今回の東日本大震災には本当に驚きました。震災の被害をうけられた方には心からお見舞い申し上げます。
そしてWEB拍手やメールで管理人の事もご心配いただき、本当にありがとうございます。管理人は栃木県に在住なので震度は5度強で、家の中の壁が崩れたりしただけで被害は全くと言っていいほどありませんでした。
最初の揺れの時は急いでストーブを消して、外に飛び出ました。庭の見上げるほど大きな木も揺れていて、家も古い木造住宅なのでギシギシ音を立てて揺れていたので、「壊れるかも」とは思いました。
揺れが収まって家に入りました。でも、いつでも外に出られるように扉を大きく開けて、靴を履きっぱなしでテレビで情報を入手しましたが、4時くらいに突然停電が起きたので、ラジオを聞いていました。
主人が遠くに出掛けてなかなか連絡がつかず、心配しました。埼玉県の市役所に用事があって行っていたようなのですが、一度目の揺れが収まって、油断してエレヴェーターに乗り、一時間閉じ込められてました。四人閉じ込められて、内部からエレベーター管理会社に連絡がついて脱出できたのですが、乗っていた中年の女性は恐怖のあまり失禁したそうです。
市役所もパニックだったようです。帰宅に車で6時間くらいかかりました。
携帯、固定電話もなかなか繋がりませんでした。
子供は一時体育館に避難、揺れが収まってから帰宅してきましたが、電車通学の子はなかなか帰れなかったようです。
停電してしまったので、蝋燭を探そうと家じゅうの仏壇を探がしまわりました。夕食は蝋燭の明かりで、あるものを食べましたが、余震が怖くてなかなか石油ストーブもつけるのが怖かったです。
とにかく家族で一緒にいよう、すぐに外に出られるところにいようと、玄関近くの板の間の部屋に適当に布団を敷いて眠りました。床の上に薄い布団では身体が休まらないし、寒いですね。避難所の方達も本当にお辛いと思います。
その後は生活はほ正常に戻ったのですが、99歳の義祖母が13日に亡くなり、この混乱の最中に通夜、葬儀(自宅)で大忙しでした。葬儀の最中に千葉県で大きな地震があり、こちらでもかなり揺れました(でも続行)。
交通網の混乱の中親戚は来るし、葬儀屋さんは来るし、その間余震は3度位のものが一日に何度も来る上に、福島原発の大事故で、テレビにくぎ付けでした。
福島県はすぐ近くですし、とにかく心配です。今のところ自衛隊と警察の高圧放水車での作業によって、どうにか原子炉に水が多少は届いたようなのですが、これで収束したわけではないので常にテレビ、ラジオで情報を入手しています。
栃木県でも南部なので、放射能の心配はないのですが、一応洗濯物は室内で干しています。昨日山の上の墓地に行かねばならず、帽子・手袋・マスクで出掛けたのですが、町の様子はそこまで慎重ではないようでした。公立の小中学校も普通に授業を行っているので、子供達は普通の姿にランドセルで登校していました。でも高校は休校しています。
生活面では、店頭からカップヌードル、インスタント食品、米などはなくなってしまいました。果物や肉、魚はちゃんとあります。でも心配で保存のきく食料を多少買い込んでしまいました。
ガソリンは一度なくなりかけて入れに行ったのですが(12日)、道路まで車が群がっていて、待っている間にガス欠になりそうで給油は諦めました。なので買い物は自転車で行ってます。
今日18日でもガソリンスタンドは給油が難しく、家に来てくれるクリーニング屋さんに聞いたところ、2時間待って給油しているとの事です。(待ってる間はエンジンを切ってる)
住んでいる市では福島県から避難してきた方々を500人程度受け入れる予定だそうです。(今は100人くらい到着)どうにかここまで辿り着いたそうですが、もうガソリンがないそうです。個人的に逃げてきて、県北の那須辺りで避難場所を案内されているみたいですね。
台所付きの町内会館みたいなのは結構あるのですが、まず最初は台所付き、畳があって、お風呂のある施設から入ってもらっているようです。
市の消防団は東北の被災現場で救助活動をしているのですが想像を絶する凄惨な現場だそうです。お茶の間に流す映像はショキングなものはある程度抜かしているでしょうね。
道路が分断されていなければ、物資も運べるし、避難所の方達の一時移住も可能になるのに、と歯がゆい限りです。それもガソリンがあって可能ですが。
計画停電も実施されてます。毎日3時間程度、明日は予定では3~8時間(時間は決まってますが、その時にならないと分からない部分があります。→実施するか、一回か二回か)。停電になってもストーブの明かりや、蝋燭があるので困った事にはなってません。節電は心がけています。市内のTUTAY●みたいなレンタルビデオショップに自転車で行ったのですが、店内も薄暗く、BGMもかかっていませんでした。お店はみんな節電してます。
この記事を書いているのは栃木県南部で、子供も大きく、石油ストーブもあり、スーパーも近いので恵まれています。
被災地の方は本当にお辛い思いをしているだろうな、と胸は痛みます。
心配してくださった方々本当にありがとうございます。また、以前アメリカの女の子をホームステイさせた事があったのですが、メールの中にその子からのものもあり、驚くとともに、嬉しくなりました。
今回の未曾有の災害に対しての世界の国々からの支援、励ましも本当に有難いことだなあ、と感激しています。
なんだかまとまりがない記事なのですがお許しください。