社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

大阪出張

2007年01月31日 | 仕事
◆◆キックオフ

 今日は県外出張でした。朝早く起きて坂野専務に同行をしてもらい、飛行機に乗って大阪まで行ってきました。まだ右肩は自由になりませんので、荷物持ちもかねて、それから、今後確立すべきITコンサルサービスの商品化の検討もかねて、坂野専務には同行してもらいました。

 お客様は現在急成長中のP社です。大阪のパートナー企業のA社代表のSさんと共に、その企業に関わることになります。

 今日は10回コースのプログラム(弊社ITコンサルサービスプログラム)の初回だったので、全社の意識あわせもかねて全体会議(全社員数50名)を開催していただきました。全社員さんに対し、私の方からこれから取り組むプロジェクト(P社の中では全社プロジェクトの位置づけです)の目的と意義を説明し、プロジェクトチーム(P社で選抜される6名の社員さん)に対する全社的協力を促しました。

 一時間ほどこのプロジェクトの重要性をお話しして、会議の終わりにP社社長さんの方から、本プロジェクトのプロジェクトチームメンバーを発表していただきました。これらおよそ半年から10ヶ月ほどの間ですが、このプロジェクトメンバーが中心になって社内の業務改革を進めてゆきます。選ばれた人達は全社員の前で今後の抱負を語っていただきましたが、大変前向きな発表をしていただき、本プロジェクトの良いスタートが切れました。


◆◆プロジェクト会議

 午後からは第一回のプロジェクト会議でした。選抜されたチームの中からリーダーを決めていただき、プロジェクトの目的や期間、成果目標を皆で決めました。また、次回のプロジェクト会議への宿題の説明も行い、プロジェクトチームのやるべきことを明確にしました。

 皆さん、前向きに、慣れないながらも頭をひねりながら取り組みましたよ。これからの皆さんの成長が楽しみです。どんなチームとなり、どんな成果を生むか大変楽しみですね。皆さんの前向きな取り組み姿勢は、今後良い結果を生むと確信しています。


◆◆コミュニケーション

 夕方までプロジェクト会議を行い、Sさんに空港まで送ってもらい松山に返ってきました。途中空港で待ち時間がありましたので、坂野専務とは今後の我が社のこと、仕事の現状など色々意見交換を行いました。私の方が一ヶ月あまり会社を離れていましたので、空港での待ち時間は仕事の現状を理解する上で大変良いコミュニケーションタイムとなりました。その際大型案件受注の話も聞き、大変嬉しく思いましたよ。

 ところで、今日の出張は右肩には結構負担がかかりました。病院でもらった肩をホールドするためのバンドをしていましたが、これをきつく締めているために大変肩が張ります。姿勢も右肩をかばうことで、その他の筋肉に負担がかかり、変に肩が凝ります。そう言うわけで家に着くとヘロヘロになっていましたが、これも、慣れないと仕方がないですね。まあ、段々にシャバに体を慣れさせてゆくことにしましょう。がんばりまっせ。

成長を願う

2007年01月30日 | 仕事
◆◆東京からのお客様

 今日は東京からお客様が見えられ、新しい取り組みに関する意見交換をしておりました。昨年から取り組んでいるプロジェクトが色々な可能性を生み、私たちの考えている世界が段々広がっています。今までの我が社では考えられなかったジョイントも生まれる可能性が出てきました。まだまだこれから話を詰める必要がありますが、今後の展開が楽しみです。


◆◆こだわり

 誰にでも、何かにこだわるあまり、本当に大事にしなければならないことを見失ってしまう、そんな経験はありますよね。特に、人間関係においてなど、大変恨みを持つ相手にこだわるあまり、新しい一歩が踏み出せないなどと言うことは結構あります。

 今日はある友人の相談を受け、そんな話しをしておりました。しかし、自分でもそうですが、頭では分かっているのだけれど、なかなか執着心から抜け出せない。恨み辛みで気分がすさみ、新しい一歩が踏み出せないで、同じ所をぐるぐる回っている。そんなことはあります。

 人のことは色々指摘できますが、いざ自分がその立場になってみると、同じようにこだわり、悶々として、そのことから抜け出せないでいる、そんなものですよね。

 今日は友人から相談を受けて、いくつかの指摘はしたのですが、後は黙って聞いていました。彼も、私にいろいろ言いながら、自分を振り返っているようでした。最後は互いに黙ってじっと互いの目を見つめておりました。結局そこでは答えは出ず別れることとなりました。

 あとで、メールがあり、彼なりに整理がついたとのことでした。良かったと思っております。

 困ったときに、良い相談相手がいることは大切ですね。私の友人は私に相談に来て良かったと思います。なぜなら、彼は彼の将来にとって前向きな考えが出来たのですから。

 私も困ったときの相談相手、前向きな判断が下せるような相談相手を持ちたいと思います。その相談相手はもしかすると甘い言葉をかけてくれない人かもしれません。厳しい言葉を発する人かもしれません。黙って人の話を聞く人かもしれません。いずれにせよ、私の将来を親身に考えてくれる、そんな相談相手を持ちたいと思っています。そして、そんな人をきちんと見分ける目を持ちたいと思っています。

職場復帰へのリハビリ

2007年01月29日 | 仕事
◆◆出勤

 本来は退院後初出勤と言うところで、多少気構えたりもするのですが、先週から病院を抜け出し、時々は会社に来ていましたので、私の方はごくごく自然に仕事に入ることが来ました。

 しかし、今日からは本格的に仕事を始めねばと、先ずは机の周りや書類の整理です。休んでいる間にたまった資料や社内の回覧など、色々目を通して整理をしてゆきます。目を通してゆく毎に、これもやらなければならない、あれもやらなければならないと色々なことが頭に浮かんできます。入院中はゆっくり休めたのは良かったのですが、現実に直面するとうんざりしますね。そう考えると、職場復帰にもリハビリが必要なようです。


◆◆それぞれに

 書類やスケジュールを確認しながら、気がついたことは周りにいる社員さんに確認します。私の用件を確認をしながら、また、それぞれの社員さんの動きについても確認をします。私が居ない間にどのようなことが起こっていたのか、また、業績の動向はどうなのか、気がついたところから確認をするのですが、あまり心配することはないですね。みな、きちんと自分のやるべきことはやっています。そして、年度末に向けて、気合いも入っているようです。今期も後2ヶ月となってきましたので、最終ゴールまで皆で全開で突っ走ってゆきましょう。


◆◆出張準備

 そう言えば今週は出張があります。以前約束していた予定を入院のため延期してもらいましたので、今回は行かなければなりません。ITコンサルの仕事ですが、これから10回コースでお客様の会社に出向くことになります。

 今日はその資料づくりを行いましたが、ITコンサルコーディネイト営業部の河内さんや坂野専務に手伝ってもらい、私の方があまり実務的に手をかけることなく資料づくりが出来ました。明日は皆で資料を見直して、最終の手直しをする予定です。

 出張は飛行機に乗りますが、上手く人の流れをかいくぐって、右肩が衝突しないよう、注意して行ってきますね。まあ、怖がっていても仕方がないですからね。


◆◆マネジメントゲーム

 夜は小倉チームがマネジメントゲームをしていました。私が退社する前に会議室を覗いたのですが、みながワイワイとゲームをやっていました。年度末までに社員全員が5期の決算を行います。その業績如何で表彰もあるようですが、年度末に皆がどのような決算を終えることが出来るか、結果が楽しみですね。

見かけも大事

2007年01月28日 | ノンカテゴリー
◆◆気分さっぱり

 今日は散髪に出かけました。この一ヶ月間、入院中は頭の手入れなど全く出来ませんでしたので、白髪もかなり目立ってきています。こうやってみると、けっこう年なんだと実感します。いや、年なんですよね。それから、若干髪の毛も薄くなったのでしょうか。気のせいだと良いですね。

 そんなことで、今日はフルコースです。パーマをかけ、散髪をし、そして、白髪を目立たなくするために髪の毛を黒く染めました。まあ、見かけ上、若干若く見えるようになりましたよ。こんなところで我慢することにしましょう。

ひとまず

2007年01月27日 | ノンカテゴリー
◆◆退院しました

 私、本日をもって一応退院いたしました。最近は日中外出することが多く、病院の先生からは不良患者のレッテルを貼られていました。このまま居続けると、本当に「何のための入院ですか?」とか言われかねないので、そうやって言われる前に退院することにします。

 先生に相談すると自宅療養でも良いと言うことなので、今後は門限を気にせずに外出も出来ることになるでしょう。まあ、程々にしないと手術をしなければならなくなるので、そのあたりは注意しながら適度に仕事をするようにしますね。

 それと、入院中お見舞いに来ていただいた多くの方々にお礼を申し上げます。有り難うございました。今後は出来るだけ早く良くなって、また、元気で仕事に趣味に頑張ってゆきたいと思います。宜しくお願いいたします。


◆◆入院中の学び

 入院中は色々な学びがありました。自分を振り返ってみることも出来ましたし、右腕が不自由でしたので、少しは体の不自由な人や弱者の気持ちに立つことも出来ました。健常者の弱者に対する対応がどうあるべきなのか、どう考えるべきなのか等も少し整理がつきました。

 また、経営者の性なのでしょうか、病院経営のあり方、患者満足をどう追求するのか、今後の病院経営の方向性など、こんなことも考えることが出来ました。

 それから、会社の中における自分の位置づけ、自分の仕事のあり方、社員さんの有り難さなど、日頃社長をしていて当たり前に思っていたこともゆっくり振り返って考えてみることが出来ました。

 もちろん、家族、友人、知人、親戚、取引先、仕事の関係者等、多くの皆さんのご支援があって自分が成り立っていることも再確認できました。本当に有り難く思います。

 これらの学びを、今後に活かしてゆかなければなりませんね。

 それから、英語の勉強を積極的にやっていましたが、これについてはまだまだですね。ここ一週間ほどスウェーデンから現在取り組んでいるプロジェクトのパートナーがやってきていましたが、全く英語が通用しませんでした。特にヒアリングが出来ません。まだまだ勉強不足ですね。今後のさらなる努力が大切です。


◆◆最後の夜

 今日がスウェーデン一行との最後の夜となりました。退院の荷物運びを手伝ってくれた経営者仲間のSさんに全日空ホテルまで送ってもらい、K女史と合流しました。

 この一週間の振り返りと互いの意識合わせ、確認できたこと、確認できなかったことなど、色々話し合いをしました。今回のことで日本側とスウェーデン側との認識のずれが何処にあったのかも明確にすることが出来ました。その点が明確になったことで今後の開発の方向性も明らかになったと思っています。日本サイドでどのような開発を進めてゆけばよいのか、スウェーデンサイドはどういった役割を担うのか、そう言ったことを二人で確認しました。

 その後、他のスウェーデン人二人と合流し、最後の夜の食事に出かけました。楽しく食事をし、3月の再会を約束して別れました。スウェーデン一行は明日朝早く松山を発ち、成田経由でスウェーデンへと帰国します。大変お疲れ様でした。

ええ加減にせんと

2007年01月26日 | ノンカテゴリー
◆◆ドキッとしました

 いよいよ明日には退院だと言うことで、念のため折れたところのレントゲンを撮ってもらったのですが、その結果はドキッとするものでした。

 先生曰く「まだ完全にくっついていないようですね。体の姿勢が変わると骨がずれているような感じです。このままだと擬間接のようになってしまうこともあるので、手術でワイヤーを入れる必要があるかもしれませんね。整形外科の先生に相談してみます。」と言うことでした。

 「あーー、日中ウロウロしたのがいけなかったのですかね。」
 「そうですね、最近ウロウロしていたようですよね」
 「あーー、」絶句・・・。


◆◆情報収集

 午前中の先生の話を聞いた後、あまりウロウロするのではなかったと後悔しましたが、後の祭りですよね。でも、ちょっぴり不安なこともあり、自分の状態はどうなんだろうと、我が社の総務の武智部長や嘉村さんに電話をかけてみました。この二人も私と同様鎖骨を折った大先輩なので、骨折後一ヶ月の治癒具合を聞いてみました。

 「私の時は一ヶ月くらいだと、うーーん。骨がずれると言うことはなかったようですが・・・」
 「私は安静にしていましたので、社長のようなことはなかったと思うのですが・・・」

 「ムムム・・・参考にならん・・・」結局、あまり不安は解消されませんでした。

 仕方なく、整形外科の先生の判断が下るのを待つことになりましたが、いよいよ先生がお見えになり、「まあ、明日は退院してください。固まるにはもう少しかかりますがね。しばらくしてこのままの状況だと手術と言うことも有りますがね。」というお話しでした。

 何とか、セーフと言うことです。しかし、ヒヤッとしましたよ。

心に染みる

2007年01月25日 | ノンカテゴリー
◆◆坂村真民

 まだ入院して間もない頃に、友人のNさんが坂村真民さんの詩集「念ずれば花ひらく」を持ってきてくれました。昨年、坂村真民さんはお亡くなりになりましたが、真民さんが残された詩には心打つものがたくさんあります。入院した頃の私は痛みで本を読むどころではありませんでしたが、今日はふっとしまって置いた本を開けてみました。

一期一会(坂村真民)

思いもかけない人と出会い
思いもかけない人の手を握り
一期一会の喜びと
一期一会の悲しみをする
時には人ではなく
木であったり
石であったりもする
そして時には人よりも
木や石の方が
もの言わぬだけに
無限の感動を覚え
涙のにじむことがある
無情といい
永遠といい
命のやりとりのせつない尊さよ


花(坂村真民)

花には
散った後の
悲しみはない
ただ一途に咲いた
喜びだけが残るのだ


七字のうた(坂村真民)

よわねをはくな
くよくよするな
なきごというな
うしろをむくな

ひとつをねがい
ひとつをしとげ
はなをさかせよ
よいみをむすべ

すずめはすずめ
やなぎはやなぎ
まつにまつかぜ
ばらにばらのか


胸にじーーんとくる、気になる詩を上げてみました。

腹を据えて

2007年01月24日 | 仕事
◆◆松山城

 今日は午後からスウェーデン一行を松山城に案内しました。松山城は最近改修工事を終え、綺麗な松山城に生まれ変わっていました。皆で色々なところでスナップ写真を撮りながら、約1時間半ほど歩いて観光をしました。久しぶりの松山城で、あらためて思うのですが、良いお城ですね。ほんと。

 その後、評価テストを行っていたグループと合流し、全体会議へと移動しました。


◆◆全体会議

 全体会議は外部評価機関の会議室を借りて行いました。医療関係の専門家に集まっていただき、スウェーデンと日本の専門家とで今回の評価テストの感想や要望など、色々ディスカッションしました。今回初めて時間を取って日本の専門家の評価を頂いたのですが、まずまずの部分もあり、厳しい評価の部分もあり、また、スウェーデンと日本の考え方(認識)の違いからなかなか話しがかみ合わない部分もありで、色々勉強になりました。

 正直、外国と仕事を進めてゆくと言うことがこれほど大変なこととは思いませんでした。特に、言葉一つ一つに対して、日瑞の理解の微妙な違いが、話しを色々ややこしくさせます。本当に言葉の違いというのは大きいですね。

 また、今回の会議で、今後の課題も色々と浮き彫りになりました。やるべきこと、またスウェーデンとの詰めなければならないことなど、明確になりました。外部評価機関には色々お手間をおかけしましたが、今回のことを今後の開発にしっかり活かしてゆきたいと思っています。有り難うございました。


◆◆リハビリ

 スウェーデン一行の中にはウメオ大学の医学博士が2名参加しています。彼らと話しをする中で、骨折後のリハビリについて色々アドバイスを受けました。鎖骨を折っているため腕を動かさないでいると間接が固まってしまうので、出来るだけ腕を動かすことをしなさいと言うのです。私の方は骨折部分が完全に固まってからと思うのですが、スウェーデンの先生は、そのあたりはおおらかですね。間接が固まる方がもっと心配だと言っていました。そのようなアドバイスもあり、時々はリハビリをしていましたが、帰って寝るときに、ちょっと肩に熱が出ました。

 まあ、若干の痛みもありますが、こんなものだろうと思っています。本当にこんなものなんですかね・・・?。

着地よし

2007年01月23日 | 仕事
◆◆コンセプチャルな話し

 今日はスウェーデンと進めているプロジェクトの今後のビジョンとストラテジー(戦略)についてプロジェクトメンバーと議論をしました。もう一つのチームは引き続き外部機関で評価テストを行ってもらっています。議論ですが、もちろん、私の英語力はまだまだ使い物になりません。けっこう勉強してきたつもりですが、だめですね。役に立ちません。ですので、今回も頼りになるK女史に通訳をしてもらいました。

 午前中は激論になりましたよ。激論とは行っても、先ず、私と通訳をしていただくK女史との間で激論が始まります。大体、議論を始めるとほぼ最初にこの熱いプロセスがあります。そして、そこに、スウェーデン人が乱入してきて、英語、スウェーデン語、松山弁、関西弁が入り交じり、議論が混乱します。大体1時間から2時間くらいはこのプロセスが最初にあります。それで互いに準備体操が終わり、それ以降は、皆で落ち着いて話が進んでゆきます。

 かなり人間関係は出来てきましたね。いくら皆がカッカ来ても、途中で笑いあり、ジョークありで(もちろん私とスウェーデン人との間では表情と態度のやりとりになりますが)議論が進んでゆきます。とにかく、こちらが考えていることを図に書き、身振り手振り、そして松山弁と片言の英語で表現して、相手に分かってもらうよう努力をします。向こうも分からないところはどんどん質問が飛んできます。その受け答えはかなり体力を使います。

 今回このプロジェクトで取り組んでいるのは医療・ヘルスケア分野のものですが、日瑞の医療制度の違いから、そのすり合わせもしながら話を進めてゆかなければなりません。互いの国の事情も説明しながら議論を進めます。言葉の違い、文化の違い、制度の違いを調整しながらの議論は大変手間がかかります。本当に勉強になりますよ。

 午前中と午後の会議で5時間ほどになりましたが、ほぼ両者の考えていることが理解し合える状況までたどり着くことが出来ました。3月にまたこの一行が来日するので、それまでのスケジュールを詰めて今日の会議は終了しました。その後、皆でM市の市長の所に表敬訪問を行い、今回のプロジェクトの報告と今後の協力をお願いしました。

 明日は少し踏み込んだ技術的な話しになります。我が社の大森SEは英語が出来ますので、そのあたりは彼に任せておいて安心かと思っています。


◆◆帰宅ではなく帰院

 ビジネス病院505号室に帰ってきて、退院の日取りなど看護士さんと打ち合わせをし、ベットに潜り込みました。ベットのシーツの感触が気持ちがよいですよ。ホッと一息つきました。なんか一ヶ月ほど病院にいると自分の部屋のような感じになってきていますね。変ですね。

 今日の所は、早めに寝ることにします。

Evaluation 初日

2007年01月22日 | 仕事
◆◆外部評価


外部機関による評価風景(システムの紹介)


評価風景2


日本語版へのデータ入力テスト


◆◆日本語化

 今回のプロジェクトにおける今年度の目標は、スウェーデン製システムの日本語化です。今日は外部専門機関にお願いして、日本語化をされたシステムの評価テストをしていただきました。日本語表記の問題やインターフェイス部分の使い勝手の問題、また、仮のデータを入力することによる分析結果の出し方など、色々テストをしていただきました。

 テスト中は思わぬトラブルも出て、ひやっとする部分もありましたが、最終的には無事テストを終えて今日の予定を終了しました。明日以降もテストは続きます。

お洒落

2007年01月21日 | 仕事
◆◆スウェーデン一行来日

 今日は夕方からスウェーデン一行が来日しました。私の方は病院に外出許可をもらい、空港まで出迎えに行きました。スウェーデン一行は全員で5名、スウェーデン在住のK女史を含め国立ウメオ大学、ボーダル財団(国の研究開発投資機関)などの関係者の来日です。明日もウメオ大学からもう一名来松します。これから一週間程度、我が社とスウェーデンとの間で進めているプロジェクトの詰め作業を行います。また、3月にも来日の予定があり、その際のスケジュールの詰め作業も行います。

 皆さんをお出迎えしてホテルまで送り、その後、打ち合わせのため、K女史とボーダル財団のE女史と三人で食事をしました。ホテルの近くのレストランで食事をしましたが、私の方は久しぶりのビール飲み、ほろ酔い気分のけっこう良い気持ちになりました。しかし、1ヶ月もアルコールを遠ざかっていましたので、顔は真っ赤です。まだ入院中ですので、食事が終わって病院に帰る際、赤い顔をして病室に入るのは何となく気が引けました。

 それから、食事の際、二人からおみやげを頂きましたよ。いつも感心するのですが、彼女たちのおみやげというのは、単なるおみやげと言うよりも、よりプレゼントに近いものです。相手のことを考えて品物を吟味し、きちんとリボンを結び、手渡す前には感謝の言葉を言い、丁寧にプレゼントを手渡してくれます。そうやって頂くと、もらった方も大変嬉しいものです。そう言うところは、欧米の人達の気遣いは洒落ていますね。私も、学びたい部分です。


◆◆シャバの空気

 シャバの空気はなかなか良いものでした。街の灯りもとても綺麗で、門限関係なく、もっとお酒も飲んで、皆さんとあれやこれやと話しがしたい衝動に駆られましたよ。もう、今週が限界ですね。今週中には退院して、仕事に完全に復帰してゆきたいと思います。

 でも、折れている骨の部分はまだ、ちょっとつったような感じで違和感があり、完全な状態になるにはもうしばらくかかりそうです。

ビジネス病院(ビジネスホテル?)

2007年01月20日 | 仕事
◆◆子守歌

 入院中は昼間時間をもてあますので、英会話のCDを聞いて勉強をしています。しかし、これが大変良い子守歌で、30分くらい聞いていると気持ちよく昼寝をさせてくれます。あれれ、これではいけないと、けっこう睡魔と戦いながら悪あがきをしていましたが、ここ最近はじたばたせずに、昼寝をさせていただいております。(不謹慎ですね。社員の皆さんは頑張って働いているのに)

 ですので、寝ている間もCDが流れているので、無意識の記憶の中に英語のフレーズが焼き込まれるのかと期待するのですが、残念ながら、そんなことは全くありません。まったく、記憶に残っていません。有り難いことです、いや、有り難くありません。


◆◆オフィス505号室

 今日は午前中と午後に仕事の打ち合わせがあり、お客様や社員さんが来店・・・、いや、来社・・・、いや、来院(?)が有りました。病室もオフィス化してしまっています。

 夕方はITコンサル・コーディネート営業部の大森君が病室に来てくれ、色々仕事の打ち合わせをしていました。現在進行中のプロジェクトの、基本となるシステムの概要設計について打ち合わせをしていましたよ。今後課題となる部分を洗い出し、それらの部分について互いの考えをすりあわせし、詳細部分については彼に調べてもらうこととしました。ついでに、我が社の将来のことも色々話しをし、互いに夢を膨らませました。

 そういえば、先日はITソリューション営業部の野上次長とauショップ部の重藤マネージャーが神妙な顔で来院し、ある件に関する謝罪の報告がありました。まあ、終わったことは仕方がないというものなので、私の方もとやかく言うつもりはありませんでしたが、彼らは遺憾に思ったのか、偉く神妙にしています。

 病院で入院していると、正直叱る気にもなれません。それよりも、皆が真面目に仕事に取り組んでいると思うので、有り難い気持ちと感謝の気持ちの方が先に立ちます。「すんだことは仕方がない、同じことの無いように」と言う言葉で終わりました。

 普段からもこのような気持ちで社員さんと接すれば、良いのですよね。そのほうが、会社は上手く行くと思います。あれやこれやと言わないほうが上手く行くのですよ。そんなことを感じます。病院に入院することも、良い勉強になりますね。(いつまで続くか、なんて、そんなことを言わないでくださいね)


◆◆そろそろ

 そろそろ退院の時期かななどと思っています。先生にはシャバの空気になれるために時々外出をすることの許可も得ました。ぼつぼつ動き出しますか・・・。 

私を助けてくれる人

2007年01月19日 | 仕事
◆◆K女史

 今日は少し、K女史のことについて書いておきたいと思います。このK女史と知り合ったのは、昨年6月のことです。考えてみれば、まだ半年あまりのおつきあいなのですが、かなり長くおつきあいをしているような気がします。

 女史と言うことですから、もちろん女性です。年齢については不詳としておきましょう。私の人生の先輩であることは間違い有りません。時々は、「お姉様」と呼ばせていただくこともあります。

 スウェーデンのストックフォルム在住で、一昨年からスウェーデンウメオ市にある医療系IT企業と業務提携をした際に、色々お世話になりました。それからのおつきあいです。日本ではN福祉大学の教授、ストックフォルムでも大学の準教授などもしておられます。昔は大使館のお仕事もしていたように聞きます。

 海外生活がかなり長いため、もちろん、英語、スウェーデン語堪能です。我が社がスウェーデン側との交渉の際には、通訳の面で、また、仕事のやりとりの仲立ちなど、大変ご協力を頂いています。ですので、私にとってはなくてはならない人です。

 そして、私に、国際人としての色々なマナーの指導も頂きます。昨年スウェーデンに私が訪問した際も、ゲストで招かれた際のテーブルマナーを丁寧にご指導頂きました。そして、何より、仕事の進め方について厳しく指導も受けました。欧米の契約社会の中で、日本人の曖昧な返答や対応振りが通用しないことを、幾度となく指摘を受け、鍛えられました。

 最初の内は少々カチンとすることもあって、言い合いになったり、険悪なムードになったりすることもありましたが、よく考えてみると、K女史の言っていることの方が国際的に言うと正しいことが多いのです。もちろん、日本の文化や日本流の考え方に良いところもあり、そこの所は私も日本男児として主張するのですが、自分の国際人としての成長を考えたら、K女史の指摘や意見は大変ありがたい話しです

 昨年以来、スウェーデンと我々で進めているプロジェクトが、日に日に目標に向かって進んでいます。その分、K女史と色々やり取りすることが増えています。そして、段々に、本音のコミュニケーションが増えています。文化が違い、考え方が違い、表現の仕方が違う中で、何度も意思疎通にずれが生じます。そのたびに、本音のメールでやりとりをしています。

 段々物事を成し遂げられる人間関係になってきたかなと思っております。うわべのおつきあいでは解決できないハードルの高い目標が我々には待ちかまえています。そう言う意味で、私自身、今回のことで一回り大きく成長できるのではないかと期待しています。

 外国と仕事を進めてゆくと言うこと、このことは私の今までの経験にありません。その分、私自身の自己変革を必要としています。そして、その自己変革の大変重要なキーマンとして、このK女史の存在は大きいと思います。

 もっともっと、鍛えられてゆこうと思っています。

感謝

2007年01月18日 | 仕事
◆◆支えられている

 またまた、病院を抜け出してしまいました。いや、本当は病院で大人しくしていようと思っているのですが、どうしても出ないといけない打ち合わせがあって、仕方なく???会社に出勤してしまいました。

 しかし、まだ、しっかり骨がくっついているわけではなく、起きていると、折れたところに痛みを感じます。今日は会社で、私の右腕の収まりが悪い様子を見て、総務の女子社員さん達が簡易三角巾を作ってくれました。それのおかげで、右腕を首からつるすことが出来、何とか長時間の打ち合わせにも耐えることが出来ました。助かりました。

 今回の入院をすることで、あらためて社員さんに支えてもらっていることを実感します。事故以来、私がやりかけていた仕事を、皆が上手く引き継いで仕事をしてくれています。そしてその仕事ぶりがなかなかのもので、それぞれが前向きに仕事をしている中で段々成長している様子も伺えます。頼もしい限りです。

 いつもいつもでは行きませんが、たまには、こういうこともあって良いですね。私にとっても社員さんに感謝する気持ちを忘れないでおくことが出来ますから。


◆◆ITコーディネーター

 今日は嬉しい話しがありました。昨年のITコーディネータ試験に我が社から新たに3名が合格したようです。これで、我が社から合計5人のITコーディネータが生まれたことになります。私たちの会社は人財が命ですから、こうやって有資格者が増えることは大変良いことです。さらに皆で研鑽を積んで、より良い会社づくりをしてゆきたいですね。

フォークソングなのだ

2007年01月17日 | 趣味・音楽
◆◆赤色エレジー(あがた森魚)

♪あなたの口からさよならは 言えないことと思ってた
 愛は愛とて何になる 男一郎まこととて
 幸子の幸は何処にある 男一郎ままよとて
 昭和余年は春も宵 桜吹雪けば情も舞う
 
 さみしかったわどうしたの お母さまの夢見たね
 オフトンもひとつほしいよね いえいえいこうしていられたら

 あなたの口からさよならは 言えないことと思ってた
 裸電球舞踏会 おどりし日々は走馬燈
 幸子の幸は何処にある
 愛は愛とて何になる 男一郎まこととて
 幸子の幸は何処にある 男一郎ままよとて
 幸子と一郎の物語
 お涙頂戴 ありがとう♪

 きゃーっ、なによこの曲!、あれーっ、古いーって感じですよね。私の仲間、そう、同世代の人達、三十数年前を思い出して、さあ、どうぞ、歌ってください。口ずさんでください。懐かしい時代が蘇ってきますよ。ははは、どうですか、学生時代のこと、街の風景、どうですか、皆さん蘇ってきましたか。

 それではついでに、もう一曲。


◆◆自転車にのって(高田渡)

♪ちりりんちりりんとやってくるわ 自転車乗りの時間あり
 曲乗りなんぞと生意気に 両の手放した洒落男
 あっちいっちゃ危ないよ こっちいっちゃ危ないよ
 それ危ないと言ってる間に 転がり落っこちた

 自転車にのって ベルをならし
 あそこの原っぱまで 野球のつづきを
 そして帰りにゃ 川で足を洗って
 自転車にのって おうちえ帰る

 自転車にのって 自転車にのって
 ちょいとそこまで あるきたいから

 自転車にのって ベルをならし
 となりの町まで いやなおつかいに
 そして帰りにゃ 本屋で立ち読みを
 日が暮れてから おうちに帰る

 自転車にのって 自転車にのって
 ちょいとそこまで あるきたいから♪


 あーーーっ、なつかしいーーー。・・・・・今日は、なんだか分からないブログを書きました。
 ちゃんちゃん。