米の高騰を受けて、初めて放出された備蓄米。
どれくらいの価格で販売されるのか注目していたけど・・やはり高い。
朝日新聞の見出しでは
「銘柄米より1千円ほど安く」と
まるで安く売られているような印象を与えます。
実際にスーパーで販売されている価格は・・3542円(5kg)
確かに高値の時と比較すれば1000円ほど安いかも知れないが、高騰する前の価格と比較すると、逆に1000円高い。
1000円と言っても1万円の物が千円高くなったのではなくて、2500円の物が1000円高くなっているので、これは異常な値上がりです。
そして、、、、
「複数原料米・国内産」の表示です。
つまり備蓄期間が1年物と2年物を混ぜてあると表示されています。
そう書いてあるんだから、そうなんでしょうが・・・
「複数原料」は備蓄米に限定された物ではありません。
まったく別の古米や等級の低い米が混ざっていてもOKなんです。
そもそも米の高騰を受けての処置のはずなのに・・・
備蓄米を仕入れ値より高く売っている可能性が高く、国が利益を得ている可能性があります。備蓄に費用が掛かるのは理解できますが、それは税金で賄っているので、国民はすでに負担しているはず。
備蓄米を高値で買う事は国民が二度負担している事になる。
少なくとも備蓄米放出の理由とは相いれない。
どんな米が入っているか解らない状態なのに、国民には備蓄米と思わせる。
民間企業には商品の表示に対して厳しい規制が有るのに・・
この備蓄米に関しては何もない・・・これは変です。
国が買って備蓄した米なら、ある程度は品質も保たれていると思いがち。
例え、そうであっても私たちが手にするまでには色々な業者を通ります。
少し時間が経てば、不当な利益を求める業者が出て来ても不思議ではない。
不当とあえて表現しましたが、法律に違反しないのだから必ず出てきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます