The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

ルパン、ルルー

2012年04月30日 | Weblog

アルセーヌ・ルパン・シリーズ「金髪の美女」(邦題は色々)の一部分。「Leroux」というのは「ルルー」と読み、「オペラ座の怪人」の原作者を意識しているとしか思えません。

モーリス・ルブランとガストン・ルルーは同時代に活躍し、多少交流もあった模様。もともと出版社(ピエール・ラフィッテの会社)が同じだったような?

 

友達同士でお互いの作品に出てくるというのは、たまにありますよね。美内すずえ「ガラスの仮面」に萩尾望都「11人いる!」のキャラが背景にいるとか(萩尾先生が美内すずえのアシスタントに行ったと思われ)。

ガストン・ルルーの「黄色シリーズ」の主人公ルールタビーユは、モーリス・ルブランの「奇巌城」に出てくる少年探偵イジドール・ボートルレに影響を与えたと言われています。

とりあえず「金髪美女」の翻訳本や漫画をポチってみました。

 

 


コニーアイランド萌え

2012年04月29日 | Weblog

「マンハッタンの怪人」は通読して、そのへんに放置され、「ラヴ・ネヴァー・ダイズ」は今のところ買う予定はないのですが、たまたま見つけたコニーアイランド(「マンハッタンの怪人」に出てくるテーマパーク)に萌え。

第一印象は「パリ万博みたい」でした。

実はパリ万博の事は興味を持っていて、ずっと画像を集めたりパリで本を買ったりしているくらいなのです。

この時代のテーマパークの持つ一種の哀愁というか、独特の雰囲気がいいですね(*´∀`*)

こういうテーマパークを二次創作とかに使う、という手もありますが、電気の発明は「オペラ座の怪人」以後ですので無理。
電気の発明は、一つの時代の終焉と新時代の到来というか、まあ、区切れ目だと思います。ガス灯の時代の怪人の物語が電気をつけた途端に始まるミュージカルの演出は、秀逸だと思います。いつもゾクゾクします。

映画を作成中だそうですが、絶対見てブルーレイも買うつもりです!(コニーアイランドの為に)

 


日常

2012年04月29日 | Weblog

模擬テストが終わった子供と近くのイオンに。(←田舎なのでここしか遊ぶところがないw)

中の本屋で「パリとフリーメーソン、テンプル騎士団」的な新刊が出てて買おうかどうか迷ったのですが、マドレーヌ寺院とかは出ていなかったのでやめておきました。そのうち中古になったら買うかもしれません。

帰りにビデオ屋さんに寄って「ダ・ヴィンチ・コード」を借りてこようと思ったのですが、やめておきました。

昨日、荒俣宏「レックス・ムンディ」読了。レンヌ・ル・シャトー物なのですが、ダヴィコーが普通に見えるほど、カッ飛んだ作品でした。多分「アダムの肋骨からイヴが造られた」エピソードを読み解くために、気色悪い展開になったのかと(^^;)

おかげでオカルト物はお腹いっぱいに。

 

そのうち「ダ・ヴィンチ・コード」もゆっくり見てみたいです。
実は以前、パリに行った時、ダ・ヴィンチ・コードの舞台にもなったサン・シュピルス寺院にも行ってきました。しかもガイド付き自転車ツアーだったので、ローズラインやら何やら色々説明をしていただいたのですが、すっかり忘れてしまいました(^^;)

気が向いたらまた行ってみようかと思います。

 

そういえば、ダヴィコー関連といえば「最後の晩餐」も見に行った記憶が。タクシーでその教会に行き、帰りもタクシーで!と気軽な気持ちだったのですがつかまらず、ミラノの街の中を不安いっぱいでテクテクした思い出があります。

 


南フランス、スペインの旅

2012年04月28日 | Weblog

旅行会社から旅行のしおりが送られてきました。今回は「南フランス、スペインの旅」です。

南フランスのトゥールーズにはパリ乗り換えで行くようです(^^;)

成田⇒パリ⇒トゥールーズ

えええ、パリ直行というのを経験されている方はピンと来るかもしれませんが、パリまで直行というのは乗ってるだけで13時間近くてキツイものがあります。しかも、それから(パリからトゥールーズまで待ち時間があったのしても)、ホテルで休むことなくまた飛行機に乗って行く、というのは「どんだけ飛行機に乗ってるのか?!」という感じです。

しかも31人という大所帯(ーー;)(→集合、説明に時間がかかる)

「南フランスのルルドからスペイン、サンティアゴ・コンポステーラ」というのもなかなかの人気なのですね。

 

さすがにちょっと勉強しようかな~、と思ったら最近記事にしている「レンヌ・ル・シャトー」も南フランスで、近いと言えば近いっぽいですね。ネットでググると「サンティアゴ・コンポステーラ巡礼」のフランス・コースにはこの「レンヌ・ル・シャトー」や有名な「ヴェズレーの聖マドレーヌ大聖堂」とかも入ってるようです。

もともと「大聖堂」という小説で出てきた、「ピレネー山脈を越え、サンティアゴ・コンポステーラ(大聖堂)に詣でる」というのが、発端だったりします。(「へえ、こんなフランスからスペインに歩いていけるのか、そんな街道があるのか!すっごい(;゜Д゜)!」→好奇心発動)

たまたま今回はキリスト教の巡礼の「道」なんですが、本当は「アレキサンダー大王の道」とか「玄奘三蔵の道」というのも興味があります。後者二つはアフガニスタン通過なので、今の政治状況では無理なので、後回しです。

 

とりあえず「中世の巡礼者たち―人と道と聖堂と」(レーモン・ウルセル)とかいうのを中古で買ってみましたが、文字がいっぱいで・・・。頑張ってみますです。(聖マドレーヌの遺骨を巡るエピソードが載ってました)

そういえば「南蛮のみちⅠ」(司馬遼太郎)は、フランシスコ・ザビエルとその兄弟子であるイグナチオ・ロヨラ(イエズス会創設者)の生まれ故郷であるスペインの「バスク地方」を巡る旅の本なのですが、「フランスからスペイン」は同じなので、もう一度探して読んでみようかな、と思います。司馬遼太郎さんのエッセイは読みやすくて、おもしろいです。
 
 
 

萩尾望都、紫綬褒章受賞

2012年04月28日 | Weblog

朝、起きたらテレビでやってました!凄いです!!

それだけの価値ある上質な作品を描いてこられたということでしょう。テレビでは「ポーの一族」「トーマの心臓」「半神」の絵が画面に出てました。

尊敬する作家さんなので嬉しです(*´∀`*)/

 

 


友達

2012年04月27日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

http://rauru561868opera.web.fc2.com/001gennsaku-mokuji/gensaku-frame-zentai.html

フィリップ・ド・シャニュイ(ラウル・ド・シャニュイの兄)とルルーがノルマンディ地方のウーという学校で過ごした事がある、と以前サイトに載せた事があります。

「Eleve-pensionnaire au college d'Eu (Seine-Maritime), il a pour camarade de jeux Philippe d'Orleans, fils du pretendant au trone de France.」
(ルルーはウー大学・中等部の寄宿生だった時に、フランス王請求者の息子のフィリップ・オルレアンと友達だった)

と書かれている時々もあり、「もしかしたら…」と言う事もあるかもしれません。

 

とも書いたのですが、先日のジュール・ヴェルヌ本によれば、二人は友達だったと明記されています。しかもフィリップ・ド・シャニュイのモデルかもと(個人的に)考えているこのフィリップ・ド・オルレアンの屋敷の修理をルルーの父親が請負ったと書かれています。

しかもこの修理に、19世紀フランスの建築家で、中世教会堂の修復で知られるウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク(1814~1879年)が建築家として携わっています。

この建築家は古建築の修復に関わりラ・マドレーヌ寺院の修復を手始めに、パリのサント・シャペル、ノートルダム、アミアン、ルーアンの大聖堂など多くのロマネスクやゴシックの教会堂、城館の修復、復興に携わった人物です。

1840年のヴェズレーのサント=マドレーヌ大聖堂 (Basilique Sainte-Madelaine) の復元にも関わっています。この教会は聖マドレーヌ信仰で有名な教会だったりします。マグダラのマリアの遺骨(←寺伝)もあったりします。

 

 

 ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク(1814~1879年)

 


新しい仲間

2012年04月27日 | Weblog

子供の友達が猫を拾い、飼いきれないので一匹引き取りました。

ちっこくて凄く可愛いです。前の家で可愛がられていたようで人懐っこいです。

心配なのは『トイレ』です。もう少し大きくなったらトイレを外でしてくれるといいんですが。

ころちゃんと言う猫がいるのですが、子猫にビビっています。いじけています。すべての愛情をほしいままにしてきたのですが、ライバル登場で途端にイジイジしてます。でも喧嘩しないのは助かりますね。

最近、キッチンをリフォームしたのですが、その際『ネコちゃん自動ドア』を設置。「ドアの開け閉め奴隷」だったのですが、ちょっと軽減されました。(大体自分で開けてるんですが、閉められないので結局、いちいち締めなくてはなりません)

 

今のところ、犬が3匹、猫2匹です。4月なので注射代とフィラリアの薬代が大変です。

 


13日の金曜日

2012年04月26日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

昨日のレンヌ・ル・シャトー関連「ジュール・ヴェルヌの暗号」はとりあえず斜め読みしました。

あの時代、ジュール・ヴェルヌ、モーリス・ルブラン(アルセーヌ・ルパンの作者)、ガストン・ルルーの他、ジャン・コクトーやジョルジュ・サンドなども秘密結社に入ってたか関心が高かったっぽいですね。

ガストン・ルルーの作品の中でもっとも秘密結社が色濃い作品は日本語訳がないのが残念です。それは「神秘の王」というのですが、その作品中に「RC」というイニシャルを扉に書き付けるという場面が出てくるのですが、そのイニシャルは秘密結社「薔薇十字」RoseCrossを暗示してるのだとか。

そういえば、「R・C」を書き付けると言えば、原作の最後にラウルが壁に書いてたな~、などと思い出しました。「Raoul de Chagny」なのでイニシャルは「R・C」。

 

ラウルのご先祖様として紹介されている「ルイ10世」のお父さんは「フィリップ4世」で、テンプル騎士団を凄まじく迫害した人物。wikiによれば・・・

1307年10月13日、フィリップ4世はフランス全土においてテンプル騎士団の会員を何の前触れもなく一斉に逮捕。異端的行為など100以上の不当な罪名をかぶせたうえ、罪を「自白」するまで拷問を行った。
異端審問において立ち会った審問官はすべてフランス王の息のかかった高位聖職者たちで、特権を持ったテンプル騎士団に敵意を持つ人ばかりであった。騎士団は異端の汚名を着せられ、資産は聖ヨハネ騎士団へ移すこと、以後の活動を全面的に禁止することが決定された。

ちなみにこの1307/10/13は金曜日で、「13日の金曜日」の元となった事件だそうです。

とあって、秘密結社というより迫害者。う~む。/(-_-)\

 

ご先祖様のフィリップ・オルレアン公爵もフリーメーソンだそうです。

 

何というか、どうでもいいことなんですが、やはりミステリー作家ですから、何か謎があるんじゃないかとか思ってしまいます。クリスティーヌもエリックもキリスト教関係の名前ですしね。

 

 


レンヌ・ル・シャトー

2012年04月25日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

ミシャル・ラミ「ジュール・ヴェルヌの暗号」という本を読んでいます。

ヨーロッパ最大のミステリのひとつにレンヌ = ル = シャトー事件があるのですが、この謎めいた事件を背景に、ヴェルヌはフリーメーソンを始めとして、様々な秘密結社と関連していたことを彼の作品は暗号として語っていたらしいです。科学啓蒙家にして生粋の合理主義者と思われていたヴェルヌは、実は、オカルティストであった。また、ヴェルヌばかりか、デュマ、ルルーー、ルブランなどもレンヌ = ル = シャトー事件と秘密結社という視点から再解釈した一冊です。

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この本からの一節です。 

 

誰でも知っているようにガストン・ルルーは数多くの推理小説や幻想小説を書いた作家で、代表作に「オペラ座の怪人」、「黒衣夫人の香り」「黄色い部屋の謎」がある。私は個人的にルルーの文体があまり好きではないが、もう何年も前からなぜか記憶にこびりついて、ときどき思い出す一文がある。

 

「司祭館は魅力をうしなっていないし、庭園も輝きを失っていない」(「黄色い部屋の謎」)で、事件の鍵を握る文句)。どうということもない文章ではあるが、何か重要な秘密をほのめかしているような気がするのである。

 

この司祭館が呼び起こすのはいったいどんな思い出なのだろうか。(ミシャル・ラミ「ジュール・ヴェルヌの暗号」より)

 

 

 

たまたま偶然興味を持って買った本の一節。私もこのフレーズには関心があった上に、フリーメーソンや聖杯伝説といったオカルト的な要素が「オペラ座の怪人」の中には暗示されているかも~、と考えていたので、似たような人がいて嬉しいです。

しかもこの本の中にガストン・ルルーとジュール・ヴェルヌが若い頃にあったことがあるのではないかと示唆。しかもパリ伯(もしかしたらフィリップ・ド・シャニュイのモデル)が間に入って、というのもワクワクさせられます。

そしてこの本によれば、レンヌ・ル・シャトーとガストン・ルルーにはいろいろ関わり合いがあるようですね。レンヌ・シャトーに興味があるならガストン・ルルー全作品を読破すべし、と書かれています。

そうは言っても全作品が日本語翻訳されていないので無理ですが。

 

レンヌ・ル・シャトー(レンヌ・シャトー)というのは、↓ あたりからググっていただけるとわかりやすいかと。まあ、「ダ・ヴィンチ・コード」っぽいものというか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%8C%EF%BC%9D%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%AC%8E

 

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司祭館の美しさはいささかも薄れず、その庭のみずみずしさもまた同じ

 

もともとこのフレーズに関心を持ったのは、このフレーズがベジャールの「バレエ・フォー・ライフ」の原題であり、しかもこのバレエにはフリーメーソンの匂いがする、という誰か知らない方のブログの記事からなのです。
仮にフリーメーソン的な要素をベジャールが詰め込んで、レンヌ・シャトー関連のフレーズを冠したというのなら興味深いです。(でも、このフレーズ使用については特に意味はない、とベジャール自身が言ってます)

フリーメーソンとレンヌ・シャトーが何か関係があるのか、どちらに関してもよく分かっていないので答えられません。

①テンプル騎士団が壊滅された時、財宝をレンヌ・シャトー近くの「ベズ」にあった財宝だけは押収を免れたらしい。

②テンプル騎士団はエルサレムのイエスの墓である聖墳墓教会を守るため、12世紀に結成され、その究極の目的はエルサレムにキリスト教王国を造ることだった。エルサレムがアラブに攻められるとフランスに退き、レンヌ周辺に王国を造ろうとする。また、騎士団最高の総長と言われるブランシュフォールの城も、レンヌ付近にある。

そして、フリーメーソンはもともとテンプル騎士団の生き残りだったという説もあるようです。なんとなく繋がった感じがしなくもないです。

こんな本があるくらいなので関連性があるという人もこの世にはいるっぽいですね。買ってみました。

 

私は「ダ・ヴィンチ・コード」ファンでもキリスト教徒でもないのですが、どうしてこんなオカルトちっくな事にこだわるのかと言えば、ルルー「オペラ座の怪人」の怪人(エリック)が「石工」であるということ(フリーメーソンは石工集団が起源というのがメジャー)、怪人がクリスと結婚するなら「マドレーヌ寺院」だと名指しで指定、しているからです。

マドレーヌは「マグダラのマリア」の事で、この寺院には大きなマグダラのマリア像がイエス・キリストや聖母を脇役あつかいで大きくドーーーンと祭られています。
正面の壁画にキリストが描かれてはいるのですが、神様と信者席のあいだの主祭壇とも言うべき場所にマグダラの巨大な像が飾られているので、ミサの際にもやっぱりマグダラのマリアが祈りの対象っぽい感じ見えなくもないです。
イエス・キリストは大好きでも、マグダラのマリアは嫌いという信者さんはこの作りはかなり微妙なのでは、と思います。

↓ 教会内、正面。




しかもこの教会の外見がどうみてもローマとかギリシャの神殿っぽい。

ついでにこの建物を建てたといってもいいナポレオンはフリーメーソンだったとか。外観デザインもナポレオンの命令でこんな感じにw

 

話題のまとまりがなくなってしまいました。
とにかくルルーがテンプル騎士団とかフリーメーソンとか、レンヌ・シャトーとか、もしかしたら聖杯伝説(マグダラのマリアはキリストの子種を宿す聖杯(子宮←この手の聖杯伝説は割とパリでは当たり前らしいとネットで読んだ記憶が)とか、そういったオカルトちっくな事が好きらしいようですね。

 

今まで漠然とそうなのかも、と考えていたのですが、この本を読んでそんな風に考えている人が自分以外にもいて嬉しいです。

 

 

 

 

ちなみに「司祭館・・・」のフレーズはもともとはジョルジュ・サンドからの借用で、ただ元のサンドの方は「魅力」が「清潔」なのだそうです。

 


更新

2012年04月24日 | Weblog

一日早いのですが別館更新しました。


今日は久しぶりの良い天気で洗濯物がバンバン乾いて助かります。

薔薇も蕾がますます上がってきました。スイレンも蕾が出てきました。

春なので友達が庭を見に来てくれました。親子でフランスに行くと言っていたのでどうなったかと思ったら、寒そうなのでキャンセル料が発生するにも関わらず断念したそうです。一緒に行くはずだった娘さんは、代わりにその子の上の子が留学している北京に一ヶ月行ってきたそうです。

北京も憧れますね。紫禁城には行ってみたいです。時々3万円くらいの破格の北京ツアーがあるのでチェックしてます。

 

そういえば大友克洋展がやっているようですね。娘が行ってきて大感激していました。何やら凄く細かい絵のようですね。細かいのは知っていたのですが、原画を見るといかに細かく描いているか驚嘆するようです。

以前B4で漫画を描いたことがあるのですが、描きながらプロの方たちがいかに細い線で描いているか痛感。縮小してるだけじゃないのに気付きました。一体何で描いているか疑問です。最も細いペンがニッコーの丸ペンだと思うのですが、それを使ってもプロほど細い線は描けなかったです。

多分手先の器用さとか筆圧とかが段違いなのでは?と、思います。

 

 


サイト修正

2012年04月23日 | Weblog

 

以前、パソコンを修理に出したのですが、その時以来ホームページがサーバーと繋がっていなくて(こういう言い方でいいのかな?)、そのあたりを修正いたしました。

でも、どうしても以前のアドレスにならない部分もあって、その部分は新しいHPにしました(アドレスが変わって、中身は同じ)。
ファイルが沢山あるうえに画像が多いので管理上複数HPに分散しています。あまりにも重くなると私のPCだと開けなくなる事も。。。
最近は画像をUPする時はフォトショップエレメンツで「web用」というのに変えてから貼り付けたりしています。こうすると若干軽くなります。そのうち時間があったら頂いたイラスト以外の全画像ファイルをweb用にしようかと思います。やはり開きやすくないと大変です。

 

で、このページのアドレスが変わりました。

http://rauru561868opera.web.fc2.com/

 

何だか久々に見直したら、昔の絵とか本当に下手で、真っ青(´Д⊂ )なのですが、頂き物の素敵な小説やイラストも置いてあるので、とりあえずそのままに。ページを作り直すのも面倒ですし(- -;)

うっかり自分で「拍手」を押してしまったら、これまた驚愕ものの下手くそ絵が!!!。。。orz...

 

 


懐かしのCM

2012年04月22日 | Weblog

http://www.youtube.com/watch?v=n6MAEdRCvs4

「AGF マキシム CM(1983年) 愛のブルートレイン - マティア・バザール」というこれまた大好きなCMを発見。
ドイツかどこかの深い森を犬と歩く素敵なCMでした。
CMが流れていた当時はまってレコードを買ったのですが、CDに変わってからすっかり聴いていなかった曲です。うまくCDを入手できたのでいい音で聞けるかと思うと嬉しいです(*´∀`*)

http://www.youtube.com/watch?v=dJeQMUn33kk

 


”今夜のパリはいつになく大きく
彼女に注がれたヨーロッパの鐘
リヨン駅の秋には哀愁が漂い
たちこめる霧、不安の影
出発する者 そしてとどまる者がいる
風の中の声 モードの香り そしてオリエント急行
私たちの手をとって導いてゆく・・・”

オリエント急行ってトルコのイスタンブールまで続いていたような記憶があります。旅行の時、添乗員さんがそんな事を行っていたような。

 


永遠の詩人

2012年04月22日 | Weblog

 

その男は一人で立っていた

10代で天才詩人
10代で溢れる才能を放棄

20代は放浪
そして砂漠の商人

永遠の詩人、ランボー

あんな男、ちょっといない

http://www.youtube.com/watch?v=hy-z421FwGQ

 

 

大好きなサントリー・ロイヤルのCMを発見。他ガウディ編とかもありますね。このCMが流れていた頃は見る度に萌え萌えしてました。

もともと詩を読むほうではないのですがランボーだけは大好きです。サイト名もランボーの詩集のタイトルですし。下の詩は堀口大学氏のものですが、個人的には小林秀雄氏の訳で読んでいます。

 

 

永遠

もう一度 探し出したぞ
何を? 永遠を。
それは、太陽と番った 海だ。

待ち受けている魂よ、 一緒につぶやこうよ、
空しい夜と烈火の昼の 切ない思いを。

人間的な願望(ねがい)から
人並みのあこがれから、
魂よ、つまりお前は脱却し、
そして自由に飛ぶという……。

絶対に希望はないぞ、 希いの筋もゆるされぬ。
学問と我慢が やっと許してもらえるだけで……
刑罰だけが確実で。

熱き血潮の柔肌よ、
そなたの情熱によってのみ
義務も苦もなく 激昂(たかぶ)るよ。

もう一度 探し出したぞ
何を? 永遠を。
それは、太陽と番った 海だ。

僕の永遠の魂よ、 希望は守りつづけよ
空しい夜と烈火の昼が たとい辛くとも

人間的な願望から 人並みのあこがれから、
魂よ、つまりお前は脱却し、
そして自由に飛ぶという……。

絶対に希望はないぞ、 希いの筋も許されぬ。
学問と我慢が やっと許してもらえるだけで……。
刑罰だけが確実で。

明日はもうない、 熱き血潮のやわ肌よ、
そなたの熱は それは義務。

もう一度 探し出したぞ!
──何を? ──永遠を。
それは、太陽と番った 海だ。

 

 


引き続き薔薇茶

2012年04月21日 | Weblog

マリアージュフレールの「ロータスロワイヤル」「ロータスドール」というのが薔薇の香りがして美味しいらしです。でもなかなか入手は難しそうですね。銀座にお店があるっぽいですね。三笠会館のあるところならお食事券を消費しつつ、気になるペルシャ絨毯屋さんを覗きつつ遊びに行くのもいいかもしれません。

マリアージュのHPを見ると、お茶の葉っぱに何だかドライフラワーのような物が入ってるようですね。こういうのがフレーバーティーとでも言うのでしょうか?

「美味しいのかな?ドライフラワーって食物なのだろうか?」と悶々としますが、ふと思い出した事がこれ


パリに行った時に飲んだのですが、これもフレーバーティーだったような。何やら色々な物がブレンドしてあるっぽかったです。メニューは読めません><

でもとても美味しくて、味音痴の私の割には大感激した思い出があります。

 

そういえば家からそう遠くない所にイングリッシュ・ガーデンがあり、そこで美味しいお茶とイギリス風のお菓子を出してくれるところがあります。そこには当然薔薇がたくさんありますから、5月になったら行ってみようかな、と思います。この場合、お茶自体が薔薇の香りなのではないですが(^^;)

 

 


飲んでみました

2012年04月21日 | Weblog

先日記事にしましたバイイェーダンツォンという烏龍茶を飲んでみました。

え・・・っと結論から言いますと、飲んだにもかかわらず「アブラハム・ダービー」の香りはしませんでした。もしかしたら私以外の人ならその香りを嗅ぐことができるのかもしれませんが、私の嗅覚では無理でした。(あまり嗅覚は発達していません)

あの濃厚で、蕩けるようなフルーツ香とはちょっと違う、と感じてしました。ま、もしかしたらアブラハム・ダービーが時折放つ(状態、時間帯によって香りも変化するようなので)「ティーの香り」に似ているのかもしれませんし、各家庭の薔薇もちょっとずつ香りも違うのかもしれません。

薔薇は見た目も美しいのですが、やはり香りが素晴らしい。その芳香の為に努力していたりします。