The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

お久しぶりに

2012年02月29日 | Weblog

マルタ・アルゲリッチでも聴こうと動画を探したら、すっかりおばあさんになっていて驚きました。
15年くらい前コンサートに行った時は中年でしたが、こんな白髪でなかったのですが。

最近プロコフィエフの「イワン雷帝」で耳が慣れたので、「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第三番」を聴いてみたら、これがすんなり聴けました。というか大感動とまで行かないのですが、なかなか良いな~と思いました。

あとは「バッハ、アルゲリッチ」で検索したので、ついでにグレン・グールドの動画が出てきたのです。実はこの方のピアノは初耳で本を読みながら聴いていたら、「?誰かが遠くで歌ってる?」とキョロキョロ。動画を見たら歌っているのはピアニストのグールドでした。
そういえば「弾きながら歌うピアニスト」とグールド本で読んだ記憶がw
正直うるさかったです。

今度ゆっくり彼のCDを聴いてみたいものです。バッハが好きだったので、何となく彼のCDをボックス買いしてしまい、そのままCDの棚に置いてあります(20年ほど放置)。伝説の「ゴールドベルグ変奏曲」です。好きだという割には20年放置って。。。orz

※ ちなみにアルゲリッチのコンサートは「ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第一番」でした。オケは群馬交響楽団だったかな?前橋市民会館で聴いたので。

 

で、歌い弾きのグレン・グールドの若い頃

 

ニジンスキーでも、グールドの「若い頃」でも音楽や踊りに没頭している時の表情は美しいですね(^O^)! 

 


2012年02月29日 | Weblog

今日は雪で窓から見える庭も真っ白で本当に綺麗です。

今日は誰もいないので(自営業なので常に誰かがいる生活)、ゆっくり音楽を聴いてます。ま、いつも聴いてるのですが気分的にゆったり、そして静寂が保たれているのがいいですね。

you tubeでルドルフ・ゼルキンの「ブラームスピアノ協奏曲第二番」を聞いていたのですが、動画だと第一章と第四章にか(ゼルキンでは)なくて、全楽章通して聴きたくなり、自室のCDコーナーに。

しかしないのです!!!!!
私の宝物のホロヴィッツ、ブラームスピアノ協奏曲第二番が!!!!
しかもバックハウス演奏のもないorz

で、すかさずネットで買いました。

チャイコフスキー、ブラームス・ピアノ協奏曲第1番 ピアノ、ホロヴィッツ/トスカニーニ指揮

なかなかネットでも入手しづらくなっているようですね。買えてよかったです。多分絶対よく探せば見つかると思うのですが。聞けなくなったら本当に死にたいと思うような名盤です。


ドリープ

2012年02月28日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

どうして「シルヴィア」を買ったかというと、音楽がドリープだったから。
ドリープは「オペラ座の怪人」のガラの場面の描写に一度だけ出てくる音楽家です。ついでにバレエ「シルヴィア」も出てきます。もちろんガラの演目としてタイトルだけですが。

まとめたものを自分のHPからキャプチャ

こんな感じの衣装の舞台だったのですね。凄く時代を感じさせる写真ですね。

1876年6月14日、パリ・オペラ座で初演された。当時はそれほど有名にはならなかったが、1952年にフレデリック・アシュトンの振付で再演されて人気作品となった、とwikiに書いてあります。

ノイマイヤー氏がいつ振り付けたかは分かりませんが、こうやって古いバレエが再生するのも素晴らしいですが、古い小説の中に垣間見えるバレエを音楽だけでも聴け、しかも初演のパリ・オペラ座バレエ団による踊りが見られるというのは嬉しいことです。
やっぱりガラについて調べながら「どんなバレエなのかな?ドリープ?あんまり聞かないな~。どんな曲かな」とか思いを巡らしますからね。


「マエストロ」読了

2012年02月28日 | Weblog

参りました。最初から最後まで泣きっぱなしでした。「神童」の時もそうでしたが、画風はガサガサした感じで、「凄まじい画力」の神・井上雄彦さんとかと比べると、一枚絵では劣るのですが、これがこの人も持ち味なので私は好きです。朴訥な画風とちょこっと出てくる近所のおばちゃんとか凄くいい味出しています。

指揮者のオーケストラにおける役割も影響の大きさもよくわかりました。そして団員ひとりひとりのエピソードが短いながらも唸るほど「上手い」。

そして音楽を絵にする、イメージの豊かさに圧倒されます。うまいなあああ~。

音楽漫画といえば池田理代子大先生ですが、「オルフェウスの窓」なども、ピアノ協奏曲場面とかピアノ独奏場面とかありましたが、迫力はあるけど(記憶にあるのはイザークの野外でのピアノ協奏曲の場面とか。この場面はこの場面で好きなのですが、絵の主眼が「イザークが巨匠と力の限り演奏する」なので、汗まみれのイザークのアップが多かった記憶が。ユリウスの演奏場面に関しては何も聞かないでください)こういう具体性はなかったものね。

くらもちふさこ先生の「いつもポケットにショパン」は楽器を描くのがうまかったのと、鍵盤を疾走する指の<動き>の巧さ(さすが美大卒)と(曲から喚起されるイメージというより)頑張って演奏している麻子やきしんちゃんの表情がストップモーションのように描かれるほうが印象的でした。
 

そして読みながら思い出したのが映画「オーケストラ」

http://orchestra.gaga.ne.jp/#/main/trailer

とにかく面白くて大笑いしてしまう場面もたくさんで楽しめます。最後には号泣します。

 

 【追記】
バレエDVDコレクション「シルヴィア」と「シルフィード」買いまいした。全編入ってこの値段は安いですね。

シカゴ交響楽団、バレンボイム指揮「1812 Overture」←「イタリア奇想曲」と「ロミオとジュリエット」入り

「ヒラリー・ハーン デビュー! バッハ:シャコンヌ」も買ってみました。

 

 


ミラノの男

2012年02月28日 | Weblog


ロベルト・ボッレというダンサーをご存知でしょうか?私もごく最近知ったのですが、ギリシャ彫刻のような端正な顔と完璧な肉体美を持ったお方のようです。(ザハーロワと踊った「黒鳥」と「アイーダ」その他を見ました)

 

個人的な好みからは外れているんですが、この方モデルもやっているらしいです。で、ミラノの巨大ポスターにもなっていたのですが、偶然その時期イタリア旅行でミラノに2日間くらいいたので、何度も見かけました。

さすがにイケメンなので娘たちと大騒ぎし、写真も撮ったりしました。その時はハンサムなモデルなんだろうな、としか思っていなかったのですが、バレエ・ダンサーだったとはw

遠くから見るとすっごくいやらしいポーズに見えるんですが、考えすぎでしょうか?
「狙ってるよね」「うん」(゜д゜)(。_。)
としか思えない私は変態なのかもしれませんが、絶対確信犯だろ!

 

カール様もモデルをやったことがある模様((゜д゜)<オールバック、プリーズ!!)

 


椿姫

2012年02月27日 | バレエ

http://www.dorothee-gilbert.com/2009/06/la-dame-aux-camelias-2008.html

ドロテ・ジルベールのサイトにいっぱい写真がw
というかカール様美しすぎ。。。時々現実離れした美しさで本当に驚きます。

 

でも「ガストン子爵」って不思議な呼び方ですね。「ガストン・ルルー」なら「ルルー子爵」とはならないのでしょうか?「ラウル子爵」とも言うのかな?「Vicomte Raoul(?)」というのも微妙な気が~。「シャニュイ子爵Vicomte de Chagny」の方がしっくりくるけど、フランスのこの手の習慣はよくわかりません。

しかもオペラだとガストンは「Gaston, vicomte de Letorières 」なの?え、どうして??

わざわざ名前を変える必要がよくわかりません。セリフがないバレエなのに。

テアトル・リリックの「椿姫」のポスター。ソプラノはクリスティーナ・ニルソン。クリスティーヌのモデルです。


一応更新

2012年02月27日 | オペラ座二次

しばらくお休みしていたのですが、別館更新いたしました。
拍手、コメントありがとうございます。励みにさせていただいています。本館にお知らせを載せようかと思ったのですが、PCの修理以後転送設定をしなおさなくてはならないのですが、そこまで手が回らなかったのでここでお知らせします。

ちょうど今ペシャーワルに向かっているところなのですが(実はアトックとペシャーワルの位置関係を間違ってしまいました。ちょっと後で修正しないと)そこってまさしくガンダーラなのです。(で、ちょっと東に行くとパンジャブ地方)

ガストン・ルルーのおかげで、興味のない土地やら歴史までいろいろ学ぶ事になってありがたいこととも言えます。

ガストン・ルルーといえば、えッ?今までこれっぽっちも知らなかったのですが「椿姫」の登場人物に「ガストン・ルルー子爵」という方がいるのですね。
しかもパリ・オペラ座のDVDだとカール・パケットが踊ってるそうで、楽しい偶然です。

ノイマイヤー版「椿姫」Gaston Rieux
「オペラ座の怪人」原作者Gaston Leroux

綴りは違ってるんですね☆しかし「子爵」とはwちょっとノイマイヤー氏の悪戯かと思ったりもします。

そいえば下の記事の絵画特集。為にはなりましたが短かった。しかも微妙なナレーションでした。

少々キリストがマッチョすぎるんじゃないかと思いました。バレエダンサーでもあれだけの肉体を持っている人はいないでしょう(^^;)

極上美の饗宴 「リアルな幻建築~ブリューゲル“バベルの塔”」も見ます。

 

 

 


ペトルーシュカ、舞台装置

2012年02月27日 | バレエ

わーー、何だか面白い絵(でもあんまり上手くない。子供の絵みたい^^)と思われたのではないでしょうか?これはパリ・オペラ座の「ペトリューシカ」の扉絵とでも言うのでしょうか、通常は重厚な赤いカーテンの騙し絵があるところに飾られます。
豪華絢爛なガルニエのプロセニアム・アーチいっぱいですから、かなりインパクトというか違和感があります。
舞台装置はアレクサンドル・ブノワ。

 

今までLDとVHSだった「ディアギレフの夕べ」をDVDにしたので、手軽に鑑賞できるようになりました。
とは言ってもこの「ペトルーシュカ」もルグリの「薔薇の精」もよく探すとYOU TUBEでもあるようです。ちなみに「ご牧神の午後」の他にニジンスキーの妹、ブロニスラワ・ニジンスカ振り付けの「結婚」も入っています。

この映像は1990年なので20年くらい前の舞台装置をとっておいてまた使用してるのが微笑ましい、というかこの絵を気に入っているのかな?と思うと楽しいです。
私も最初は「子供の絵だな、というか今時の子供はもっとうまいけど」とびっくりしましたが愛嬌があって好きです。
よく考えればお祭りの見世物小屋か何かの看板絵(ペンキ絵)ということなんでしょうね。巨大ペンキ絵とガルニエというのも凄い組み合わせです☆

 


詰め物をした怪力男^^

 

ディアギレフとストラヴィンスキー

 

 


そういえば

2012年02月26日 | Weblog

ウラジーミル・ホロヴィッツは漫画『神童』で「ウラディミール=ロブコウィッツ」としても登場。奥さんのワンダっぽい人も出てきたり、「トロイメライ」を弾いたりします。とっても可愛らしいおじいちゃんとして登場。

好きな作品で全巻持っています。

 

こんな作品も、さそうあきら作「マエストロ」。

 

 

 


ピアノ曲「ペトルーシュカ」

2012年02月26日 | Weblog

何度聴いても飽きない曲の一つにストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」がありますが、どうやらピアノ曲もあるようですね。『ペトルーシュカからの3楽章』というらしいです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm2423717

  • 第1楽章:第1場より「ロシアの踊り」
  • 第2楽章:第2場より「ペトルーシュカの部屋」
  • 第3楽章:第3場より「謝肉祭」

とある中の一部分しか動画にはないので、全楽章収録されているCDを来月買おうと思います(最近DVD、CD買いすぎ)

http://www.amazon.co.jp/Complete-Solo-European-Recordings-1930-36/dp/tracks/B000MEYHDU/ref=dp_tracks_all_1#disc_1

16が「ペトルーシュカからの三楽章」の第一章「ロシアの踊り」と思われます。やっぱりほかの楽章は入ってないようですね。



ハンサム(*´д`*)~♥

 

 

 


白銀公爵

2012年02月25日 | Weblog

「白銀公爵」が届いたのですが、ちょっと読んだところこの「白銀公爵」はクルプスキー公爵でなく、オリキャラのようですね。しかも冒頭から皇帝の親衛隊に怯える村人など出てきて、クルプスキー公は居なくなって随分経つような感じです。時間があったら頑張って読んでみたいです。

そういえば動画でロシアのドラマで「ツァーリ」というのを発見。DVDは売ってない模様。イワン雷帝のドラマなのですが映画のように重厚で、衣装や住居など鮮明な映像で「おおお!」という感じです。

ここでも親衛隊は当然ですが登場。エイゼンシュタインの映画やバレエでは描写されなかった馬にぶる下げた犬の頭とかも写されてます。

非常に美しい映像なので、ぜひちゃんとDVDかブルーレイで欲しいものです。

バレエの親衛隊。

ついでに、ボリショイ版「イワン雷帝」。衣装も舞台装置もまったく同じです。