ブルターニュ地方はなかなかユニークな土地で、ケルト文化の影響を受けた独自の文化・言語を持っています。
土地的にもイギリスに最も近く、海沿いという事もあって商用・漁業などでこの地に来イギリス人も多かったようです。
「ブルターニュ」というのも「小さなブリテン(イギリス)」という意味もあったような・・・。
そんなこんなでクリスティーヌが「妖精」を見る、というのも土地柄的なものもあったかもしれません。
ペロス・ギレックもブルターニュ地方にあります。
この「ペロス・ギレック」も独特の奇観を持つ海岸です。
管理人はこのブルターニュ地方の描写がとても好きです。
ブルターニュが舞台のフランス映画「灯台守の恋」
「ペロス・ギレック」ではないのですが北国の・・・クリスティーヌの父親の郷愁を誘った海は見られます。音楽も素敵です。
http://www.elephant-picture.jp/todai/index2.html
そしてルルーがエリックの故郷のノルマンディーの有名な海岸「エトルタ」でなく、「ペロス・ギレック」を物語に挿入したのは、モーリス・ルブランのルパン・シリーズ『奇岩城』で「エトルタ」が効果的な使われ方をされていて、被ってしまうからなのでは・・・なんて思ったりもします。
HPに自分なりにきちんとまとめて書く時にはもっと丁寧に書きたいです。