アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

423 あちゃこの京都観光日誌 新シリーズ「今からでも行ける京都歳時記」 ㊴ 矢田寺 送り鐘

2018-08-16 08:24:13 | 日記

8月16日 矢田寺 送り鐘 

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仏教行事に、火と線香(煙)が重要だと書いたが、音(音色)もあの世との交信に欠かせない。釣り鐘から大きな梵鐘まで、寺院には必ずある。そしてそれを突いてその音色にのせて精霊を迎え、そして再びあの世に送る。寺町三条上るにある矢田寺では、五山の送り火と同じ日に送り鐘をつく。

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御本尊は「地蔵菩薩」別名代受苦地蔵という。人間のすべての苦しみを一身に受けるお地蔵さまだ。地蔵菩薩は、お釈迦様が入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)すべてにわたり我々を救うとされている。特に地獄の閻魔様に顔が利くとの事で、最近亡くなって閻魔様の裁きを受ける「新盆」には丁寧にお願いする事だ。

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来週22日には、京都六地蔵巡りが京都の周辺の6つのお寺で行われる。(後日詳しく書く。)更に子供の守護尊とされ日本では、「地蔵盆」として定着している。

こうして京都の盂蘭盆会が終わる。来週から日常生活が戻って来る。