社長つれづれ日記

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成長すると言うこと

2006年01月08日 | 仕事

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 無理をしてはいけないと言うけれど、無理をしないと器が広がらない。

 自分の今まで経験した、そして自分の経験の範囲の中でやる仕事は、手堅く仕事ができたとしても、その人の成長を促進するものではないと思うのです。

 自分の体験にもあるのですが、今までで経験をしたことのない仕事や、自分で処理できる量以上の仕事がやってきたときに、私の成長があったと思うのです。

 今までやったことがないことを何とか成し遂げようとするために、人に相談し、資料を調べ、調査に行き、色々工夫をします。また必要以上の量の仕事が来たときに、何とかやりきるために、時間の使い方を工夫し、仕事のやり方の能率を検討し、また、人に手伝ってもらうための交渉をするなど、そんなことで、知恵を出し、工夫をします。それが、その時は大変だったけれども、自分を器を広げたことになります。

 その次に同様の仕事が来た場合には、この経験が生きて、以前よりも楽に仕事をこなすことができます。人間の器が広がるとか、成長するとかは、こういう事だと思います。

 ですから、成長する人は、常に、そういうチャレンジをしているわけで、今まで経験のないことで悩み、苦しむわけです。そして、時には失敗もし、痛みも伴います。

 成長する、器を広げると言うことは、そういう意味で苦労や痛みはつきものですが、それがあって成長し、人間が大きくなれると思うのです。

 先週、総務のKさんから相談がありました。やることがたくさんあり、そのことでプレッシャーを感じている新人さんへの教育のあり方でした。

 私は、前述のような話をして、新人さんへの信頼の念や、周りのサポートの大切さを二人で確認しました。

 みなさん、日々、戦ってくれています。

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