今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

胡麻油のジュ!で中華風ドレッシングを作る!!

2020年04月26日 | グルメ
ふと中華風のサラダを作ろうと思った・・・。
基本、生野菜を食べる時は、酢と塩とオイルでフレンチドレッシング(←クリームドレッシングを含む)か、マヨか、何も付けないか、だけなので作った事が無くて
(酸味嫌いだし)
一応、醤油とかゴマ油なんだろうなとは考えたが、
折角だから家のサラダや野菜の専門書をいくつか読んで調べてみたけれども
(↑ネットで調べた事より本とか辞書で調べたり体験した事象の方が、社会に出てから本当に身に付く事が多かったから、なるべく先に手に持てる活字で調べる事を優先している)
何冊か調べていると醤油とゴマ油・酢を使ったレシピはよくてコチュジャンを加えた韓国風が出てくるだけで、どの専門書にも中華風のドレッシングが出ていない・・・
ザっと見ただけだが3冊目が終わった後ぐらいで何故だ?、何かがおかしいぞ?・・・と流石に疑問に感じてきた・・・
で、1度立ち止まって考えた時、!!、(現代ではともかく)昔の中国って生で野菜を食べないからサラダのドレッシングって発想自体が無いのかも!!と気付き、
4冊目をザっと観ても、やはり載っていなかったので、今後、何冊読んでも同じ結果だろうなと、やむなくネットで調べる事にした。

(プロ過ぎて、恐らく本当の中華料理はサラダを生野菜で食べないのに、プロの紙媒体として安易な事を載せ、修正の効かない形状で印刷を刷ってしまう事に出版や食のプロとして許せなかったのではないかという仮説を立ててみた

調べると、やはり醤油と酢は勿論、砂糖を使うと出ていた。
なるほど、中華料理は砂糖を使うモノな・・・サラダにも使う発想か・・・
で、同じような調味料を使う韓国風はコチュジャンを入れるから、確かコチュジャンは甘さもあるのでそこに更に砂糖をあまり足す事は少ないのかも、と中華風との違いが解かった。

で、本来ならやはりゴマ油も足すのだが敢えてここで入れず!!・・・

野菜をボウルへ入れて(←ドレッシングを先に作って混ぜると洗い物が1つ減るでしょ?家なら・・・)
上に白髪ネギの束を置いて

フライパンにゴマ油を入れ(あまり少ないと危ないので適度な量、多くてもアレだが・・・)、

弱火で点火

前後に軽くゆすりながら(又は菜箸や中華お玉でかき混ぜながら)加熱し続けていると、軽く煙が出てくるので

それを先程の白髪ネギの束にかけると・・・


ジュっ!!

っていう音と共に胡麻油の香りがキッチンに拡がる
(「ゴマ油」が「胡麻油」という表記に代わるとでも表現出来ようか)
※瞬間的にネギ油にもなるし。
鉄や陶器のボウルや器の方が溶けが怖く無くて安全だったかな?(大丈夫だとは思うが)
そのまま全体を和えてドレッシングを作りながら、野菜全体にドレッシングの味と香りをまとわせ
(全体・全部を混ぜてしまう事は本当言うと、シャキッと感がやや失われるので、あんまり好きでは無いのだが、ジュ!!っというのをやりたかった!!)
最後に、煎り胡麻を少々かけて完成。

無茶苦茶、美味しかった。

なんかクラゲを入れたくなった・・・
(クラゲの中華風酢の物的なモノのあまり酸っぱ過ぎないやつ・・・外で出てくるのは酢の物が多いからか~酸っぱ過ぎて・・・)



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