The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

海に浮かぶ船

2007年11月26日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

 

Gaston Leroux naît le 6 mai 1868 à Paris, faubourg Saint-Martin. Il passe son enfance Saint-Valéry-en-Caux dans la Seine-Maritime, où sa famille possède d’importants intérêts immobiliers, et effectue ses études au collège de Eu, une ville voisine.

 

「faubourg Saint-Martin」はパリの地名でしょう。10区にあるフォーブール・サン・マルタンかと思われます。「Seine-Maritime」は県名で「セーヌ・マルティーム県」で県庁所在地がルーアンです。「Saint-Valéry-en-Caux」は「セーヌ・マルティーム県」の中の地名なんじゃないかと思えます。フランス語は読めません。

「Saint-Valéry-en-Caux」でググッてみました。そういう土地はあるようです。ルーアンの北へ60キロで、ルルーのママンの実家があるらしいフェカンから東に30キロ、Dieppeから西に30キロ。

ここがルルーの幼年時代を過ごした土地なら、上の写真のような光景を見た事があったかもしれません。

 

私が妄想しているのは、その海の遥か沖にに浮かぶエリック・ノルディンショルドの乗った「ヴェガ号」です。(1878年)

そしてそれをルルー少年や「オペラ座の怪人」を捧げられた弟のジョゼフが見ていた事があったら楽しいなぁ、と思っています。

 

 しかもノルマンディーの海!!エリックも見たかな?とファンは思ってしまいます。
ルーアンまでは車で一時間くらいみたいです。

ま、冷静になるとルーアンを流れるセーヌ河を見たという方が確実と言う感じがしますね。

 

 

 En 1905, il donne une série de neuf articles relatant l’expédition du suédois Otto Nordenskjöld. Leroux est en effet parvenu à monter clandestinement à bord du navire de l’explorateur en partance pour le continent Antarctique !

 

■WEB翻訳■
「1905年に、それはスウェーデンのオットー・ノルディンショルドの促進を報告する一連の記事9つ与える。
ルルーは、本当に、南極大陸大陸行きの探検家の船の船上に内密に上がることに成功しました!」

1904年にオットー・ノルディンショルドにインタビューして、1905年に記事にしたと言うことかのかなー?

にしても「ルルーは、本当に、南極大陸大陸行きの探検家の船の船上に内密に上がることに成功しました!」というWEB翻訳が正しければ、オットー・ノルディンショルドの船に乗ったんでしょうか?

下の写真はアーネスト・シャクルトンの「エンデュランス号」(1914年)オットー・ノルデンショルドの船の名前とか分らなかったのでこんな感じの船かな、と載せてみました。。

 

流氷に閉じ込められるエンデュランス号

 

その船はマディラ諸島に停泊していたのでしょうか?
下はオットー・ノルデンショルドの本
 


NORDENSKJOLD: ANTARCTICA, SOUTH POLE/ 1905