王座戦の第4局の日です。
1日で勝負の付く戦いなので、今日中に決着が付きます。
藤井七冠が勝てば、将棋の主なタイトル8つの全冠制覇です。
5回の勝負で、現在は藤井七冠の2勝1敗で、あと1勝です。
しかし、、、、
今までの永瀬拓矢王座との戦いは苦戦の連続です。
結果は2勝1敗ですが、内容は2敗1引き分けと言っても良い、悪い内容になっています。
特に1勝1敗の後の第3局は90%以上は負けで、勝つ道はどう考えても無く。
局後の感想戦でも、藤井七冠自信が自分の負け筋を幾つも読み切っていたと言っていました。
その中で選んだ一手が、一番難解な道筋だったのは素晴らしいのですが。
そこはトッププロの永瀬拓矢王座なら、読み切れるはず・・・
と、観戦していたプロ棋士たちも思っていたのに・・・間違えてしまった。
想像を超える大逆転です、、、と言うより、信じられない間違いを永瀬王座がやってしまったと言った方が正しいと思います。
ヒフミンこと加藤一二三さんが
「永瀬王座は将棋に勝って、勝負に負けた」と局後に行っていました。
今までの3回の戦いで、藤井七冠が良かったと言う将棋は一度も有りません。
難しい状態にして手を渡される、、、永瀬王座の戦法が光る戦いばかりです。
永瀬王座が「貴方の戦法は分かっている、さあ、何処からでも攻めて来い‼️」と言っているような気がします。
藤井七冠にとり、先輩棋士であり研究仲間である永瀬王座とは、その強さを一番知る立場だけに、かなりやりにくそうです。
素人予想です。
今日の一番で藤井七冠が負ければ、最終戦の第5局も勝てませんね。
ファンとしては会心の内容で勝利を期待です
名誉王座と全冠制覇をかけての戦いは、将棋界の歴史に残る戦いですね。