今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ジャースチームで複数調理。

2020年08月17日 | グルメ
ホルモンミックスというものがあった。

ホルモンといっても、モツとかシロ・テッポーとかではなく、
比較的柔らかいけれど弾力がある肉に近い、タン・ハツ・カシラの少量セットで、
これらを全部揃えると、大量になってしまうが、こうして小分けに少しづつ入っていると、本当に面白いので、少し焼きトン串にして。

残りの僅かに硬い部分(←タン元やタン下と普通のタンぐらいのレベルだが、逆にタン元とかが入っていること自体が凄いワケで・・・)や不揃いな部分(←ハツでも薄めの脂質が付いてコクのある部分)は・・・刻んでおく

保存瓶の湯煎の準備をしておき

一応、ホコリとかが入らないように

蓋をしておくか。

タマネギを炒め、冷煎か何かで、冷ましておき

冷めた玉ねぎと共に挽肉と調味料や大量のハーブやスパイスと混ぜ
(タイムが余っていたのだが、茎は入れずに取っておいて又煮込み料理か何かに使おう・・・)

シュウマイで得た技術の、僅かに取って1分レンチン

味を確かめる技術で調味料を調整。
(凄い、塩気は1発で整えられた)

それを煮沸した大きい瓶に詰めていき
麺棒で平らに均して、空気を抜いた

防腐効果に更にローリエを置いて

1つ瓶が完成。
本当は豚の網脂で中の肉を包むが、そんなのは家庭に常備されておらんので、無しでいいとする!!)

タマネギ・ニンニク・生姜等の香味野菜を切って
ニンニク・生姜はすりおろした方がいいが、そこまで体力がもたなかった、これでも大丈夫だし)

小さい瓶に底から→挽肉→タマネギ→ニンニク・生姜→カスリメリティ→1番上はカレー粉小匙2杯欠と塩・チリパウダーや粉末一味唐辛子・胡椒・(orパウダースパイスを入れない市販のカレー・ルーの場合塩は入れない)と詰めていき、
(カスリメリティはオリジナルで入れてみたがガチで正解だった!!・・・斜めにオクラとか茄子とかも面白そう・・・)
※味を確認出来ないのが怖いな・・・(塩は後入れでいいのかも

途中1回開ける(←開けなくても作れるらしいが一応)カレーの瓶の蓋を緩めに締める。

瓶の段差があるので、皿とか陶器のお椀で高さを調整

今回は基本の、水から湯煎にかける。
(鍋自体に蓋をした方がよりいいみたい)
パテ系は湯に入れている感じが多いが・・・カレーに合わせよう!!
パテの瓶は少し暖かい温度から入れてもよかったみたい・・・)
※水から湯煎にかけるので、熱い瓶を水に入れると割れるからやっぱり冷ましておいた方がいいのかもしれない。
アルコール消毒程度か?
※湯に入れる場合は調理時間を長く取った方がいいのかも???いや、米を一緒に瓶で炊く場合だから水からなのかも、どうもジャースチームで米も一緒に炊けるらしいが、今回ご飯を炊いたばかりなので、これ以上無駄に炊いても意味が無いからそれは次回にと思って炊かなかったが、これを書いていて、なんとなく米から炊く場合は、水からなのかもって。。。)

最初は強火

その後、中弱火~中火で湯煎をしながら、
カレーは30分ちょっと
パテは50分~1時間

開けて混ぜなくてもいいレシピもあるが一応)10分~15分したら途中カレーの蓋を開け
(火傷をしないように!!)
ここで塩を入れて味をみてもよかったのかもな・・・

中をかき混ぜる(スプーンでかき混ぜた方がよかったかも)

残り20分後ドライキーマカレーが完成(ドライカレーって美味いな、これ好きかも)。
タマネギを増やすともっと水気のあるキーマカレーが出来る。
※因みにキーマとは挽肉という意味で、地域や家庭によっては汁気がベシャベシャのキーマカレーもあり、汁が少ないとは決まっていない(流石80%がB型と言われる国)。

パテは時間がきて水分や油脂分が透明になっているのを確認し取り出すか、
(それでも過熱状態は観られないので大量に詰めたり瓶が太かった場合、中が生の場合もある

冷えた机に(布巾とかを敷かず)そのまま置いたり、急に冷やすと瓶が割れるので、湯に入れたままユックリ冷水を鍋の湯に流し続け瓶を冷ましていく
(放置だと時期にもよるが暑い時だと、半日以上ぐらい想像を絶するぐらい冷めないので、この少しづつ冷やす方法が良いかも)

カレーはドライカレーだと辛味が強く感じられるので、2食分ぐらいあった。
(頑張れば3食)

大きい瓶は縦には入らないので、1度野菜室で油脂分を固まらせ

クラリファイドバターみたいに、中で固まった油脂分で蓋をしたら

横に入れても漏れない。

そこそこは長期に保存出来そうだが、
防腐効果にハーブやスパイスを多めに使い密閉もしているとはいえ、防腐剤も何も使っていないので、なるべく早めに食べ切る事。
もしくは本末転倒だが瓶の中から出し、1人前に切り分け、冷凍という手もある。

パテは瓶の口が狭い場合、ナイフを「く」の字に入れて取り出すといいだろう。

低温調理で加熱状況が解からないから、火の通りが甘い場合は、レンチンするなり、ソーセージやハムステーキみたいにフライパンで焼いても。
(低温だからミオグロビンが赤くなる感じでもあるが、こんな事で腹を壊しても嫌だから加熱はした方が、あくまでも僅かでも保存期間を延ばす一例なので)

肉汁(←「にくじる」、近年TVや芸能人が中国寄りな読み方に煽る「ニクジュウ」とかにしているが、なんか変じゃね、響きが気持ち悪い、序にいうとエンミもシオアジや塩気・塩分でいいと思う・・・)が染み出るのでパンはカリっと焼いた方が浸み込み過ぎなくていいだろう・・・

ま、今回は1度に料理出来る方法を学んだという事で。

 因みにカレーを作った小さな方の瓶は1842年から続くイギリスのKILNERというブランドの「プリザーブ・ジャー」
イギリスでジャムの保存に使われるていた頃の名残りでダブルキャップになっているとのこと、なんか『質実剛健』というか使い勝手が良い感じ・・・
(手にシックリくるというか・・・)

料理がしたくなる感じ。


「オマケ」

ちょっとパテは保存用に強い味にしたのと、ドイツ人じゃあるまいし、そんなに毎日ソーセージみたいな挽いた肉を食べられないので(ハーブが多いからご飯には合わない・・・)、固まった油脂分ごと取り出し、

その油脂分だけをフライパンで溶かしつつ

芯を取ったニンニクをその油脂分で抽出し

先程のパテを崩し炒める
(ワインが無かったので何か水分が欲しいから、瓶の底の水分も全部入れてしまう、足りなければ水!!←水で少し優しくなるから

小麦粉を入れ炒め

トマトジュースを入れ

味付けと思ったけれど、これは普通の挽肉ではなくてパテの時点で塩気が付いているモノだったので、塩は控えた。
(味を締めて整える為に、最終的に少しは入れたが)

気分次第で、足りなそうな調味料を入れた。
(トマトジュースをケチって他の料理にも使ったので酸味と甘みが少し足りなかった為、ケチャップ『とか』を)

ミートソースが出来た。

少し味が強いのでかけ過ぎない(取っておけるし)。

本当に普通のミートソースよりハーブとかアタック感がハイパー強いので(塩気ではなく)、普通のイタリアンのボロネーゼみたいに1度かき混ぜた方が食べ易かった。

やはり普通の昔の喫茶店や、昔のデパートのレストランにあったようなミートソースの方が落ち着くが(←外でそれをオーダーするか?とは今の時代、別だが)、パテから1つの「味変」として。



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