」な顔でした。でも出産経験のあるデイジーママはちゃんと赤ちゃんを見に来てきて、よいおばあちゃん振りを発揮。ほこちゃんは本当の娘みたいなものだし、もともと母性のかたまりみたいな猫ですから。

でもこうしてブログを書いている最中にもう一匹生まれたので全部で三匹に。


全員父親そっくりのアメショーでした。



今思えば娘と私の二台のパソのキーボードに乗ったのも「なんだかお腹が変だよーー」と言っていたのかもしれません。



※ 父親テムジンはちょっとお産を見にきただけであとは無関心です。
でも進歩したのです。

デイジーの時は子猫に怯えて、遠くからビクビク見るのがやっとで、テチテチ歩くようになってから、子猫が近づいてくると飛びのいてましたから。




ケン・ヒル版  お知らせ

2008年02月26日 | 「オペラ座の怪人」
ケン・ヒル版のパンフ入手しました。


好みの画像ですね。

特に気に入ったのは墓場の前のクリス。金髪なのですよ。目の色も薄くていいです。
原作の「北欧出身」という設定を考えるとこんな感じのクリスなんだろうな、と思います。

ペルシャ人とエリックの関係など「えーーっ」なのですが、それでもゴシック・ホラーの雰囲気や原作のユーモラスな部分を汲み上げている部分は嬉しいですね
(^^)



別館更新致しました。一応報告です。

バレエ

2008年02月25日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

19世紀の半ばから本場の西ヨーロッパではバレエが衰退し、パリ・オペラ座の踊り子といえばブルジョアの愛人たちのたまり場の様相を呈していた。

これに対しロシアでは、種々の意味でバレエ芸術の水準が高く、例えばバレリーナのクシンスカヤは、愛人といっても相手は後のニコライ2世となる当時の皇太子であったし、そのほか貴族や上流階級がパトロンになっていた。新進バレリーナにも、本人が貴族出身で兄は有名な評論家という、カルサービナのような女性がいた。

エリックが文句タラタラなのもこうした理由なのでしょうか。
ヴェロン支配人時代から楽屋・共同控え室などが「パトロンのたまり場」になり、オペラ座事件があったと思われるあたりもこうした傾向は残っていたのでしょう。


このバレリーナや母親達の様子はよく聞くことですが、怪人が歌手でなくソレリやジャンムといったバレエ・ダンサーの行動や技術に対しての批難が多いのも面白いです。



驚嘆

2008年02月23日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

 

「1909―1929  オペラ座のバレエ・リュッス(ロシア・バレエ団)」 と言うタイトルの英語の本が届きました。
どなたかがパリ・オペラ座で買ったものがオークションに出ていたのを私が買ったのです。

驚いた事に「オペラ座図書室」の写真も載っているのですが、これが現在「オペラ座図書室」として解放されているものとはまったく別物なのです。

驚きました。

ずっと広々として閲覧用の大きな机も置いてあります。写真の隣には「20世紀初頭のオペラ座図書館」と英語で書かれています。

ミッシェル・サラザン「オペラ座」を読むと今と昔のオペラ座は細かい部分で違うような印象を受けます。

舞台装置用のエレベーターが大きくなったとか、舞台小道具用の鍛冶場がなくなったとか・・・・多少は時代とともに改装しているのかもしれません。

本のタイトルからするとルルー時代の「図書館」というふうに考えてもいいかもしれません。

「一支配人の回想」をゆっくり読むのに相応しいつくりの図書室です。感動です。

 

追記

イングランド版って「2」もあったのですね。
しかもあのファントムの「ロシア編」らしい・・・。クリスがロシアに旅行するのか?
内容は嫌いな映画なのに微妙にツボな原作チックな場面が入っている映画です。
(1の事です)

2のパッケージには

 

戦慄の調べとともにあのファントムがロシアに舞い降りた

 

と書かれています。
そうか・・・・あの後、アメリカからロシアに飛んでたんだなあぁ・・・

 


お知らせ

2008年02月22日 | オペラ座二次
別館更新いたしました。
えーー、モスクワまでの旅路の一こまと言う感じです。

段々苦労とともに悪い子になってるような気もするエリックです。

それを目指しているとはいえ「こんな子で大丈夫かな?」「読者様に嫌われないかな(まあ、好かれているとも思えないんだが・・・このエリックじゃ・涙)」と心配です。だからといって貴族の屋敷にいつまでもいさせられないし・・・。
なかなか自分的に惑いは深くなっております。


一応脳内では・・・

① 物凄く、見境もなく甘々(今の「楽屋裏」みたいな感じ。願望)
② 自分なりに普通(今の本編)
③ もっと鬼畜(SM風味全開。全てを失いそう・・・)


ヴァージョンがあるのですが、とりあえず①②でやって行こうと思ってます。


それでもいいよ、という方だけどうぞ



風邪をひきました

2008年02月21日 | Weblog

風邪をひきました。と言っても微熱程度であっさり治りました。まだお腹が変な感じはするのですが、普通に家事をしています。
そしてオペラ座活動もちょっとしています。


最近「パリ・オペラ座の衣装展」のパンフを手に入れました。まだ届いてはいないのですが、楽しみです。

あとはルルー時代のパリ・オペラ座でのロシア・バレエ団の写真集も入手。

ニジンスキーとかもあの舞台で踊ったのですよね。うっとりです。


写真はなぜか1925年版・・・ロン・チェイニーの「オペラ座の怪人」

このクリスは美人ですね。というか可愛らしいです。




お知らせ・かなえ様へ

2008年02月17日 | 「オペラ座の怪人」
やっと描けました。
と言っても、よく見ると荒が・・・・(- -;)

でもこのイラストに対する気力が尽きたので一応HPにUPします。
そちらはこれに少し手を加えたバージョンです。

リクエストしてくださったかなえ様に捧げます。こんな稚拙な私にリクエストしてくださりありがとうございます。
もう一つの方も頑張りたいです。少々お待ちください。




※ ヴィジュアルが分らないお二人なので、せめて背景はちゃんとサン・マルタン・ド・ボッシュビルの聖ジョルジュ教会にしました。

エリックが忍び込んでオルガンを弾いた教会です。


※ 別館の更新が終わったら手直しするかもしれません。




※ ほとんど更新していないのに拍手をしていただき、ありがとうございます。
励みになっております。


オークション

2008年02月15日 | Weblog
生まれて初めてオークションに参加。

パリ・オペラ座のバレエのDVDを落札。あとオペラ座関係の本を何冊か・・・。

随分中古の本を買っていますがこういうシステムは良いですね(^^)
最近は漫画を何冊かとシプリアン・カツァリスとグレン・グールドのリスト編曲ピアノで弾くベートーヴェン交響曲、ピアノ・ソナタを購入。カツァリスのは揃えるつもりです。(でも「田園」は第一楽章のみ)
グールドの方はボックス買いでバッハ系を持っているのでそのうちゆっくり聴きたいです。


エリックも録音技術の発達した時代に生きていれば大衆の面前に出ることなく自分の音楽を表現できただろうな、と思いながら聴いてしまいました。



パリの友人からメール。
「遂に「オペラ座の怪人」を読み始めました」と・・・。

いいなー、フランス語で、しかもパリで読めるなんて。


猫の下

2008年02月13日 | Weblog

 

猫好きには感動の写真が見られます。

こ・・・こんな風になっていたとは!!

 

http://www.ideaxidea.com/archives/2008/02/post_354.html

 

上の写真はウチの猫。

今、文字でなくお絵描き中(マダレーヌ、マリー・ペローさん絵)。明日、久々にペン先を買って来るつもりです。やはり直描きと言うのは無理なので。

あとは本館HPの原作コーナーも時々いじってますが・・・・非常に亀です。

 

 


ファントマ

2008年02月12日 | 「オペラ座の怪人」
パリ大学で医学を専攻したマルセル・アランと元弁護士のピエール・スーヴェストルの二人により生み出された小説。
「犯罪王」「恐怖の支配者」「捕まえられぬ者」などの異名を持ち、世間の人々から恐れられている悪名高きシリーズの表紙。


上はどうもても「オペラ座の怪人」


どうみてもパクリ。

持ってるものが薔薇になっているのもポイント。


個人には下の絵のほうが好き。






やっと来た!!

2008年02月09日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」
やっと原作が来ました。

もっと高いのにすればよかった・・・という後悔もあるのですが、まずは嬉しいです。

うーん、大きいです。今まで原作は文庫本と言うイメージでした。フランス語版はペーパーバックでしたし。

ちゃんとAndre Castaigneさんのイラストもついています。これはネット上で見られる例の五枚のイラストです。

それにアメリカから取り寄せたのでアメリカの本かと思ったら、イギリスの物?MICHEL OMARA BOOKS と言う出版社のようです。



以前、このブログで書いた「スクリブナー」誌の記事はやはり英語版の原作の後書きのものでした。
しっかりついていました。


いつ頃からあの後書きが原作の最後についていたのかは謎ですが、この本が1911年に英語訳されたものと同じ内容なら、ルルーは生きてこの後書きも見たという事になるのかな?


アメリカの雑誌1879年「スクリブナー」の記事自体はコーネル大学に資料があって日本からもアクセス出来るのですが、ちょっと同じ内容のものは私の努力では見つからなかったのです。


それとも「スクリブナー」という同じ名前の雑誌がイギリスにあったのか・・・・。



でも興味深いのはアメリカのスクリブナー誌にはオペラ座についての記事もありませんが、万博とエジソンについての記事が結構あって、シャニュイ事件は「メンロ・パークでの白熱灯実験直前の設定」なのでは?という裏づけにもなるような感じです。

「メンロ・パークでの白熱灯実験」というのは照明の転換、時代の変化の象徴的な意味もあったかもしれません。
それにエリックの使っているのはアーク灯なので白熱灯が存在するとインパクトが薄れるので、やはりそれ以前かと個人的には思っています。




お知らせ

2008年02月08日 | オペラ座二次

「お知らせ」と打つと別館情報なので心苦しいです。
でもご報告です。第53話更新しました。
今回も不幸なエリックです。

でも書いていて脳内が苦しくなったのでヴァレンタイン企画と銘打ちラブい「楽屋裏」も更新。

大抵の人の中に「映画版バトラーファントム×エミークリス」とか、お気に入りの組み合わせがあって脳内でイチャイチャさせているものなのでしょうね。

私の場合、「清純エリクリ」「オリキャラ×エリック」だから誰ともラブ妄想が重なっていないので、需要があるとも思われないのですが「もしかしたら・・・」と書いてみています。


そうそう「商品発送」のメールが来ました。実はうっかりしていて今日入金してきました。

楽しみです。
でもその時お小遣いがあまりなかったので、中古品の中でも一番高いのを買ったわけではないので不安も・・・。


画像は今回買った原作本とは違うのですが金髪エリックで顔も髑髏でいいですね(^^)



うっかり・・・

2008年02月06日 | Weblog




別館の更新予定日がそろそろなのですが、あまり筆は進まず・・・・。

パソに向かっていると、ついつい自分のサイトがお世話になっている検索サーチ様に遊びに行ってしまいます。

(別館はOGサー●様にもお世話になっていますが(我ながら図々しいとは思っています)、どちらかと言うと女性向けサーチ様が主です)


そしてうっかりサイトめぐりしてしまうのです。


18禁女性向けイラストと言うのには萌えますね。特に少年系には。これはもう小学生の頃からの強固な萌え傾向なのです。

時々「絶対男が管理人さんだ!!」と言う18/21禁BLサイト様があります。
男女と言うものを取っ払ったら萌え傾向は同じと言うこともあります。

どうしようもない変●傾向には仲間意識を感じます。


「BASARA」の明智光秀は青年ですが良いです。