社長つれづれ日記

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なるほど「創業者の精神」とは

2006年04月30日 | ノンカテゴリー
◆◆そういえば

 先週の金曜日のことになるのですが、朝礼の「職場の教養」の中で出てきた、コンビニの店員さんの対応の件で思い出したので、書いておきますね。

 社員の皆さんは覚えていますか。

 コンビニの店員さんが、お使いに来た子供に行った対応のことです。お使いに来た子供が支払いの時にお金が1円足りなかったのですが、店員さんはレシートに「1円足りないから、また、来るときに持ってきてください」と書いて子供に商品を渡し、お母さんに言付けたこと、あの記事のことです。

 そして、その記事の結末は、数日後、お母さんが子供と1円を返しにやってきて、その後、買い物に来てレジに並ぶときは必ずそのコンビニの店員さんのところに並ぶ、という話です。

 皆さんのスピーチの感想では、心温まる対応として発表がありましたね。そして、私たちもお客様とのいろいろなやりとりの局面で、気の利く対応をしてゆく必要を確認しましたね。

 私も同感です。

 そして、浅田君や坂野専務の感想では、「私だったら、その場でポケットから1円出して、レジに足していたと思います」という感想もありました。そのときに、坂野専務が、「なぜ店員さんがあのような対応が出来るのか、そういった気配りが出来るのはどうしてなのか、そこのところが理解したいのだけれど、まだよく分からない」という話がありました。

 「なぜ店員さんがあのような対応が出来るのか」

 そうですね。ここのところが分かると、私たちも気の利いた対応が出来ますよね。

 私も気になって色々考えてみました。その答えは、結局「誰の立場に立って物事を考えているか」によるのではないかということです。

 あの店員さんと子供の場面では、店員さんが子供の立場に立って子供のためを思った場合、どうすれば一番その子供のためになるかということを考えたから、あのような対応が出来たのではないかというです。1円あげるのはその場の解決にはなるのだけれど、そうしないで、レシートに書いて宿題を持って帰らせたことに、子供に対する教育的意味があったのではないかと思うのです。

 まあ、どこまでその店員さんが思ってやったのかは定かではないですが、私はそう思いたいですね。

 私たちの理念の中で、創業者の精神というものがありますが、これは「創意工夫・お客様の気持ちに立つ」です。そういう意味では、創業者はこういう店員さんのような相手の立場に立って物事を考える人であったように思います。だから、多くのファンがいたのだと思うのです。

 長々と書きましたが、色々考えたあげく、「創業者の精神」にたどり着きました。今回の「職場の教養」を考える中で、我が社の「創業者の精神」の大切さにたどり着いたの、は大きな気づきだったと思います。

 今日も昨日に引き続き、ゆっくり休養の取れた一日でした。

 

2006年04月29日 | 仕事
◆◆一日休養

 今日は久しぶりに一日のんびりしました。朝は遅くまで寝ていて、家の中でごろごろしていました。パソコンの調子が今ひとつだったので、ソフトウェアのインストールのやり直しや、不必要なファイルの消去を行ったり、またまた、電源が落ちない現象もあったので、何度もパソコンの電源を入れたり切ったり、やっとの事で元の使える状態にすることが出来ました。

 かなりな時間パソコンを見ていたので、目が少々かすんでいます。そんなことで、なーーんにもない、パソコンと戯れた一日でした。頭の中も、仕事のことに関しては一日電源が入りませんでした。そんなことでした。以上終わり。

学びて・・・

2006年04月28日 | 仕事
◆◆二宮尊徳翁曰く

 今日は大阪にて、「明徳塾」です。
 本日学んだことの要旨です。

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 人 生まれて学ばざれば 生まれざると同じ
 学んで道を知らざれば 学ばざると同じ
 知って 行うこと能(あた)わざれば 知らざると同じ
 故に 人たるもの 必ず学ばざるべからず
 学をなすもの 必ず道を知らざるべからず
 道を知るもの 必ず行わざるべからず
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 今日は大阪への日帰り出張でした。最終便がキャンセル待ちだったのですが、何とか取れて無事松山に帰ってくることが出来ました。今日は我が社の月次の全体会議です。私が帰ったときは、ほぼ全体会議が終了している時刻でした。(坂野専務、会議進行、ご苦労様でした)

◆◆新人さんの出来

 昨日のことですが、出社の際の門のところで、セールスエンジニア部の浅田君と一緒になりました。浅田君が近寄ってきて、「社長、今年の新人をどう思いますか?」と言う質問です。一瞬(うん?、何か問題あるのかな)と思ったのですが、啓蒙の意味も込めて、「良くやっているよね」という返事をしました。

 彼は、私にこう言うのです。
「今年の新人は四人とも良いですよ。仕事に前向きだし、それぞれによい意味で個性豊かだし、大変良い雰囲気です」

(ほっ・・・)私は安心しました。やはり、新人ですから、最初から仕事をうまくやれるわけがありません。先輩との仕事のやりとりで、色々問題が起こるのも当然です。ですから、日常、色々あるわけです。ですので、私としては、この時期、会社の新人受け入れ体制がどうであるかが問題なわけですが、先輩社員の浅田君がこのように言ってくれるなら、鬼に金棒です。少々嬉しかった次第です。

 「浅田先輩が良いから、新人社員も前向きにやれるんよ、さすがだね」∈^0^∋と、私です。

 「当たり前じゃないですか、社長、僕を誰だと思っているのですか」∈^0^∋と浅田君です。

 「あははは」と、二人で笑いながら、会社の玄関に向かっていきました。

 (僕を誰だと思っているって・、浅田君に決まっているじゃないの、何言ってるのよ)と、これは、心の中の私です


◆◆全体会議

 今日の全体会議は出張で、結局参加することが出来ませんでした。会議の報告を周りにいる何人かに聞きました。重藤グループ長に今日はどうだったと聞きますと、第2回目の理念の浸透テストを行ったそうです。社員の皆さん、幾人かの人は頭を抱えていたそうですね

 ところで、今年は我が社の理念の中の「我が社の使命」が全社浸透テーマになっていますが、その全社浸透を積極的に行う担当責任グループが、重藤グループのショップグループです。ですので、彼らが色々頭をひねってテスト用紙を作ってきます。そして全体会議でテストが実施されるのです。

 前回のテスト結果も個人別部門別で採点され、集計結果の一覧表が全員に配られていました。これを見ると理念の理解度が一目瞭然です。結果は色々ばらつきがありますが、私のテスト結果も出ていますので、結構刺激的です。また、テストの中で、ミニ論文もあるのですが、きちんと採点基準も検討し、それが公開されてあります。ショップグループはさすがです。今年は本当によい取り組みをしています。

 それで、何事も、楽しんでやりましょう。このようなことが、皆で楽しみながら出来ることが大切です。ただし、あまり難しいテストは実施しないでくださいね。くれぐれも、目的は理念の浸透ですから、楽しみながら出来るテストにしてくださいね。笑いが取れるテストですよ、お願いしますねm(__)m。


◆◆朝礼のスピーチ

 「職場の教養」を利用した朝礼のスピーチが軌道に乗ってきていますが、最近ちょっと気になることがあります。それは、スピーチの発表者が偏ってこないかと言うことです。それぞれがその場で当てているのですが、一ヶ月の内で、誰がどれだけ発表したかは今のところ管理できていません。このあたりをうまくやって行かないと、全員のスピーチの訓練にはなりませんね。ですので、これは、セールスサポート(総務)の方で、何か良い方法を考えてもらえないでしょうか。

 ただし、最初からスピーチの予定が決まっているというのも、良くないですね。その場であたるというのが緊張感があって良いのです。何か良い方法はないですかね。

思うようには

2006年04月27日 | 仕事
◆◆言うは易く、行うは難し

 当たり前のことではありますが、「約束を守る」というのは大事なことです。約束は大きなものもあれば、小さなものもあり、長期のスパンのものもあれば、短期スパンのものもあり、人との約束もあれば、自分との約束もあります。私たちは日々の中でいろいろな約束をしながら生きていますが、時々、この約束が守れず、人に迷惑をかけたり、事がうまく行かなくなったりで自己嫌悪に陥ったりしますね。

 今日は日中、ある組織の理事会に出席をしていましたが、出席問題が議論となりました。理事である以上出席は義務のようなもので、参加することが前提です。ですから、欠席の多い理事に対して、問題であることの指摘があるのは当然だと思います。ですから、出席をしないといけないのです。

 しかし・・・・

 まあ、私の場合ですが、自社の仕事と他の組織の理事会とを天秤にかければ、もちろん自分の仕事を取ります。どうしても、やむを得ない仕事が発生すれば、何をおいてもそのことを優先します。それが、大栄電機工業の社長としての責任だし、おそらく、多くの経営者がそうだと思います。でも、他の組織のことをないがしろにしているわけではないのです。

 とういうことで、やむを得ず仕事を優先して、他の組織の理事会に参加できなかったりするわけです。しかし、そんなことが多いと、やはり、正しい指摘が入りますね。今回は私に対する指摘ではないようでしたが、人ごととは思えず、少々苦しい気分でした。

 「言うは易く行うは難し」、なかなか理想の姿を演じきれない自分がいて、日々、葛藤をしております。まあ、それもある意味、人間らしいのですが。いろいろな意味で、「人のふり見て我がふり直せ」かな、などと思っておりました。


◆◆40代からの仕事

 昨日の続きですが、30代にある程度仕事が出来るという評価を固めてくると、40代は「周りを巻き込んだ、より責任範囲の広い仕事」を要求されるようになりますね。このあたりの年齢になってくると、社会性のある仕事振りが要求されてきます。仕事をやるにおいても、責任態度のある、腹の据わった姿勢が要求されます。問題が起こったときも、そのことから逃げず、最後まで後始末の出来る、そんな仕事ぶりです。

 要するに、「逃げない、逃げられない」「言い訳できない、言い訳するな」「俺が周りを、、周りがあって俺がある」です。

 そして、50代の仕事です。今、私は50代を驀進中です。50代の仕事は、今は語るのを止めましょう。とりあえず、身をもって示すこととして、これからをしっかり生きてゆきたいですね。また、「50代の仕事はこうだ」と、まとめることが出来た時にブログに書くこととしましょう。

過激に仕事をする

2006年04月26日 | 仕事
◆◆この人のためなら

 昨日の夜は、東京からの大切なお客様と夜遅くに合流、仕事のことについて、あれやこれやとウイスキー片手にお話しをしていました。しかし、いつもながら思うのですが、この方の人柄はすばらしいと思うのです。人徳というのでしょうか、「この人のためなら何とかしてあげたい」、「この人には絶対に恥をかかせられない」等々、この方と会っているとそんなことを思ってきます。これからも末永くおつきあいすることになるのでしょうが、共に成長発展できるような、良い関係でいたいと思っています。そのためにも、私たちは、しっかり実力をつけなければなりませんね。


◆◆東京出張

 今日は日帰りの東京出張でした。社団法人全国陸上無線協会の支部長会議が浜松町のメルパルクでありました。私は四国支部長ですので、四国の代表として出席をしてきました。年度総会を控えての、来年度事業方針と予算についの協議が行われ、無事承認がされました。新年度は、簡易無線のデジタル化など、新しい商品への取り組みも出てきます。これらの技術を使って、新しいシステムの提案が出来ればよいですね。また、公益法人に関する法律が変わり、協会の今後の対応も考えてゆかなければなりません。まあ、時代の波に取り残されないよう、業界の発展を考えてゆかなければなりませんね。


◆◆年代に応じて

 私は、出張をする際の空港の待ち時間、それから、移動中の飛行機の中や列車の中、そのような時間が頭の中であれやこれやと考えられる時間で、私にとっては好きな時間となっています。

 ところで、昨日の嘉村さんとの面接の中でも話をしたのですが、仕事の仕方について少し思うことがあるので、書いておきます。(これは飛行機の中で思ったことなのですが)

 私は年代に応じて仕事の仕方があると思うのです。20代には20代の、30代には30代の、そして40代、50代と、それぞれに仕事の仕方があると思うのです。

 私の考えは、「20代はがむしゃらに仕事をする時期」だと思っています。この時期はとにかく言われたことは何でもやって、それで失敗してもかまいません。とにかく定時に帰ろうなんて思わずに、とことん仕事をする。時には寝ずに仕事をするくらいの勢いがあってもかまわないと思います。過激に仕事をして、そしていろいろな体験を積むことが大切な時期だと思うのです。この時期、中途半端な仕事をしていると、30代が苦労をすることとなります。

 30代は「結果を作って信用を得、あいつは仕事が出来るという評価を固める時期」だと思います。この年代の仕事ぶりは、「下手な鉄砲、数打ちゃあたる」的な仕事ぶりでよくありません。的を得た仕事ぶりが大事になってきます。そして、そこで、20代にがむしゃらに仕事をしていたか、そうでないのかの差が出てきます。20代が中途半端だと、色々な体験をしていませんので加減が分からず、仕事に的を得ません。周りの要求は20代に比べてずっと高いものになるわけですから、20代に手抜きをしている人は、だんだん周りと自分の評価のギャップでストレスがたまる時期でもあります。30代は確実な成果と信用を作り、周りから頼りになるか否かの評価を固めてくる時期なのです。

 ありやー、かなり眠たくなってきました。のこり、40代については、明日のブログで書くこととします。

よりよい職場づくり

2006年04月25日 | 仕事


◆◆立場の違い

 今日は午前中、愛媛県中小企業家同友会が取り組む産・学・官連携事業に関する愛媛大学との打ち合わせ、午後からは松山市にお伺いをして、本事業に取り組む際の行政のポジショニングの打ち合わせと、同友会鎌田事務局長と共に、動き回っておりました。鎌田事務局長はその後、高知市、高知大学、高知県中小企業家同友会へと移動し、この事業の最終の詰めをしておられました。
 
 夕方までバタバタしましたが、一息ついて、今日予定に入っている個人面談を行いました。今日の個人面談はセールスサポート部の嘉村さんでしたが、色々話をすることが出来ました。

 嘉村さんの悩みはもっぱら仕事と家庭との両立です。家庭を持っている女性社員さんと面談する場合、私は、女性が思いきって仕事をするということがいかに大変かを痛感する時間となります。今回も、色々相談を受けながら、そのあたりの改善策に二人で頭を悩ませておりました。しかし、我が社の女性社員さんはよく仕事をしていますね。嘉村さんの場合も、大なり小なり家庭を犠牲にしながら、良く仕事をしてくれています。

 特に女性の場合、夕食の手配や子供の世話、家族の身の回りの世話と、男性と違い、色々やることがあります。でも、我が社の場合、女性だからといって、仕事の要求が甘くなるようなことはありません。重要な戦力として、しっかり仕事をしてもらっています。そういうことですので、本当に大変だと思います。

 ただし、現実を見た場合、やはり家庭の事情があったりすることも間違いないわけで、そのあたりは、会社が既成概念にとらわれす、臨機応変に対応して女性が働きやすい職場づくりをする必要がありますね。

 女性が働くと言うことは、帰宅時間の問題や日中の家庭の事情など、男性社員とは違う、いろいろな問題があります。そういうところを、男性社員もよく理解をして、立場の違いや働き方の違いを受け止めてあげてくださいね。お互いの事情を察することが出来る、大人の人間関係をさらに作ってゆく必要がありますね。それが、我々中小企業の良さでもあるし、大栄電機工業の良さでもあります。特に、男性社員の皆さん、よろしくお願いしますね。

 そんなことで、今後について、より進んだ職場のあり方を色々考えることが出来ました。本当に、家庭を持った女性でも、活き活きと、安心して働ける、そんな職場づくりがしたいものです。今日の話は、今後に活かしてかしてゆきたいですね。


◆◆日経新聞

 先週の4月22日土曜日、日経新聞に我が社の記事が取り上げられました。いろいろな方から、新聞を見た知らせがありました。冒頭の記事は、その内容です。今回の取り扱いについては、S支店のM支店長が大変バックアップをしていただきました。この場を借りて、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

企業は人なり

2006年04月24日 | 仕事
◆◆成長しています

 今日は月曜日ですので、全体朝礼がありました。市内にあるショップのスタッフも集合し、比較的大人数のでの朝礼です。月曜日はいつものように私が少しスピーチをしました。そして、四月も終盤にかかってきましたので、「実績を上げる」ということにスポットを当てて、お話しをさせてもらいました。

 「実績を上げる」には「顧客接点を大切にする」と言うことを話しました。「顧客接点」とはお客様と接しているときです。要するにお客様と接しているときに、いろいろな仕事の機会があるし、そこで、仕事(価値)が生まれていると言う話です。実績を上げるにはその顧客接点を多く取る必要があります。月末が迫ってきていますが、果たして皆さん、顧客接点が多くとれているのでしょうか、そして、その顧客接点を大切にし、良い商談が出来ているのでしょうか、そんな話をさせていただきました。なんかバタバタ仕事をしているのだけれど、結局売上が上がらない、そんなことにならないよう、皆で顧客接点を増やしてゆきましょうね。

 ところで、朝礼の後は、個人面談がありました。

 個人面談の相手はショップの新入社員の西村さんです。西村さんは今年4月からの正式入社ですが、昨年11月から、アルバイトとしてすでにショップで仕事をしていました。ですので、今回の面談は、他の新入社員さんとは少し違い、ある程度仕事になれてきた上での面接となりました。

 顔を見ると、以前よりずっと落ち着いた様子です。「仕事の方はどうですか」という質問に、「やってみるとできるものです」との答えです。西村さんの部署は、先輩社員で店長でもある石丸さんが今年四月から本社のシステム開発部に移動になりました。そのせいもあって、以前話をしたときは、彼女は先輩がいなくなることでの心細さ話をしていました。
 しかし、きょうの面談では、安心しました。しっかり、仕事に向かっていっています。そして、自分自身がやることも明確になっており、まだ少しの就業体験ではありますが、それでも成長をしていっているのを感じます。やはり仕事は責任を持ってゆくと、人を成長させますね。良かったです。これからも頑張ってくださいね。

◆◆新規事業

 日中は打ち合わせがあったり、例の締め切り日が迫っている資料の作成をしたりと、どんどん時間が過ぎてゆきます。夕方は、○○えひめさんの役員人事委員会が開催されました。社外理事なので出席をし、色々意見を述べてきました。

 また、その後、○○えひめさんの、新規事業への取り組みについての意見交換もあり、私なりの意見も言わせていただきました。

 ところで、何事に取り組むにも、やはり、人ですね。やる気のある良き人が集まると、その事業はいろいろな障害があったとしても、うまく行きます。ですから、新しい取り組みは、良き人を集めなければなりません。良き人が集まっているか、集めているのか、今日は他人に意見を言いながら、自分自身が基本的な部分を確認する時間となりました。ありがとうございました。

何もない日

2006年04月23日 | ノンカテゴリー
◆◆少し熱っぽい

 朝起きると少し熱っぽいので、これはいかんと、早速に冷蔵庫にある小児用ジキニンのドリンクを一気飲みしました。最近は心得てきて、風邪かなと思ったら、先手必勝で薬を飲むことにしています。それが功を奏してか、夕方気がついてみると、風邪の症状は消えていました。

 今日は夕方から、今月28日までに作成をしなければならない国への申請資料を作成していました。悪い癖なのか、追い詰められないとなかなか本気になれないところがあって、そろそろ日が迫ってきていましたので、重い腰を上げて、資料づくりをしていました。骨子は出来ていたのですが、細かい書き込みをしていました。

 今日は日曜日なのですが、遊びに行って気分転換をしたわけでもなく、何となく一日が終わってしまいました。気がついてみたら、うとうとしていて、パソコンの前でうたた寝をしていました。

そんなわけで、今日のところはお休みなさいです。

働く意味

2006年04月22日 | 仕事
◆◆合宿

 今日は午後から、五明の野外活動センターで行われているITソリューション営業部の合宿に顔を出してきました。

 差し入れは何がよいかと思い、「WINS」というリポビタンDと缶コーヒーを買って行きました。「WINS」、いいでしょ(^。^)。少し雨模様でしたが、野外活動センターには結構人が集まり、バーベキューしているグループもあります。我が営業部はセンターの一番奥手にあるロッジで円卓を囲んで研修を行っていました。



 昨日の夜は居酒屋の青春を行い、皆で楽しくお酒を飲みながらコミュニケーションを図ったようです。今日の午前中はビデオ研修(二宮金次郎)を行い、その感想の発表、午後から経営理念を深める勉強会をしていました。

 私が顔を出したときは理念の勉強会が始まったところで、「何のために大栄電機工業で働いているのか」「我が社で働く理由」を、皆で意見交換していました。最初は私がいるので意見を言いにくそうだったのですが、だんだん慣れてきて、色々本音も飛び出してきました。

 聞いていた私が、大変うれしくなるような意見もありましたが、皆がいろいろな思いで我が社に働いていることが理解できました。野上次長の進行で、だんだん核心に迫ってゆきます。そして、さらに本質に迫るために、いろいろな角度からの質問が行われています。

 私がいる間は「何のために大栄電機工業で働いているのか」というまとめには至りませんでした。どのようなまとめになったかは楽しみですね。私の方は予定がありましたので、その場を離れることにしました。

 このような合宿が自主的に行われるというのは、良い社風だと思っています。「共育・共実」、これからも皆で深めていってほしいと思います。


◆◆食事会

 野外活動センターから本社事務所に移動し、重要な資料づくりを行って、夕方からは愛媛大学法文学部の先生方と食事会を行いました。気心の知れた方達なので、本音も交えながら楽しく懇親を深めました。皆さん個性豊かで、いろいろな話が出てきます。経営者とは世界の違う方達とのコミュニケーションも、色々勉強になります。良き時間となりました。

共育・共実の心

2006年04月21日 | 仕事
◆◆叱る

 「おまえなんしよんや、そんな中途半端なことでええんか!」
 「小さなことの積み重ねが出来るけん大きなことができるんや。手を抜いたらいかん!」
 「なんべん言うたら分かるんや!もう一回やりなおしてこい!」

 私のすぐそばに座っているITソリューション営業部の責任者、N次長の部下に対する言葉です。結構きつい言葉で部下を叱っています。営業経験の浅い部下が多いため、どうしても叱る言葉が多くなるようですが、彼は遠慮なく叱っています。いや、彼からするとまだまだ遠慮をしているのかもしれません。部下の受け止める力も考えながら、おそらく、加減をしながら叱っているのでしょう。そのようなところも見受けられます。

 私はN次長のような武闘派ではありませんが(人の評価は知りませんよ)、彼の愛情は分かっているつもりです。私は日頃から、部下をしっかり叱るには、愛情がなければ叱れないと思っています。ただ、叱るだけなら、知らない間に部下は離れていってしまいます。相手の成長を心から願うからこそ、きちんと叱ることが出来るのです。そういう意味では、N次長のことは信頼しています。

 しかし、私のすぐそばの席で部下を叱るものですから、時々は、私が叱られているような気がして、自分の仕事に集中できないときもあります。まあ、私にとっては、気付け薬になって良いのですが(^_^)。あっと、N次長、私のことは気にしないで普段通りやってくださいね。

 ところで、我が突撃部隊のITソリューション営業部は、今日、明日と五明の野外活動センターで合宿だそうです。スケジュール表を見てみると、今日の夜は青春の居酒屋で、明日は早朝から夕方までびっしり、理念と経営方針の落とし込みをするそうです。営業力をつけるためには、我が社の理念を腹に落とし込むことが必要だと、N次長の言葉です。「ムムム、おぬしできるな」と思っていたら、どうも陣中見舞いを期待しているようです。明日は何か差し入れをして、皆の顔を見てこようと思っています。泊まりがけでの懇親会や勉強会、今回の合宿で良きコミュニケーションが深まることを期待しています。


◆◆切磋琢磨

 「私、何か迷惑をかけているんじゃないかと・・・」と、セールスサポート部のKさんの言葉です。もう一人のKさんが、「なん言いよるん、そんなことがあったら、ちゃんと言うけん。うちの会社は共育共実、切磋琢磨が信条よ、互いが言いたいこときちんと言うて、皆で成長していったらええけん」と言っています。

 「そうや、もっと逞しくならんと」と、そこにいた私の言葉です。

 社内で仕事に集中していると、勢い余ってきつい言葉が出たり、またまた、気が回らないで配慮のない言葉を使ったり、そういう意味では、人間関係を悪化させる原因となる場面があるでしょう。こういう場面が出来るだけ少ない職場が良い職場だと思うのですが、でも、なかなかそういうわけにはいきません。

 ですからこそ、ベースに互いの信頼関係が大切だと思うのです。「良き仲間である」「人生の荒波を共にする、良き同志なのだ」「話せば分かる」「一緒に喜びを分かち合う仲間だ」等々、そういう気持ちを持つことが大切ですね。そして、それらの精神を集約させたものが、我が社の基本理念「共育・共実」なのです。みんな、分かっておいてくださいね。


◆◆伍人会

 日中は期限付きの資料づくりに終始し、途中新入社員採用面接を行い、夜は、久しぶりに親しい経営者仲間との食事会でした。重藤グループ長がマネジメントゲームの勉強会を開催しているのを横目に、急いで食事会に出かけました。

 その食事会は伍人会と呼んでおり、若い経営者から大先輩の経営者まで、5人の仲間で定期的に情報交換を行っています。今日は久しぶりにKさんの顔を見ることが出来、うれしく思いました。色々貴重な話を聞くことが出来て、良い伍人会となりました。

成長

2006年04月20日 | 仕事
◆◆個人面談日

 今日は個人面談が集中しました。
 一人目は自動車オーディオ部門の徳永君です。まず最初は世間話から始まり、そして、現在の仕事の量、質、自分との適正など聞いてゆきます。そして、今の仕事を続けていきたいのか、他の仕事がしたいのかなど、将来のことにもふれてゆきます。

 徳永君の、自分のやっている仕事への評価は、「やりがいを感じる」とのことでした。自分の仕事にやりがいを感じるというのはすばらしいことです。彼の場合、今やっている仕事は過去にキャリアがあってやっている仕事ではありません。我が社に入社をして、初めて取り組んだ仕事です。ですので、技術的にはまだまだこれからと言うことですので、仕事が思うように言っている状況ではありません。しかし、その中から、自分なりに仕事の達成感得て仕事に取り組み、やりがいを感じているようです。

 この部門は、先代が創業したときからの仕事として50年間取り組んでいる仕事です。担当者も歴史と共に色々変わりましたが、現在は担当者二人で大変誠実に仕事に取り組んでくれています。徳永君のように、仕事にやりがいを感じてくれている人がこの仕事を担当してくれることは、先代も喜んでいることでしょう。うれしいことです。これからもよろしくお願いしますね。


◆◆

 二人目は、auショップの大森店長です。今日は彼からいくつかの仕事をする上での要望が出ました。それらの内容を確認しながら、こちらも誠実に答えるよう、対応しました。

 ところで、大森君の顔つきですが、以前に比べるとかなりしっかりした顔つきになってきていますね。彼は、ディベート委員会のお世話役をしたり、最近は彼の後輩も幾人か入社するようになり、周りの指導役も務めるようになりました。そういう点で、責任感が出てきたのでしょうか。言うこともしっかりしてきています。

 大森君は、6年前に高校を卒業して我が社に入社をしましたが、そのときは、まだまだ幼い顔つきをしていました。しかし、現在は立派な大人の顔をしています。いろいろな仕事の体験を積むことで、しっかり成長していますね。今後も良き後輩の見本として、仕事に頑張っていってほしいですね。


◆◆

 それから、三人目はITコンサル部門の木戸さんです。木戸さんは今年4月入社のピカピカの新入社員さんです。まだ研修中ということもあり、仕事も、まだまだよく理解できていない状況です。しかし、本人はいたって前向きです。

 終始笑顔の面談でした。大変好感が持てますね。それから、私のビジョンと言うことで、「3年後、5年後の自分の姿」を描いたシートを見せてもらいましたが、大変、ほほえましい内容でした。彼女は、大阪の専門学校を卒業して我が社に入社をしましたが、あまり都会ずれをしていない、南予出身の素朴な人柄の、感じの良い人です。「我が社の中での人間関係はどうですか」との質問にも、「問題なくやっています」とのことです。会社の中によい雰囲気作ってくれているようです。

 これから仕事をする上で、いろいろな困難や障害に出会うでしょうが、その、前向きさと笑顔で乗り切っていってくださいね。よろしくお願いします。」

◆◆月次幹部会

 今日の夜は月次の幹部会でした。丁度、私の方はどうしても外せない会議とぶち当たり、最初の挨拶だけして、専務の方に幹部会は任せて出て行きました。 今年度スタートした最初の幹部会ですが、各部門における経営重要課題の取り組み状況についての確認をしたようです。いくつかの、調整事項もあったようですが、今日のところはあまり遅くならずに、幹部会は終わったようでした。お疲れ様でした。
 

新年度が進んでいます

2006年04月19日 | 仕事
◆◆KPI/KPLの効果

 私のいない間に、重要なプロジェクトがスタートしていました。重要なプロジェクトというのはISMSの認証取得プロジェクトのことですが、今年度の経営指針の中で計画を盛り込りこんでいるものです。そして、我が社では、その進捗管理のために、KPL(重要業績評価レベル)を部門と個人で明確にしています。

 このKPLが効果を発揮していますね。今日、坂野専務に声をかけたら、「皆が、早くプロジェクトを立ち上げてほしいと、せっつくのです。皆のKPLの評価が下がってしまうので、しっかり、注文があります。」とのことでした。このKPLは社員さんそれぞれが、重要経営課題の進捗管理をするために自分たちが考えて進捗目標を設定しているものですが、自分だけ良くても良い結果に繋がらないため、互いに協力し合います。そういう点で、目標を決めただけに終わらず、その進捗管理を相互チェックしながら行われるため、大変効果的ですね。

 ところで、このISMSの認証取得ですが、河内さんと木戸さんが事務局をしてくれています。河内さんにプロジェクトのスタートアップ資料を見せてもらいましたら、大変わかりやすく整理された資料が作られおり、また、、木戸さんからは丁寧な議事録が坂野専務に提出されていました。事務局がこのようにきちんとしていたら安心ですね。これからも、しっかり進捗管理をしながら、ISMS認証取得に、全社一丸で邁進してゆきましょう。


◆◆きちんとやっていますね

 夕方会議室を除くと、重藤グループ長と浅田君、河内さん、山岡君が打ち合わせをしています。何をしているのかと思ったら、新入社員教育のための打ち合わせです。先輩社員の浅田君、河内さん、山岡君共に、今年入社の、3名の新入社員の教育担当であり、新入社員さんが現在社外で受講している新入社員研修の研修内容の確認を行い、意識あわせをしているとのことでした。先輩社員さんが、新入社員さんが学んできたことと違う方向の指導を行うと新入社員さんがとまどうので、そのようなことのないように、重藤君がリーダとなり、レクチャーをしていました。

 良いことです。このような丁寧な対応が、新入社員さんを良い方向に育てることが出来ます。新入社員さんにとっても最初が肝心ですので、先輩方もしっかり指導をしてくださいね。ご苦労様です。


 私の方は、今日は出張帰りと言うこともあり、周りの進捗状況を確認したり、書類の整理をしたりと、雑務をこなしていました。期限が迫っている仕事もあり、明日からが、また、せわしくなりそうです。
 

着実に

2006年04月18日 | 中小企業家同友会
◆◆第一分科会報告

 昨日の、愛知中小企業家同友会にての、分科会報告について、色々思ったことがありますので、書いておきます。

 今回の私の報告は「良い会社とは」というテーマで、「経営指針の成文化とその浸透」、そして、「科学性のある経営戦略の立案」について、報告をさせていただきました。良い会社になるためには、この二つの要素は大変重要だろうと言うことでのものです。

 今回は80分の報告でしたが、色々質問が出ました。質問用紙で質問を取るというやり方をしましたが、特に、社員さんとのコミュニケーションについては、たくさんの質問が出ました。この状況を見ると、どこの会社も経営者と社員さんとのコミュニケーションについて、色々問題意識を持っているのだと、あらためて思いました。

 社員さんとのコミュニケーションについては、やはり経営者が積極的に社員さんに接してゆかないと、解決しませんね。それも気さくにやることですね。仲間感覚というか、同じ目線で話をするくらいの覚悟がないとコミュニケーションはなかなかうまくとれません。同じ目線になると、社員さんが好きなことを言うのではないかという不安もあるでしょうが、そのような会話の中から、不適切な内容があれば、きちんと社員さんを教育できるスキルも経営者は養ってゆく必要があるでしょう。基本的には社員さんを信頼すると言うことが、まずは大切なことですね。

 それから、やはり良い会社になるためには経営者の信念が大事なのだと言うことも、あらためて確認しました。経営者に「何が何でも良い会社にするのだ」、「必ず良い会社にする」という気持ちがあれば、経営指針の浸透についても計画倒れに終わったり、一回作成したらそれで終わりになったりはしないでしょう。やはり、粘りと根性というか、テクニカルな部分に勝る、精神的な部分が大切なのでしょう。そういう意味では、「科学性のある経営戦略の立案」とか言っていますが、やる気がなければ、絵に描いた餅です。技術と精神が兼ねあって、良い会社作りが進んでゆくんですね。

 私たちの会社は、50年間の歴史と19年間の経営指針の積み上げで現在まで会社を進めてくることが出来ました。これからも、着実に決めたことを実行し、良い成果づくりをしてゆきましょう。私たちがやっていることは、間違っていません。良い会社作りに、着実に向かっていると思っています。皆で頑張ってゆきましょう。

第45回定時総会

2006年04月17日 | 中小企業家同友会
◆◆自らの学び

 今日は愛知中小企業家同友会の定時総会に参加をしてきました。実はその総会と共に開催された分科会報告の中で、私が「経営指針の成文化と浸透」についての実践報告をさせていただきました。

 久しぶりの報告でしたので、かなり緊張しましたが、無事、報告、グループ討論とスケジュールが進み、皆さんと共に良き学びを得ることが出来ました。

 この詳しい報告は明日のブログでお知らせしたいと思います。

 また、今回、愛知という大同友会の総会に参加をさせていただきましたが、その総会議事の運営において、大変学ぶことがありました。愛媛はまだ小さな同友会ですが、今後会員拡大を行い、愛知のような数千人規模の同友会になる上で、心しておかなければならない教訓も得ることが出来ました。本当に、すばらしい、総会に参加をさせていただきました。

 お招きをいただいた、愛知同友会の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

いい加減な約束

2006年04月16日 | ノンカテゴリー
◆◆時に嵐

 この杯をうけてくれ 
 どうぞなみなみ注がせておくれ
 花に嵐のたとえもあるぞ
 さよならだけが人生だ

 誰が詠んだか知りませんが、私の記憶に残っている好きな詩です。

 今日は、子供二人と道後公園に出かけました。私は手にカメラを持ち、下の子供はサッカーボールを持って、そして、上のお姉ちゃんは気ままに手ぶらです。道後公園の裏にある遊園地に行きますと、もう散りかけた桜の木の下で、何組かのグループが花見をしています。時々風が吹いてくると、桜の花びらが空中を舞います。その下で、若い人たちが杯を交わし、賑やかに楽しく歌っています。

 日曜日の午後、のどかな一時です。2時間ほど、子供達を遊ばし、そして散髪に行きました。遊園地から帰るおり、子供達から、「えーー、もう帰るの」という言葉です。 そうですね、なかなか子供達とゆっくり遊ぶことが出来ません。「またこんど、ゆっくりな」といいながら、(今度はいつ来るのか)と自分の心の中に問うていました。

◆◆明日は出張

 明日から出張に出かけます。その準備で色々手間取っていましたが、とりあえず、無事準備が終わり、出かけてきます。出張から帰ってからも、忙しい仕事が待っています。なかなか気が抜けませんね。そんなことで、寝ることとします。