今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

(同量の)漬けダレ6段活用。

2017年05月09日 | 今日の料理
鮪のサクが安かったので手に入れて、半分は鮪のユッケ風スタミナ丼にして、

納豆を入れるか?迷ったが、キムチ等を入れないで醤油で食す場合は入れなくて大正解!!!
(美味かったこれー!!、マジで)

もう半分は、切った乾燥昆布と酒:醤油をそれぞれ50mlの同量を煮詰めたものを冷ましておいて、サクのまま一晩漬け込んでヅケ風にした。
本来は周りを霜降りにするが、忙しかったのと何せ半分なので小さいから霜降りするとほぼ火が入ってしまいそうで。
昔は味醂を使ったらしいが、味醂が苦手なので酒にした。

切って漬ければ30分ぐらいだが、明日食べたかったのと安物らしく、あまり鮮度が良くなかったので、サクのまま漬けたら切る時に硬いのな。
(やはり一手間かけても小さくても霜降りにすべきだったか)
でも赤身は好きなんだ♪

ヅケだけの握り。
(味の濃さがギリギリだったので「煮切り」は塗っていない&面倒なので飛ばした)

手が込んでいて贅沢だ!!

後日、余ったヅケ汁が勿体無いので、鰤の照り焼きを作った。

漬けると味が染み込み過ぎて口が痛いし(←だから和食が嫌いなのかな~?)、ご飯を食べ過ぎてしまうので、少し焼いてからタレをジャバッと適量かけ瞬間煮つめるだけ。

何も野菜が無かったので、刺身のツマ類を添えてパシャリ!
ツマにタレをかけても美味しいだろうな


全部食べ切れないので、余っていた寿司メシに乗せて鰤寿司(?)に!!
富山とか、北陸などあっちの駅弁にこんな感じのありそう!!

又、これが、尋常ならざる美味しさなのよ、これなら子供も魚を好きになる?
(勿論、骨には気を付けて、でも鰤の骨なら太いから大人なら出せると思う)

まだ漬けタレが余っていたので、後日、魚(鱸)を捌いた時に出たオカシラやカマなどアラの部分を茹でたものとダシの効いた適度な量の茹で汁で煮付けにドバッと入れて少し煮つめる(濃い味はキライでも流石にこれは適度に煮つめないと美味しくないので、味見をしてみると良いだろう・・・因みに皿にもって冷めていく過程でも味がグングン染み込んでいくので、その薄味の人も濃い味の人も誰もが喜ぶ丁度良い加減が難しいかも)。

煮付け等の濃い味はキライだが、サラダがイギリスのサラダクリームなのでまろやかで、相殺されるから食べられる。
更に小ネギを入れると野暮ったい味が締まる感じになる

それにしても、カマの部分とか、新鮮なアラって煮付けにしても美味いしいな。
※海の近くの人って美味しい魚料理を食べているんだろうな、もしかして都会の味って本物ではないのかもと思わされた。
 昔、上司が新潟出身だったので「新潟とか北陸って魚が美味しいんですよね?」と訊いたら「良いものは全部東京へ行ってしまうよ~笑」なんて北海道の御土産物屋の売り子さんと同じ事を言われて謙遜されていたが(謙遜するところが又、デキルんだ、この人)、皆で一緒に居酒屋へ行くと明らかに魚の食べ方を知っているという感じだった(やっぱり謙遜だったんだ、知ったかぶって当たり前の事を自慢して言う人より出世した訳だわ)上司としてではなく年長者として生活態度から見習ったもの。

それを濾して、魚風味の濃いタレを再度作り、後日冷凍しておいた鰤をもう1回照り焼きに。

今度はキャベツの千切りにタレをかけてみた。

現代では「マヨネーズを添える」が1択だろっ!!
(キャベツにもつけられるし、テリヤキマヨになるから、子供も魚が好きになる?)

超理想的なヘルシーな食事!!
煮付けの汁を照り焼きに使う場合は火を多少弱めて、よく蒸発させた方が良いかも、やはり刺身の漬けダレよりは若干薄いので

更に、後日、ヅケダレをきんぴらごぼうに応用。

魚のダシもきっと出ているし、材料はほぼ同じだしやってやれないことはない。

(アタック感が少し優しいかな)

同じ和食なだけに漬けダレが何段階も使えた。

漬けダレにサンキュー







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