はるたてば きゆるこほりの のこりなく きみがこころは われにとけなむ
春立てば 消ゆる氷の 残りなく 君が心は 我にとけなむ
よみ人知らず
春になると残らず消えてしまう氷のように、あなたの心も私にうちとけてほしいものよ。
「なむ」は、ここでは他に対する願望を表す終助詞。
巻第十一「恋歌一」もこの歌を含めて残り10首。ここからは四季の順に歌が並びます。
はるたてば きゆるこほりの のこりなく きみがこころは われにとけなむ
春立てば 消ゆる氷の 残りなく 君が心は 我にとけなむ
よみ人知らず
春になると残らず消えてしまう氷のように、あなたの心も私にうちとけてほしいものよ。
「なむ」は、ここでは他に対する願望を表す終助詞。
巻第十一「恋歌一」もこの歌を含めて残り10首。ここからは四季の順に歌が並びます。