地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

藤井聡太の竜王戦

2023-10-17 13:47:51 | 日記
藤井竜王1勝での第2局の1日目です。
挑戦者は伊藤匠七段。

先日に八冠制覇して、色々な催しに出席し忙しい毎日の藤井竜王。
タイトル保持者の嬉しい悲鳴と言う所でしょうか。

タイトルを保持し続けるのも難しいのは当然ですが、挑戦者になるのも非常に難しい。その年に全棋士のトップに立たないと、挑戦者になれない訳ですから、色々な強い人たちに勝つ必要が有ります。
この藤井竜王と同じ世代の伊藤匠七段も、六段で予選に挑み、名だたる棋士に勝ち、挑戦権と七段を手にしたのですから。現在の力は藤井竜王を除いて一番と言えます。

藤井将棋の特徴は、かなり早い段階で分かれ道の多い危険な道を選択します。
一歩違えば大きな戦いが始まるハラハラする道です。
現実には対戦相手は分かれ道の多い危険な道は選択せず、藤井竜王も結果的には早い段階で戦いをする事は有りません。

ところが王座戦では永瀬拓矢が、自ら危険な道を選び、藤井聡太が考える時間が多くなりました。
流石の藤井聡太も、序盤の終わり位からお互いに危険な道を歩む将棋の経験は少なく、勝ちはしたものの、その内容は完敗と言える結果でした。

現在の伊藤匠七段も1日目の午後には激戦になる道を進んでいます。
このまま突き進む読みと勇気が有るのかは分かりませんが、、、
もし、決行すれば2日制の戦いが1日で終わりそうな勢いです。

藤井竜王が永瀬拓矢との戦いに影響されたのか、いつもより積極的な攻めになっています。

昔々に2日制の戦いが1日で終わりそうになり、周りの人から「ゆっくりお願い」のカンペが出た事が有るそうです(笑)
確かに、、、予定の行事の全てが狂ってしまいますから、主催者はハラハラするでしようね。

繰り返しになりますが、本当に「藤井将棋」は何時も細い崖っぷちの道を歩みます。
そんな事を2日も続ければ頭の中はメチャクチャ疲労するのでしょう。
その疲労が王座戦で、永瀬拓矢がミスをする原因になったかも知れない。

挑戦者の伊藤匠七段も藤井竜王と同じAI将棋に精通している棋士です。
何処までAIを利用して読み切っているか、それも大きな楽しみです。

この2人の戦いは、、、
プロ棋士やAIの予想する一手じゃないのを見る可能性は高い気がします。

徳島市の中心地をゆっくり散歩

2023-10-17 09:12:52 | 日記
運動不足にならないように始めた散歩🚶🏻
雨の翌日で良い天気だったので、ゆっくりと少し長い時間歩く事にしました。

徳島市の中心地を流れる新町川沿いに、ゆっくりと景色を眺めながら・・・
もう見飽きる程見た景色ですが、ゆっくり歩くと見える景色から色々な思い出が浮かんできます。
「この新しい建物の前は駄菓子屋だったなぁ~」
から始まり、そこで有った色々なことを思い出す。
車で走り抜けたり、早く歩いていては無い事です。

新町川にかかる両国橋と新町橋の間にボート乗り場があります。
私は小さな子供だったので知らないのですが、昔々にも「貸しボート」があり、年の離れた兄や街の不良どもが集まっていたそうです(笑)

新町橋を少し超えた所に「西新町」と言う地区が有ります。
数十年前に徳島市による再開発地域に指定され、商工会議所や青年会議所が有った建物は解体されて更地になり、用地買収や立ち退きなどの話が続いていましたが。何年たっても話が前に進まず、とうとう頓挫してしまいました。
そうなると、その地区は哀れなもので、錆びれる一方です。
商店街で店舗を構えていた店主たちも、仕事を止めるなら跡継ぎや店の拡張は考えません。当然、大金を手にした次の事を考えるようになります。
私の知る範囲だけでも30年は右往左往しています。
徳島市のような人口の少ない町には、大手のホテルとかデパートなどの誘致も上手く進みません。結局はマンションしか利用する方法がない感じです。
それでは「再開発」とは言えませんね。
連続してある「東新町」の方が元々にぎやかで大きな商店街でした。
そちらも人通りは少なくなっているのに、もうこの一帯には人が集まる場所にならないでしょうね。
若い時に不動産の仕事で何度か関わりが有りましたが、良い話にはなりませんでした。
そんな事を思い出しながら、商店街を抜けて徳島のシンボル眉山(びざん)の方を見ると、ウチワの形をした阿波踊り会館が有ります。

ここでは毎日阿波踊りを楽しむ事が出来ます。
裏側は眉山の山頂まで伸びるロープウエイの乗り場になっています。
この日も観光バスが来ていました。
昔はここに博物館が有り、私が徳島・津田の海岸で取ったホヤが長く展示されていました。子供が見つけた珍しいホヤが県の博物館に展示されているなんて親にすれば自慢のはずだけど。私はそんな事は言わない子だし、親も関心のない人だったのを思い出しました。友達には自慢しましたけどね😁

この阿波踊り会館の裏手には神社が有ります。
七五三お祝いや針供養などで有名です。
この神社の中を通り眉山山頂に行く道も有ります。
標高300m足らずの山で、子供の時はこの山道を何度も登り遊びました。
今?ですか、、登る体力があるか試したい気持ちは有るのですが・・・・
その山道には珍しい「ひこばえ」が多く見られます。
登山道を作るのに、木を根元で切ったのですが、その切り株を掘り起こさずに放置すると、何年後かに切り株の眠っていた芽が出て成長します。
その木は独特な形で、成長も早く大きな木になります・・・そんな木を「ひこばえ」と言います。

山に近い道を南に向かって歩くと新町小学校が有ります。
私の母校ではありませんが、中学校で同じになるので、この小学校出身の友達も多いですね。
その小学校の横に・・・
湧き水かポンプであげているのか知りませんが、常に新しい水が供給されています。 メダカ・金魚・鯉は発見しました。
ここの奥にあるのが 臨済宗妙心寺派・瑞巌寺
きれいな庭のある寺です。
中学の先輩にこのお寺の住職さんの娘が居ました。
後輩の私が言うのも失礼かもしれませんが、とても可愛い人で人気のある人でしたね。私と同級生の男子も❤あこがれている人は居てました。
たぶんですが、私と同じクラブの3つ先輩と結婚したと聞いています。
今もきっと品の有る綺麗な女性を想像しますね。

眉山の徳島市側のふもとは全てが神社かお寺です。
一説では眉山からは徳島城が丸見えなので、簡単に誰でも登らせる訳にはいかず、寺や神社にその一帯を守らせたと言われています。

ゆっくり散歩は良い事や悪い事など、久しぶりに色々なことを思い出させてくれました。
少し太陽に当たり過ぎたのか疲れました。
この程度で疲れを感じるようでは眉山は登れませんね。