社長つれづれ日記

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全社一丸

2009年06月27日 | 仕事
◆◆配慮の必要性

 久しぶりのブログです。時々は投稿をすることも大事ですね。自分を振り返る上でも、先日テレビで見ましたが、認知症対策においても過去を振り返ることが必要だそうで、ブログの投稿の意味もあるでしょう。

 今のような経営環境に、全社一丸の経営を目指すことは大切だと思っています。ですので、折りにつけ、「全社一丸で、百年に一度のこの経済危機を乗り切ろう」等と、かけ声を発するわけですが、このかけ声も、取り方によったら、社員さんのモチベーションを上げることばかりでなく、余計なプレッシャーを社員さんに与えてしまうこともあるようです。(皆さんはそのようなことは承知済みだと思いますが)

 今日もある社員さんと話をしていたら、「社長は全社一丸で営業に力を入れようと言いますが、営業に携わっていない技術中心の私に取ってみたら、そのことは頭で理解できるけども、具体的営業活動ができないので、逆にプレッシャーとなっています。」と、このような話がありました。

 私は、みんなをまとめ、鼓舞しようと、かけ声を発するわけですが・・・。

 もちろん私も、営業系社員さんと技術系社員さんとの役割の違いを認識した上でのかけ声なのですが、受け手がまじめに考えてくれればくれるほど、全社一丸という十把一絡げの言葉が仇になるようです。

 もっともっと経営者が社員さんの立場も踏まえながら、きちんと説明すべきですね。特に、ひとまとめにするような言葉を使う際にはその配慮が必要なようです。社員さんと話をすると、いろいろな気づきがありますね。勉強をさせてもらっています。

 「百年に一度の経済危機」は私たち中小企業経営者、いや、特に、私にとって、良い勉強をさせてもらっています。勉強に終わらせず、良い結果につながるよう努力していきたいです。