社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

吹き荒れる風

2008年11月18日 | 仕事
◆◆柳のように

 久しぶりのブログ投稿です。ちょこっとブログをサボったら、あれよあれよ、なかなか書くことが出来なくなって、かなりブログの投稿をサボってしまうことになりました。まあ、今の気分は、「書く気になったら書きましょう」ってなことで考えています。

 先日は大分の中小企業家同友会に呼ばれ、役員研修会に参加をしてきました。大分同友会は愛媛同友会とほぼ同規模(会員数)の同友会ですが、地方経済においては福岡が近く、大企業の工場の誘致などもあり、それなりの経済規模を持っているようです。また、つい最近までは、世に言う景気に関してもあまり深刻になっていなかったそうですが、ここに来て、ぐっと景気の悪化を感じているそうです。

 ただ、夜は大分の飲み屋街に連れて行ってもらいましたが、松山の二番町、三番町と比べると、ずっと人通りが多く、まだ、松山よりは景気が良さそうな感じです。あれを見るとずいぶん松山は、景気が悪くなっていますね。

 とにかく、こんな外部環境の折は、柳のように、腰折れしないで、粘り強く商売をしてゆかねばなりませんね。そんなことを、大分の風に吹かれながら考えましたよ。


◆◆マスコミ等々

 とくにかく、マスコミでは、色々と景気の悪さが伝えられています。中小企業経営などは、かなり厳しい状況を伝えられていますが、当の中小企業経営者は、人ごとではなく、歯を食いしばって頑張っている状況です。

 やはり、景気が悪くなって、一番痛んでくるのが中小企業ですね。ここ最近ではトヨタあたりも業績が悪化し、リストラを実行していますが、結局、弱い労働者や下請け中小企業が切られている現状です。自由主義経済で有れば仕方がないことではありましょうが、私も中小企業経営者の一人として、何となく、心が痛みます。

 まあ、外部環境が悪いことを、どうこう言ってみても仕方が無く、とにかく、自立的経営を目指すことが、中小企業ではあっても重要ですね。技術を磨き、差別化をし、顧客満足を高め、お客様から必要とされる企業を作らない限り、生き残ってはゆけません。そういう点では、いま、我々中小企業が試されている時です。

 日本の国は中小企業が支えているなどと言いますが、本当に支えているのであれば、いま、したたかに、企業経営をすることですね。いま、しっかり、生き残って、やはり、中小企業がこの国を支えているということを実証しなければなりません。

 こういう厳しい経営環境の折こそ、今まで見えなかったことも見えてきます。変革のチャンスでもあります。企業経営にしっかり手を入れるには今がチャンスですね。

 そんなことを、最近強く感じています。

 大栄電機工業は、今こそ、飛躍の時だと思っています。

追伸
 夜中に目が覚めてブログを書いているものですから、乱文ごめんなさいという感じです。

 

創業者の精神

2008年11月07日 | 仕事
◆◆刺激を受ける

 先日、大阪で全国から千名以上の経営者が集まり、自社の経営方針を発表し合う、全国経営発表大会が開催されました。自社の決算書を三期分並べ、自社の中期、短期の経営方針を発表するというものです。30名前後のグループに分かれ、発表者とアドバイザーとで、色々なアドバイスをしながら、経営を深める大会でした。

 現在の大変厳しい経営環境下にあっても、しっかり利益を出し、立派に経営をしている会社もたくさんあります。そんな企業の発表を聞きながら、大いに刺激を受けました。

 また、色々な企業の発表を聞きながら、わが社が大事にしなければならないことのヒントも頂きました。良い勉強になりましたよ。


◆◆創意工夫・お客様の気持ちにたつ

 わが社の経営理念の中にある「創業者の精神」は「創意工夫・お客様の気持ちにたつ」です。

 いまこそ、しっかり意識しなければならない理念だと思っています。外部環境の厳しい中で、しっかり売りをたててゆくには、お客様の気持ちに立って、お客様にどんなことができるのかを創意工夫して考える、そんな姿勢が大切です。そのような姿勢でないと、今のような状況では、より良い営業成績は望めません。

 そんなことを、大阪の経営発表大会では、再確認させてもらいました。今日の朝礼では、社員の皆さんには「創業者の精神」をしっかり意識しましょうと、強く呼びかけました。言われたままの、自分たちの都合ばかりを考えた営業では通用しない、しっかりお客様の気持ちにたって、お客様のニーズに合った、より良い商品やサービスの提供を、創意工夫して提供すること、これが本当に大切な、時期です。

 おかげさまで、わが社にはこのような良い理念があります。しっかり活かしてゆきたいものです。