The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

ポルーニン

2012年12月31日 | Weblog

 

昨夜のカール様衝撃(仕事の最大のピーク時でまだ見てないのですが←心を落ち着けて見たいのです)といい、今日見つけたセルゲイ・ポルーニンのCM動画といい。何というか良い知らせの目白押しで幸せすぎです♡

そういえば今朝テレビで一瞬グレン・グールドの映像を見た気がするのですが、これだったのかな?

 http://www.youtube.com/watch?v=7GJbxA7NdNY&feature=player_embedded#!

 

 


日常

2012年12月31日 | Weblog

 

 

うわああああ、今アリサヤさんのブログに行ったらすごいもの発見。これって夢にまで見た「カール様がバジルの『ドンキ・ホーテ』」では?落ち着け自分!!今深夜なので明日ゆっくり見たいと思います。なんだか奇跡が起こったようです。夢みたい(^^)
(もうもう惜しげもなくUPして下さり、PCに向かって手を合わせています)

 

そういえばKバレエが「第九」をやるそうですね。もともとベートーヴェンは大好きなので行きたいのですが、4月はルグリかマラーホフがはいってる上に、歌舞伎も行きたいと、思っています。ちょっと無理かな~。時間が取れたらいい席でなくても行ってみようかな?

郵送されてきたチラシを見ると、声楽も入ってるようです。ますますいい感じですね。

 

 

 


読書

2012年12月30日 | Weblog

 

【amazonの解説からコピペ】

クムラン―それはユダヤの荒野の果て、世界から切り離された場所。

その奥深くに穿たれた洞窟で、一九四七年、聖書の原本といわれる「死海文書」が見つかった。それから約五十年後、聖なる文書の盗難を皮切りに、残忍な殺人事件が起こる。

考古学者ダビッドと息子アリーが突き止めた真相は、大いなる危険を孕む、聖書の預言に隠されたものだった…。そして悲劇はふたたび、ここから始まる。クムランの砂漠で見つかった惨殺死体。

祭壇の上に寝かされ、丸焼きにされた肉体は、さながら神に捧げられた生け贄のようであった。被害者は考古学の世界的権威で、彼は「死海文書」のひとつ、『銅の巻物』に記されていた宝物を探っていたという。

事件から二年、俗世から離れて洞窟に隠遁し、写本の修行を続けていたアリーは、必然の力によってふたたび混沌たる現世に引き戻されることに…。「死海文書」の果てしない謎をめぐり、張り巡らされる無数の因果―処女作『クムラン』にして熱狂的な支持を集めた著者が、さらなる才智を注ぎ、神学ミステリーの新たな可能性を提示する、待望のシリーズ新作。

 

 

前巻に比べて読みやすくなっているので、早くも一応読了。

正直、この「生贄の儀式」というのは、生理的に受け付けないですね。とりあえず、一応そんなものか、と読み進めるしかないんですが、結構厳しいですね。生贄の小羊(牛)の手足を縛って、ナイフで喉をかき切って、血を祭壇に注ぎ、皮を剥いで丸焼きにする。立ち上る肉の焼ける匂いを神が喜ばれる、というような宗教観はやっぱり肉食、遊牧民ならではなのかも~、と思いました。特に器に溜めた「血を振りかける」というのがもっとも理解不能。

儒教もこういう動物の死体を捧げる、というか供える儀式をするようですね。(私の住んでる地域では儒教に関心が高い人が若干いて、わざわざ中国まで言って儀式を見に行ってます。お金がない時は、供物は野菜とかになるらしいです)それが血を流しているのかはわかりません。

 

「前足と後ろ足をまとめて縛られ、喉を切り裂かれ、目を剥き出し、肉は半ば炭化し、黒ずんだ骨を覗かせている生贄の動物の何体もの死骸を。そして胸の悪くなる恐ろしい臭いを嗅いだ。きつくもあり、まろやかでもある。甘くもあり、塩辛くもある。熱くもあり、冷たくもある。血の匂いだった。地面にも、祭壇にも、真っ赤な血が流れていた。石が血を流しているようだった。・・・p56」

 

ユダヤ戦争の際に崩壊するエルサレム神殿の様子は、ストップモーションとでもいうのか独特なこの作者さんならではの書き方で素晴らしいなあ、と思いました。(AC70、第一次ユダヤ戦争最中。エルサレム陥落。第二神殿が焼失(嘆きの壁が残る))

 

「神殿の破壊を防ぐことはできません。が、救うことができるのもがひとつあります。・・・それは聖なるテキストです。聖なる律法の巻物を。・・・聖なるテキストが灰燼に帰すのです。テキストが失われれば、ユダヤ教が消滅します。ユダヤ教が消滅すれば、ユダヤ人の歴史が消滅するのです!」

故郷を失いかけ(このセリフはユダヤ戦争中で、ディアスポラ直前)、自分たちの大切な聖典だけは残そうとしています(これが後の「死海文書」)。このあたりはなかなか感動的です。

 

続いてこの作品は、離散の後、(ユダヤ)民族が帰還を果たし、一つにまとまった時に、「この地が我々の土地であるのを証明するのは、唯一テキストです。・・・」(この「テキスト」という訳語が微妙に軽くて気になります。文書とか聖典とかじゃダメだったんでしょうか?)とも書かれています。

 

個人的には、そのテキストからだけなら「~約2000年前に昔住んでいた(らしい)」という証明しか導けない、と思うのですが。。。。ユダヤ人がいなくなってから住んでいた人々も大事だし、そこに住む権利があるのにね。正直、神というのは人間の脳で考えられた幻影ですから。
 

で、悲願の「第三のエルサレム神殿」はこの続編ではまだ出現していません。

 

 


日常

2012年12月28日 | ガーデニング

 

バラの花と葉を取り、土に牛糞や馬糞その他(もみがらくん炭)、米ぬかなどを入れ込みました。消毒もしようと思ったら石灰硫黄合剤がなく、ホームセンターに行ったのですが、どこにもなくて通販でポチりました。どうにか3回消毒できるといいんですが。私的には効果は実感しています。梅雨になるまで病気になりませんから。

あとは多少バラの場所を移動したりとかしました。ボーリング女王の「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」は新しく広げた花壇後方に突っ込んでおきました。案外いい花が咲くかもしれません。

 

ジュリア、ナエマなどは葉っぱも緑でピカピカに綺麗な上に、蕾も上がってきていてそのままです。本当は取り去ってしまったほうがいいのかもしれません。石灰硫黄合剤が到着したら、裸にしようと思います。

 

今年はのこぎりを使って、古い枝を随分切りました。うまく世代交代して春にいっぱい花が咲くといいです。

でも結局カサブランカの植え替えは出来ませんでした。そのうちお正月の忙しさが遠のいたら、球根を掘る気力が出るかもしれません。

 

100に近い株数だと体力も使いますね(^^)手伝ってくれる親戚がいるから出来るのですが、年取ったら気に入ったのだけ鉢植えになるのあか~などと考えてしまいます。バラのためにも体力をつけなきゃですね!

 

ちなみに睡蓮はしまいました。睡蓮鉢から取り出し、ビニールに入れて北風のあたらない物置にいれました。光も遮断しました。これで春まで休眠してくれると思います。

 

 

 


「クムラン 蘇る神殿」来ました

2012年12月26日 | Weblog

 

読む前からネットで他の方の感想を読んでしまったのですが、今回はテンプル騎士団とか出てくるみたいですね。。。フリーメーソンとか。。。。

この続編にはさらに続編があり、日本にアッシリアに滅ぼされた北王国の最後の支族がきていたというトンデモ話が出てくる上に、舞台の一部が日本らしいです。。。。(@_@;)

 

翻訳されたら読んでみたいです。「八幡」は「ヤハウェ」に違いない、「祇園」は「シオン」だとか言い出すのでしょうか?

そのあたりをフランス生まれの(在住の?)ユダヤ人哲学者がその豊富な知識を使ってどんな風に作品にしてくれたか楽しみです。

 

とりあえずこの二巻目で「第三の神殿」が蘇るのか、を読んでみたいと思います。

 

 

【追記】

そんなブログを書いていたら、近所にバリバリのイスラム教徒(スンニ派)が引っ越してくることが判明。(敬虔な・・・というのは10年来の友人のインドネシア人のイスラム教徒の子はあまり戒律を守らない子で、右翼っぽい友達の家(カレンダーが天皇家。天皇家大好き)で開かれたクリスマスパーティーで豚肉を食べながらビール飲んで、韓国人カソリックの友達とお寺の初詣に行ってました。。。見物かもしれないけど)

言葉を交わすこともないかと思いますが、ちょっとドキドキです。

 

 

 


日常

2012年12月25日 | Weblog

 

子供は冬休みだし、年末なので忙しいですね。

そんな合間に「クムラン」は一応読了。作者の父親はユダヤ教のラビ(教育者)、作者自身は哲学者だそうです。主人公はユダヤ教敬虔派のアリーという青年です。読んでいくと彼の視点からの世界観に触れることができるのは興味深いです。同時に作者の半端ない文章力、けた違いに豊かな感性に圧倒されます。自然描写も素晴らしい。読みにくいといえば、読みにくいのですが、独特で好きかもです。

ちょっと飛ばしながら読んだので、時間があったら読み直したいです。

 

 

そういえば、マヤ文明の暦が、2012年12月21日で終わっているので、この日で人類が滅亡するという説があるそうですね。「そういう古代人の考え方があったんだ」くらいにしか考えてなかったのですが、案外信じている人も多いらしく、アメリカではNASAが「暦の転換に過ぎず、滅亡ではない」という動画を発信しているとか。(朝のニュースでやってました)

教えていただいたことによると世紀末は滅亡論とか流行るらしく、人間は終末論や滅亡論というのに翻弄されやすいのかもしれません。

 

個人的には人間は根源的に死の恐怖を持ってるから、ちょっとした言葉で動揺してしまうんだろうと思います。 

 


クムラン

2012年12月16日 | Weblog

 

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0174.html

 

「死海文書」関連のミステリーらしいです。死海文書といえば死海のほとりで見つかった古文書くらいしか知らないのですが、松岡正剛の千夜千冊を読んで興味を持ちました。最近(下の記事にもありますが)ユダヤ人ラビの書いた、なんちゃってトンデモ本を読んで、「ユダヤ教って面白いな~」とちょっと思ったのもあります。

その本によればユダヤ教では死後、日本で言うところの「黄泉」というか「陰府」に行くんだそうです。そういえば「屋根の上のヴァイオリン弾き」でも、地下のご先祖様、ご近所さん(?)がいっぱい出てくる場面がありました。別に天国という感じでも地獄にいるという感じでもなく、みんなで一緒という感じでしょうか。日本だとご先祖様はどこにいるというイメージなのでしょう?仏教の影響で極楽かもしれませんし、「お山」かもしれません。(ちょっと前見た「楢山節考」もお山に帰る、というイメージであったような。お経を唱えながら、死後帰るのは「お山」らしいです。この辺いつか原作を読んでみたいなあ、と思います)

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の神は唯一なのに、死後の世界観が違うっていうのも面白いです。カソリックの「煉獄」というのも、一体どこから出てきたのか、考えると不思議です(ダンテ「神曲」あたり?)

 

そろそろクリママスですが、これはイエス・キリストの誕生日ではなくミトラ教の宗教行事でした。

キリスト教がローマ帝国の国教になる前、キリスト教と勢力を争っていたのがミトラ教でした。ミトラ教は、ゾロアスター教から派生した宗教で、太陽神ミトラを崇拝。このミトラ神が力を取り戻し、再び地上に生まれてくる日が冬至で、この頃の暦では12月25日が冬至で、この祭は「Dies Natalis Solis Invincti」(不滅の太陽の誕生日)と呼ばれていたそうです。

冬至に太陽が死に、生まれ代わることで力を取り戻す。太陽は死と復活を繰り返し、全ての生物の生命活動に関わる偉大な存在だったのですが、「復活」というのが教義にも合っていたのでしょう。

 

ゾロアスター教というのは、今日ではイランの一部を除いてすっかり消えてしまった宗教ですが、その影響というのはなかなか大きかったんでは~、と思っています。イランに行くと、さすが国教だった影響で、ゾロアスター教に関するものは(マークとか拝火台とか見かけることができます)

「千夜千冊」では『スター・ウォーズ』の下敷きのプロットにゾロアスター教をまるごと使った、と書いてあります。そういえば「聖✩お兄さん」では下宿のおばさんがマツダさんとか言いましたが、ゾロアスター教の「光輝神アフラ・マズダ」ですね(^^)

 

とりあえず「千夜千冊」で紹介されていた本を買ってみました。

 

 

 


読書

2012年12月15日 | Weblog

 

「最聖☆戦隊ホーリーメン~逆襲のマーラ~」は中村光先生の「聖おにいさん」のセルフパロディらしいのですが、単行本化されてなくて、その存在すら知りませんでした~。今はもう読めないっぽいのが残念です><

モーニングのサイトに行くと、今だと最新刊の一部分が読めます。

 

 


師走

2012年12月14日 | Weblog

 

12月って忙しいですね~。やっと年賀状の絵が完成しました。というか、自分で書くのが面倒なので、フリーの画像を利用するつもりです。

バラたちも元気です。ピエール・ド・ロンサールは20位蕾を持ってますし、株によっては蕾が湧き上がってるのもあります。でも、そのうち全部とって消毒するつもりです。庭に出ると、微風に乗って、すごくいい香りが漂ってきます。この世には美しい花はたくさんありますが、やはりバラ言うのは群を抜いているなあ、と思います。

最近、仕事が立て込んでいてサイト活動もさっぱりですが、そのうち復活したいと思います(^^)

そんなこんなで忙しいのですが「レ・ミゼラブル」は見たいなあ、と思っています。「リンカーン」は見損ないました。子供の塾の送り迎えが、ほぼ毎日なのでなかなか時間が取れません。

 


日常

2012年12月04日 | Weblog

 

「日本・ユダヤ封印の古代史」読了。色々疑問な部分もあったのですが、多少なりともユダヤ教について触れることができたのは良かったのでは、と思います。キリスト教と違って、ユダヤ教やユダヤ人の情報というのは極端に少ないし、映画でユダヤ人が出てきても、「迫害されるユダヤ人」という視点ばかりで、ユダヤ教については積極的に情報収集しないと、自然には入ってこないので。

故郷を追われたユダヤ人たちが日本に来たかはわかりませんが、物理的には可能かな、と思います。

いずれにしても一神教的な宗教観というのは根付かなかった。インドもそうですが、日本は強固な多神教地域なのかもしれません。

 

 

そういえばうちに10日間ほどいたアメリカ人の子は「千と千尋の神隠し」の大ファンでした。あれこそ日本的アニミズムの世界だと思うのですが、結構アメリカでは受けてたような。

 

日本の古代史を知る上で、天皇陵、他の陵墓の学術調査が必要だというのは納得ですね☆


12月

2012年12月02日 | Weblog

 

12月になってしまいました。一年の過ぎるのは早いな、と思います。

庭のバラは寒さに関わらず、結構葉っぱも残っており、蕾と花をつけています。(10月後半にいきなり芽吹いた朝顔も咲いてます)

 

そろそろ葉と蕾を全部取り除いて石灰硫黄合剤を塗らなきゃいけないんですが、こう元気いっぱいだともったいない気がします。

今はピエール・ド・ロンサール、アナスタシア、ブルームーン、ルイーズ・オディエ、ナエナ、ローズ・ポンパドールなど咲いています。ジュリアやチャールズ・レニー・マッキントッシュも蕾が上がってきています。マダム・ピエール・オジェも一個咲いていました。アブラハム・ダービーも、マダム・ルナイー、ル・ルージュ・エ・ル・ノアールとかも咲いていてます。アナスタシアとブルームーンは巨大な花を咲かせています。

日あたりがいいせいか、ルリマツリやクレマチスも咲いています。

庭が拡大したので、カサブランカとか大きめの宿根草を植え変えなくちゃー、とは思っています。クワズイモと睡蓮もそろそろしまわなくちゃ、と思ってます。


買い物

2012年12月01日 | Weblog

「イスラエルの失われた十部族」を探し求めるユダヤ人でキリスト教聖職者ヨーゼフ・ウルフという実在の人物を自分の作品の中で登場させながら、この「イスラエルの失われた十部族」について今ひとつ分かっていなかったので、オカルト本かもしれないのですが買ってみました。

 

同じ著者のかなり昔出版された「ユダヤと日本・謎の古代史」というのが、たまたま家にあって、子供時代にトンデモ本と思いつつ、結構面白く読んだ記憶があります。新しい本の方はさらに内容も豊富になっているらしいです。

この失われた十部族の生き残りと言い伝えられる人々が実在するのは事実で、たまたま中央アジアやシルクロードが舞台だったので、資料の中でしょっちゅう出くわしました。顔立ちとか文化(多分宗教的にも)独自っぽいですね。

 

以前イランに行った時、アビヤーネ村というギリシャ人の末裔の住む秘境っぽい所に行ったのですが、どこからともなく流れてきた人がどこかに定住するというのは面白いですね。その近くがイランのバラの産地なんですが、その村の女性はみんな伝統的なバラ模様の衣服を身につけていて感動しました。が、現在ではその布も買っているらしく「MADE IN JAPAN」ってプリントされていましたorz。。。

昔のCMではないですが「中国、新疆には青い目の少女がいる」とか、そういう人間の行き来ってロマンですね~♥(地図を見ればいてもおかしくないんですが、子供心にすごいインパクトでした)