社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

ロジカルシンキング

2005年10月31日 | 仕事
 今日は大森君の面談日でした。前回の面談から半年が過ぎ、どのような成長があったか、どのような課題に取り組んだか、お互いに確認をしました。

 大森君はディベートの委員会担当をしています。月に1回のディベート勉強会は彼の司会の元で行われています。

 毎月論題が決められ、その論題を元にグループに分かれてディベートを行うわけですが、肯定側になったり、否定側になったり、また、ジャッジになったりと、その日くじを引いて進行が決まるので、なかなかスリリングで、社員各位、みんな楽しみながらディベートの勉強をしています。

 いつも思うのですが、大森君のロジカルな考え方、物言いには感心します。大変しっかりしたスピーチを行い、なるほどと、相手を説得します。それが、知識をひけらかしたり、相手を言い負かすようなスピーチではなく、大変ソフトに、かつ本質をとらえたスピーチ振りは、年齢から考えても、しっかりしているなと、感心させられます。

 今日の面談では、大森君は謙遜モードでしたが、ディベートのお世話をするようなリーダーシップとロジカルシンキングできる力があるのですから、もっと自信を持ちなさいとアドバイスしておきました。

 若手社員の今後の成長は、我が社の未来につながります。これからも頑張ってほしいと思います。

静止衛星

2005年10月30日 | ノンカテゴリー
 今日の日中は静止衛星をしておりました。動きを止めてボーっとしておりましたが、時折、隕石が襲来し、軌道修正をしながら、家庭空間を漂っておりました。

 夕方、愛媛経営研究会の片岡事務局長よりメールが入り、本日の次年度準備委員会の開催連絡を告げられました。再確認のメールでしたが、ぼんやりしていた私にとっては有り難いメールで、「そうだ、そうだ」と思い直して、出かける準備をしました。

 夜7時からその準備委員会が開催されました。次年度も引き続き会長をされるマルブンの真鍋社長が次年度活動方針を発表され、その内容について参加者と意見交換を行いました。年間のテーマ、例会のあり方、特別講演会の方向性、組織、経営発表大会への取り組みなど、色々議論をいたしました。

 来年は「真の経営者になる」というテーマで、特に全会員の経営方針書作成に力を入れると言うことだそうです。より経営にフォーカスされた会運営で、経営研究会本来の姿だと、楽しみにしております。ちなみに私は「10年後の経営研究会の夢づくり委員会」の副委員長だそうです。「私で良ければ、何でもやりますよ」と言うことで、真鍋会長に引き続き協力しようと思っています。

 ところで、先週は色々な会議に参加をしましたが、その中で刺激を受け、我が社の経営に活かすことについて、いくつか確認できました。まとめておきます。

 一つめは「経営理念の再吟味」です。今年度は新しい中期ビジョンを策定することになっていますが、そのこととの整合性も含めて全社で議論する必要があるかと思います。より、全社一丸となれるような意思統一をしていきたいと思っております。

 二つめは「中期ビジョンおよび次年度経営指針の全社を巻き込んだ策定」です。我が社は毎年全社で経営指針の策定・発表をしていますが、さらに中期ビジョンの策定も含めて全社を巻き込むと言うことに力点を置いたプロジェクトを立ち上げたいと思っております。

 三つ目は「人材育成マネジメントの確立」をしていきたいと思っております。現在行っている自分自身の成長評価、個人面談、人材育成支援計画などをトータルな仕組みとして確立し、長期にわたって人材育成のできる会社にしていこうと考えています。

 まだまだ、細かいことで考えていることがありますが、この3点については下半期でしっかり取り組みたいと思っております。

 今日は日中静止衛星しておりましたので、今頃になって頭が活発になってきました。いけません。もう寝なければ・・・。
 

経営発表

2005年10月29日 | 仕事
 しかし、すごい会社があるものです。私たちの仲間の田中社長(シーアンドシーグループ)の会社です。

 今日は土曜日ですが、稼働日だったので、私は通常通り会社に出勤です。ははは(^_^)、先週のこともありましたので、今回は稼働日だと言うことを総務に確認をしての出勤です。

 午前中は社員面談のスケジュールが入っており、嘉村さんと北添さんとの面談を行いました。面談シートに基づき行いましたが、二人はよく仕事に取り組み、この半年間の自分自身の成長をしっかりと実感していました。私たちの会社ではこういった形で生まれ月を基準に社員面談をしていますが、定期的に行うこと、「人材レベル表」を基準に自分自信を自己評価すること、で自己の成長を確認をしています。このことを地道に積み重ねていくことで、着実な人材育成が進むと確信しています。継続は力ですね。

 午後からは経営研究会の例会でした。今日の例会は香川県、徳島県、そして愛媛県の経営研究会の合同例会で、120名くらいの参加はあったと思います。

 各県からの代表16人がグループに分かれて自社の経営方針を発表しました。そして、その発表を聞いている参加者は、気がついたところを色々アドバイスを行うのですが、決算書を3期分みんなの前で公表しての発表ですから、具体的なことに踏み込んだ鋭い意見も出てきます。まあ、経営研究会ならではの経営発表会で、発表する側人も聞く側の人も、大変勉強になるものでした。

 そのグループの前に先立って行われた全体発表に、我が愛媛の仲間の田中社長の発表がありました。飲食業の中でも特殊な業態(スナック・ラウンジ経営)ですが、科学的経営と人材育成に大変力を入れ、年商が8億を超え、経常利益も売上高の10%以上と、すばらしい経営です。また、自己資本比率も驚くほどの数値で、もちろん無借金経営といえる内容です。

 いやいや、こういう仲間の発表を聞くと、ますます、頑張らねばと思いますね。昼の2時から深夜まで、経営者同士の熱い交流が行われました。今日は本当によい刺激を受けた一日でした。

 それから、一緒に参加をした坂野専務と野上次長も良い勉強になったと思います。他社の良いところは会社で取り入れていきたいですね。後日、意見くださいね。ご苦労様でした。

CS=ES=ES

2005年10月28日 | 仕事
 本日の午前中は、昨日に引き続き中小企業家同友会全国広報・情報化交流会の分科会と、そのまとめの全体会がありました。そして午後からは情報化推進プロジェクトの全国委員の会合があり、二日間、内容のある会合に出席をして、よる8時に松山に帰ってきました。

 留守中の我が社の全体会議については、社員の皆さん、遅くまでご苦労さまでした。お疲れ様でした。

 ところで、今回の二日間の交流会ですが、全体会議に三重県の宮崎本店の宮崎社長(中小企業家同友会全国協議会副会長)が講演をされました。

 講演のテーマは「中同協労使見解を経営に活かして」というテーマでしたが、大変ためになる講演で、その講演を聴きながら、いくつかのことを我が社でも取り組もうと考えることができました。

 現在、この宮崎本店は経営品質賞の受賞に挑戦をされています。また、経産省が行う全国の情報化推進企業の最優秀賞も受賞されており、我が社にとっても大変参考になる企業です。

 宮崎社長はそういう背景の中で、次のような話をされました。

 「究極の顧客満足(CS)は真の社員満足(ES)、そして、それらの結果は社長満足(ES)につながる」

 宮崎社長は社員さんにこの一年間で本当に嬉しかったこと、本当につらかったことのアンケートを採ったそうです。七十数名の社員さんがいるそうですが、本当に嬉しかったことの7割以上はお客様から褒められたことであり、本当につらかったことの7割以上はお客様から叱られたこと(クレーム)だったそうです。

 それらを分析したとき、やはり顧客満足こそが社員さんの満足に繋がり、結局それらが実現したときに社長の満足もあるのだという結論に達したそうです。

 なるほど、と思いました。

 我が社でも顧客満足は経営おける重要課題です。そして、もちろん社員満足に関しても重要な課題です。これらのことについてもう一度みんなで考えてみる必要がありますね。そんなことを感じました。

 出張から帰ってきた夜の事務所で、残業で残っていた最後の一人の松田君と「今年は中期3カ年計画の3年目だけれども、描いた通りの会社に近づいてきたね」「そうですね、ここ最近特にそのことが実感できますよね」と会話を交わしながら、心の中でさらなる中期3カ年、そして、さらにその向こうの3カ年に思いを馳せて、二人で会社の成長を確認しながら、私は会社を後にしました。 

明日から出張

2005年10月26日 | 仕事
 今日は午前中、取引先との打ち合わせ、午後は陸上無線協会四国支部の役員会が開催されました。夕方まで役員会を開催の後、懇親会が開催されました。今回は、四国支部長としての最初の仕事でしたが、何とか終えることができました。来年は20周年と言うことで記念事業への期待も高まっているようです。記念事業として何を行うのか、財政が厳しいのでなかなか思うことができません。皆で、色々議論をしてゆかねばなりませんね。

 ところで、明日は同友会の全国広報・情報交流会が開催されます。大阪へ出張です。ということで、その様子は携帯メールで。今日は一日バタバタしていたので、このあたりで終わりにします。

人生の良き先輩

2005年10月25日 | 仕事
 今日は大手仕入れ先のコンベンションがあり、高松に重藤君と出張をしていました。この秋冬の新製品の紹介や今後の販売方針など説明がありました。その後、懇親会がありましたが、私の方は所用があったので、先に失礼して松山に帰ってきました。

 ところで、先日、日本創造教育研修所の変革コースに参加をしていた社員さん3名の様子です。昨日帰ってきての研修報告を聞き、それぞれに良い気づきが有ったようで、参加をしてもらって大変良かったと思っています。今後の仕事にしっかり活かしてほしいと思います。

 そのなかで、本田さんですが、本田さんは54才での研修参加でした。多くが若い世代の人たちの参加の中で、本田さんの年齢での参加は、今までの参加者の中でも少ない方だと思います。

 本田さんは私にこのようなことを言いました。「本当によい勉強をさせてもらっています。よしんば、もっと若いときに勉強をしていたらさらに良かったと思います。」さらに、「色々な気づきがありました。今からでも、一日少しずつ、自己変革に努めて頑張ります。ありがとうございました」

 年を取っていくと、だんだん新しいことに挑戦したり、勉強をしたりするのがおっくうになります。本田さんも研修に出発する前は、本音を聞くと、会社が参加をせよというから参加をするのであって、本音はできるだけ逃げたかったそうです。

 しかし、さすが、年齢を重ね、人生経験を積んできているだけのことはあります。研修での学びのポイントをしっかり掴み、自分に活かしています。また、その謙虚な姿勢には頭が下がります。こういう人生の先輩がいることが、若い人たちの刺激になり、会社を成長させます。

 そういえば我が社には、堀部長、武智部長という50歳代後半のこれまたすばらしい人生の先輩もいます。この二人も、日々自己研鑽を怠らず、自分の成長に努めている二人です。

 我が社にはこのような人生の先輩がいるからこそ、成長してゆけると実感しています。高齢化が進む時代ですが、老若男女、お互いの持ち味を発揮し、良い会社に、良い社会にしてゆかねばなりませんね。

四つの責任

2005年10月24日 | 仕事
 上弦の 月鮮やかに 雲照らす 我が志 未来に照らす

 昨日の月を見ながらもう一つ思いを馳せたこと、忘れないうちに短歌にしておきました。


 ところで、今日は幹部会がありました。幹部会のメンバーに新しく本田さんと武田君が入ったこともあり、最初の社長の挨拶では幹部の責任と言うことで、あらためてお話をさせていただきました。

 お話をしたことは以下の四点です。
 1.会社の方向性を考える
 2.目標達成をする
 3.社風を形成する
 4.自己研鑽をする(成長する)

 1については、実務に埋没するな、と言うことをお話ししました。現業に忙しくして、頭が会社全体のことや、会社のこれからの方向性に気が向かないというのは、理由になりません。幹部が会社の方向性を考えなくて、誰が考えるのでしょうか、ということです。

 2については、個人の目標達成をすれば良い、という考え方は、幹部の考え方ではないと言うことをお話ししました。幹部は自分のグループや部門の目標達成を深く意識し、達成することに責任を持つのです。

 3については、経営理念を浸透させる責任がある、と言うことをお話ししました。社員さんとコミュニケーションを図り、会社の考え方を伝え、健全な社風を形成することに力を注ぐことが幹部の責任です。

 4については、部下の重しになるな、と言うことです。成長しないリーダーの元では、部下は成長できません。狭い判断しかできないリーダーの元では、狭い範囲でしか動けない窮屈な部下が育ちます。リーダーが自己研鑽し成長し続けることが部下の成長に繋がり、会社を発展させる原動力になります。

 幹部の責任と言うことについてはまだまだ色々なことがあるでしょうが、とにかくこの四つは先ず重要に考えてくださいと言うことでお話しして、幹部の意思統一を図りました。下期は、みんなでしっかり成果を残しましょう、と言うことも再確認して、幹部会を終えました。

 最近は会社の中も活発になり、良い社風になっていっていることを実感しています。

久しぶりだね

2005年10月23日 | ノンカテゴリー
 上弦の 月見ておもわず 口ずさむ 懐かしき歌 高校の秋

 ♪浴衣の君は すすきのかんざし 熱かんとっくりの首 つまんで~
   ああ風流だなんて 一つ俳句でも ひねって~♪

 秋も深まってきました。今日は東の空に上弦の月です。何となく懐かしく思って、その思いの通り、吉田拓郎の昔懐かしい歌を口ずさみました。そして、併せて俳句ではありませんが、短歌も詠んでみました。

 高校時代でしたか、文化祭でギターを抱え、その当時から大好きな吉田拓郎を、本人になりきって歌っていたのを思い出しました。あのころは坊主頭の学生で、朝は早弁、午後の授業は本をたてて昼寝、夕方から剣道の猛練習をして、夜はたらふくご飯を食べる、そしてぐっすりよい子で夜はしっかり眠っていました。そのことが祟ってか、その後の進学は平凡になりました。でも、青春時代の良き思い出は沢山残っています。

 そんなことで、上弦の月を見ながら、懐かしきこと、頭に浮かべておりました。

 日頃忙しくしており、風景にあまり目を向けることがありませんが、秋も深まり、少し肌寒い風とすんだ空気が、昔懐かしき上弦の月に目を向けさせてくれました。

そうそう、吉田拓郎の懐かしい歌の歌詞はこの後続きます。

 ♪僕はぼくで あぐらをかいて 君の膝枕に 寝うっとり~
    上弦の月だったっけ 久しぶりだね つきみるなんて~♪

社員懇親会

2005年10月22日 | 仕事
 今日は少し疲れていたのか、朝寝坊をしました。お昼くらいまでごろごろしていて、ゆっくり起きあがり、夜の社員懇親会の時間まで会社で仕事をしようとビズポートへ向かいました。

 今日は土曜日の休日だと思い、気楽に会社に出かけたのですが・・・・。

 なんと、今日は稼働日ではないですか。

 「あれ、今日は稼働日だったの?」なんて、とぼけると、社員の皆さん、にやっと笑って、「社長、家で仕事をしていることになっていましたよ」と、社員さんの声です。あれあれ、武智総務部長の気を利かせた社員さんへのフォローは無駄になってしまいました。

 「あれー、そうだったの、稼働日だったの・・」などともう一度つぶやき、社員の皆さんの好意的な視線(勝手に思っていますが)感じながら、何事もないかのように机に座り、コンピューターを立ち上げました。

 やってしまったーという感じです。

 それからしばらくして用事があるので外出をしました。打ち合わせなどすませて、8時からの社員懇親会へ出席をしました。

 新入社員さんの歓迎会も兼ねていましたが、楽しい、和気藹々とした社員懇親会ができました。現在の会社の雰囲気は大変良く、このような懇親会をしてもそれらの雰囲気が出てきます。皆さんのコミュニケーションもすすみ、良い気分転換になったのではないかと思います。

 私も2次会までつきあい、時に、智くんや博ちゃん、よっしーにちくりちくりといじめられながら、楽しく2次会を過ごしました。

 みんなとあれやこれやと話をしながら、やはり思うことは、良い会社を作ってみんなに報いてあげたいということです。頑張らねばという気持ちにあらためてなりました。下期が始まっていますが、年度末にはよい結果を出し、楽しいお酒が飲めるよう頑張りたいと思います。皆さんも協力よろしくお願いしますね。

自立

2005年10月21日 | ノンカテゴリー
 男の子を育てるには、ここぞと言うときは鉄拳あり、と言うのが私の教育方針でした。ですから、うちの長男の子育ては、時に、愛のげんこつ、平手打ちあり、の時がありました。

 私の考えるここぞと言うときは、親に対する口答え(特に母親に対して)、自分を大切にしない行動(しらけ、ひらきなおり)などの時は、特にその対象の時でした。

 彼が高校の時、しらけと横柄な態度をとった時期(今考えると彼の反抗期)がありました。あまりに見かねたので注意をしたら、これまたその返事が横柄な返事です。「これはいかん」と思って、強い姿勢で彼に迫ったとき、彼も感じたのでしょう。

 「お父さんは言うことを聞かそうと思ったら、そうやって暴力をふるうん!」

 私の目を見て、必死の思いで出た長男の言葉でした。わたしは、はっと思って、振り上げた右手をおろしました。

 その日から、私は愛の鉄拳教育はもうやめることにしました。いくら愛の鉄拳だと思っても、それが暴力だと取られるなら、これは教育ではありません。そして、彼がそういう言葉を発したこと、これは子供と言うより、一人前の大人としての扱う必要があると感じたからです。

 その長男は、今はつくば市に住んで、大学に通っています。今日で21才の誕生日です。彼が2歳の時、産みの母親は病気で倒れ、7才の時に亡くなりました。寂しい思いをしたこともあったと思いますが、優しい思いやりのある大人に成長したようです。先日も今の母親とメールでやりとりをしている内容を聞いて、微笑ましくも思いました。

 これから社会人になる進路を決めていくようです。よく考えて、自立した、良い社会人となってもらうよう期待しています。これからも、元気で頑張ってほしいと思います。

 誕生日、おめでとう。  

全国で初めて

2005年10月20日 | 中小企業家同友会
 中小企業家同友会全国協議会は、各県にある中小企業家同友会の全国組織として存在し、東京に事務局を置く、35000社を組織する会です。

 今日は、その事務局の平田次長が来松されていました。女性の事務局次長ですが、全国で取り組んでいる全会員をグループウェアで結ぶ情報化促進プロジェクトの実務責任者として、全国を精力的に動き回っておられます。

 私は、実はこの中小企業家同友会全国協議会の情報化推進プロジェクトの担当委員として、愛媛から中同協(中小企業家同友会全国協議会)に参加をしております。そして、今日はその愛媛県での導入促進の打ち合わせとシステム構築の方向性について平田さんと打ち合わせをしておりました。

 愛媛県の同友会の場合は現在中期ビジョンを作成中で、その中期ビジョンにも情報化を明確に位置づけて、組織活動の活性化と効率化にITの活用をはかっていくことを謳っていく予定です。会発展の重要な仕組みとして位置づけており、今後の会員さんの積極的な取り組みが期待されます。

 そんなことで、平田さんとあれやこれやと打ち合わせをしておりましたが、終始笑顔で打ち合わせをする平田さんは、大変好印象でした。これだけのシステムの構築を担うと言うことは、実務的にも精神的にも大変なことだと思うのですが、笑顔で前向きに取り組もうとする姿は、何とか協力していこうと思わせる良い雰囲気を持っておられます。全国の経営者団体でこれだけのネットワーク化を行うのは、おそらくはじめてのことだろうと思われます。何とか成功させていきたいですね。

心を亡くす

2005年10月19日 | 仕事
 今日は社内で打ち合わせをしたり企画書を作成したりで、一日社内にいました。社内にいて、社員さんや取引先が事務所に出入りする様子を見ながら、バタバタとして、だんだん忙しくなってきたなということを感じています。

 我が社は普段でも遅くまで仕事で残っている社員さんがいる会社です。これは決して自慢できることではありませんが、だんだん忙しくなってくると、遅くまで社員さんがいて、今日の仕事の後始末、明日の準備、それから部門ミーティングなどなど、あれこれと忙しく仕事をやっている社員さんの顔が多く見られるようになります。

 「忙しい」という字はりっしんべんに亡くすと書きます。りっしんべんは「心」という字の変形文字ですから、忙しいというのは「心を亡くす」という意味になります。

 まさしく、人間は忙しくなってくると心に余裕が無くなってきて、そうですね「心を亡くす」状態になってきて、人間関係がぎすぎすしたり、仕事のミスやトラブルの原因になったりします。

 ですから、この忙しくなってきたときに人間の本性が見られる時でもあるのです。

 私なども余裕のあるときは仕事のあり方について理想や志が語れるのですが、忙しくなると途端に今まで言っていたそれらを後回しにして、目の前の仕事で精一杯になる事もありました。そして、そのような時は、人からの意見やアドバイスが途端に耳に入らなくなり、自己中心的な人間に変貌します。

 でも、先ほども書きましたが、その忙しいときにこそ、やはり、理想や志を失わず、しっかり踏ん張って仕事に取り組まなければなりませんね。そういう姿が、うわべだけの薄っぺらい人間ではなく「本物の人間」の姿というものでしょうか。

 私の好きな司馬遼太郎の「峠」に出てくる河合継之助の言葉に、「志は塩のように溶けやすい。だから、志を守って行くには普段からの日常の振る舞いに気を遣ってゆかねばならないのだ・・・」と言うようなセリフが有ります。

 「志などというのは忙しくなると途端に見えなくなるよ、だから、普段から見失わないよう、心を鍛え、仕事にしっかり取り組んでおくことだよ・・・」と言うような理解になるのでしょうか。

 我が社も下半期に入り、以前から色々仕掛けておいた仕事がだんだん形になってきています。当然、やることも増え、忙しくなってきます。これからが踏ん張り時ですね。経営理念が口だけで終わらない、本物の会社、本物の人を目指したいと思っています。

 今日の夜は「30会」という昭和30年生まれの仲間たちの会がありました。「天命を知る」人たちの会でしたが、話題の多くは「白髪が多くなったなあ」とか「頭が薄くなった」とか「健康にはきをつけんと・・」とか、およそ天命を知るどころの話ではありませんでした。楽しい仲間との時間を過ごして、家路につきました。
  

運の無い二人

2005年10月18日 | 仕事
 「あなたがちょっと口にしたことが、あっという間に周囲に広まってしまう日でしょう。それは不運の原因になるかもしれないということを忘れないで下さい。自慢話や人の悪口は禁物のようです。ただし、今までよりも交際範囲が広がり、新たな人脈や親交を築くことができる幸運も待っているようです。その中に、あなたに幸運をもたらしてくれるような人物が登場しそうなので、積極的に話しかけるようにして、あなたをアピールしていくと幸運をつかめそうです。」

 10月18日の天秤座の運勢・・・仕事運1、恋愛運1,金運1

 パソコンのブラウザを立ち上げると最初に出てくる私の運勢です。特に運勢を気にして何かをするということはありませんが、ブラウザを立ち上げるたびに運勢の星マークが並ぶので、自然と眼がそれに向きます。ここ最近は星の数が少なく、今日も仕事、恋愛、金運がすべて☆一つ、最悪の日ということでした。

 今日は夜、先日の15日に誕生日を迎えた、40才のフェローシステム三好社長と食事をしました。 三好社長も天秤座というこのなので、同じ運勢ということになります。

 ですから、運のない二人が食事をするということは、悪い運気を増幅するということなので、くらーい雰囲気になり、いい話になるはずがないのです。案の定・・・・。



 へへへ、・・・・ところがどっこい、二人はその悪い運気をはねとばす信念を持っておりました。本物の仕事をするには「経営理念の浸透」は大変重要で、そのことの徹底こそが社長の仕事だ、などど、二人で真剣な経営談議をしておりました。しかし、どことなくけだるい雰囲気で、会話に間が多いのは、悪い運気が影響していたのかもしれません。

 良き友人を持つことは大切ですね。人の悪口になったり、自慢話になりません。悪い運気をはねとばすエネルギーを出させてくれますね。(都合良く自分が思っています)

 そんなことで、運の無い二人は、強運をつかむ「経営理念の重要性」を再認識して、家路につくことができました。

 ところで、どうも明日の運勢もあまり良くないようです。愚痴を言わず、人の悪口を言わず、仕事に精を出すことにしましょうかね。

よく続きますね。

2005年10月17日 | 仕事
 先週出張に出ていましたので、今日の仕事の手始めは、たまった書類の整理からです。

 午前中は日本創造教育研修所のSCコース(創造性開発研修)に、本田さん、芳野君、西村さん(来春入社予定)が出席するので、その参加の心構えをレクチャーしていました。

①受講生として、決して優等生になる必要はないということ
②人前で恥をかくことが自分の成長における良き気づきになるということ
③目の前の課題は全力で取り組み、参加したことを無駄にしないこと
④講師のアドバイスは、なぜそういうことを言うのか、その背景を理解することなど、
私の体験を通して伝えておきました。

 また、大手民間企業の企画コンペがあるので、担当者が集まり、企画会議を開催しました。まずは提案仕様書を確認し、どのような方向性の提案を行うか、各自意見交換を行いました。やはり、人数が集まると色々意見が出てきます。良い企画会議ができました。

 そのあと、社員の日下さんとシステム開発に関する打ち合わせです。私の仕事へのこだわりから、少々熱くなって、私の意見を彼に押しつける形となったのですが、私たちが目指す理想をよく理解してくれており、建設的に話がまとまりました。彼には私が色々な要求をして忙しくさせています。ありがとうございます。ご苦労様。

 夜は中小企業家同友会のビジョン検討委員会がありました。松山支部、四国中央支部、今治支部の幹事長が集まり、今後の中小企業家同友会のあり方について意見交換を行いました。来年2月には「同友会中期ビジョン」がまとめ上げられます。今日は活発な意見が出されました。今後の検討会が楽しみです。

 そういえば、夕方社員の石丸さんと話をする折、「社長、ブログよく続きますね」と褒め言葉をもらいました。内心ちょっと嬉しかったのですが、そうですね、よく続いていますね。

 だんだん、継続は力になってきました。