それにしても・・・ごめんなさいね、私が勝手に押し付けたのはシャープ絵で・・・・じ・・自分が情けないです(殴)
でも、このマウスとかペンタブで皆さん・・・本当にお描きになってるんですよね?本当に絵を描く道具なんですか?・・本当に?
オペラ座サイトめぐりは はやっぱり楽しいですね。オペラ座ファンサイト様に訪問させていただき、みなさまの「オペラ座」そしてエリックへの深く強い愛を感じて思わず涙ぐんだり、そうそうと画面に頷いたりしていました。 その中で「ファントム」がアニメ化されたら…と言う記事があり、壮年期は中田譲治さんという意見がありました。大賛成です!!中田ボイスと言えば「岩窟王」のモンテ・クリスト伯です!素敵ですよね、あの魅惑的な声!そして優雅な立ち居振る舞い、麗しい容姿…。
貴方に溺れ 自分を見失い 貴方に魅了され 翻弄され 私は茫然とする
「We were lovers」はセクシー過ぎて悶絶してしまいます。
クリスティーネがエリックの声に陶酔し恍惚となる気持ちが分かります。魔力がある声って存在するんですね。エロスとタナトスを感じさせる魔性の声…「情熱の最中に死にたくなった」とクリスティーネに言わさしめるエリックの美声。醜い顔から天使のようなこの世ならぬ歌声が…。.醜いからこそその独自さ、奇怪さ、異形さが際立ちます。凄く萌えます、ひきこまれます。
「オペラ座」も「岩窟王」もちょっと似た内容です。伯爵とエリックの違いってなんだろう…と考えると、やはりエリックは生まれながらにして醜くく、愛も思いやりも知らずに育ったのにもかかわらず、伯爵の過去は愛に満ちたものだった点でしょうか?自分を愛の対象だとは思った事すらもないエリック…。そんな愛への望みを切り刻んでしまったエリックがクリスティーネに出会ってしまった。激しく厳しい抑圧が理性を越えてしまったんでしょうね。
だからクリスティーネに「暗闇に棲む哀れな生き物」「どんな人生を送ってきたの」と言われるとつらい。「岩窟王」のように「貴方には哀れな友の心がわからない」とちょっとだけエリックを弁護したくなります。どんな人生って…重すぎる十字架を背負いながら、美への情熱と愛だけを心の糧にしている、地を這うような人生だったと思います。
アルベールの伯爵への言葉
「たとえ暗闇に心を閉ざされようと、どんな絶望が降り注ごうと、僕は必ず生き続けます!貴方のように!!」
「僕は必ず生き続けます、貴方のように!!」
「貴方のように!!」
エコーははいってしまいました(汗)エリックのような境遇で生き抜いてきただけでもけなげで偉いです。
傷だらけのエリックの人生が切なく、愛おしいです。
ええっと・・この記事に出てきたサイトさんの記事を読んでいて、私もそう思う!!という事がたくさんありましたが、恥ずかしくて足跡残してきませんでした・・2005年の夏コミ合わせの小説は感動して拝読いたしました。陰ながら応援してます。
「オペラ座の怪人」と言えば「マスカレード」のシーンも絢爛豪華ですばらしいです。ジェラルドファントムの映画の仮面舞踏会のシーンで階段の中央で踊っていた白と黒の仮面のダンサーですが、かっこよかったですよね。彼はホセ・ティラードマシュー・ボーン振り付けの「SWAN」のスワン役で踊っています。写真では上の白鳥です
(白鳥です見えても見えなくても)これは男性が踊るスワンと王子の官能的なバレエです(ホモ最高!)振り付けの斬新さ、妖しさは言葉ではうまく表現できません。
スワンもホセの他にアダムズ・クーパーやジェイソン・パイパーが踊っていますが私はホセが一番好きです。王子に劣らず繊細なかんじで・・・。あとの二人はサドっぽい感じで、役柄的にはピッタリだったかもしれませんが・・(ストレンジャーの場面は王子をいじめている感じですよね)。DVDとCDは日課のように鑑賞してます。
「オペラ座の怪人」もCDが壊れる?ほど繰り返しました!ああもう映画鑑賞から一年以上狂っていました今では時々聴いてます。感動が薄くならないように・・と言うか、あの世界は非日常的で深くて切なくて悲しいので、日常に戻りにくいですから。音楽もすばらしく、そして圧倒的。「オペラ座の怪人」・・・ファントムの世界が目の前に立ち上がってくる感じです。音楽の力の凄さを感じます。
原作のなかでエリックが「音楽にはすべてを忘れさせる力がある・・」とクリスティーネに語ってますが、本当にそのとおりです。エリックには辛さを忘れる必要があったのでしょう・・。だめだ~!泣けます。こういうモードになると「THINK Of ME」
な気持ちになってしまいます。映画のこの場面でカメラがクリスの視線のようにオペラ座の会場を映し出す。あたかも音楽の天使を探しているかのように・・。カメラは最後の「・・・愛しいあなた・・」でじめじめした地下室に急降下。このシーン何度でも泣けます。これこそファントマーの(もしかしたら神様の)心そのものなのでは?
原作では「今夜はあなたのために歌って疲れきってしまった。魂を捧げたわ」とクリスが言っています。クリスの心酔ぶりを感じます。でも自分の本当の姿を見せる前の尊敬だからエリックにしてみたら微妙な気持ちかも・・。初めて姿を現す時のエリックの心を考えると切ない・・。
「私は天使でも妖精でもないエリックというのです」
と告げる時、クリスのこころの中に構築されていた一種の幻想をひとつ壊して、残酷な現実に一歩近づく、その時に湧き上がる彼の恐れと不安が胸を締め付けます
今日はガストン・ルルーの誕生日です。
私と「オペラ座の怪人」の出会いは2005年の映画です。そこで物語にも天才A・L・ウェバーの音楽にも初めて接し、言葉も出ないほど感動し、心酔して、すっかりとりこになりました。
その後、原作、「ファントム」、他の映画とオペラ座の世界を広めていきました。特に原作は大好きです。スーザン・ケイ「ファントム」も精緻な心理描写がすごくて感動しました.が、原作は原作で独特な世界、文体は味わいがあります。
特に物語のラストはやはり原作が最高だと思います。(エリックが子供を・・・というのは・・・です。エリックが美しいのは分かるのですがカッコウが美しいのはよく分かりません。)
クリスティーネがより清純に描かれているところも原作のいいところかと思います。終盤、エリックの生きた花嫁となってともに生きようと決心してエリックを出迎える場面では、私の脳内で清純でこの上なく優しい聖母のようなクリステーネが輝いてしまいます。エリックに初めて与えられた自己犠牲・・・。
原作はインスピレーションをかきたてられる場面に満ちています。
その愛を何かに表現したい・・、下手ながらもファントムが描きたい・・!と、本当に久しぶりに絵を描いたり、妄想癖から小説を書いたりしてたのですが(パソコンの故障の時失くしてしまい、今は漫画を描いています。でも捏造度高め)、それらをまとめてHPにし、小声ながらガストン・ルルー、「オペラ座の怪人」の賛美をしていくつもりです。
また少しずつイラストや漫画を描いていけたらいいな・・と思っています。
尊敬するガストン・ルルーの誕生日にどうにかHPがUPできて本当によかったですほっ・・(HPのためにパソコン教室行ってます)
以前書いていた別の日記の記事を移しました。・・・5月6日の記事はどうしても私のガストン・ルルー愛のためにはずせませんでした。
写真は「スクリブ街」
とうとうあのジョニー・デップ主演の「リバティーン」を見てきました。
17世紀、王政復古期のイギリス、破天荒な詩人の物語。
まず驚いたのは、主人公ロチェスター卿ことジョン・ウィルモット伯爵が病(梅毒)で壮絶に醜くなっていくことでしょう。・・・髪は少なくなり、失明したのか片目は白濁し、肌は爛れたようで汚らしく、梅毒の進行のせいで鼻がなくなりそうなのか「鼻だけ仮面」みたいなのをつけているのです。しかもその醜くなった顔に、当時の風習なのか白く塗りたくった化粧をしているのです!鬼気迫るものがあります。せりふの度に薄汚くなった歯も見えて奇怪です。(でも萌える。ちょっと怪人さんみたいだし)
彼は自分を貫き通します。
「私が好きか?」と問われれば「馬鹿な男ほど愛おしい」と答えてしまいそうです。妻も好きだからこそ病気をし、怪しい行動をして最後に自分の元に返ってきた夫に大して激昂するのでしょう。
見た直後で感想をうまく書けませんが、辛い事もあったのに最後まで夫を愛し続けた保守的で優しい妻が良かったです。あと翻弄されながらもロチェスター卿を好きだった国王・チャールズ2世もいい感じです。
詩人と言えば「太陽と月に背いて」(レオナルド・ディカプリオ、ディヴィッド・シューリス出演)と言うアルチュール・ランボーを描いた映画も私は好きです。ランボーにとことん翻弄されるヴェルレーヌが愚かしいのですが、最後のランボーの詩を守ることにかけては強く毅然として、ラストはジーンと来ます。