『硫黄島からの手紙』ワールド・プレミア

2006-11-15 23:52:34 | cinema
夕方からボスは打ち合わせで外出。
入るはずだった原稿も来ない。

ということで、(無事に)会社を早退して一路「日本武道館」へ。
『硫黄島からの手紙』ワールド・プレミアの試写会に行ってきました。
誘ってくれた友人と落ち合い、レッド・カーペットの様子を裏側から見る(レッド・カーペットはレッド・カーペットでチケットがいるので)。おお、あれはクリント・イーストウッドではないか。あ、渡辺謙も見えた。二宮くんは小さすぎて(?)見えない。会場内でスクリーンで見られるというので中に入る。おお、いろんな芸能人がいっぱい。そして外はどしゃぶりの模様。

ほどなく舞台挨拶。渡辺謙が挨拶したあと二宮くんの挨拶。スタンドマイクがぐっと下ろされたときになぜか会場から笑いが起きる。ほんと、小さい。わたしたちの席は二階席のぐっと後ろのほうだったから、よけいに、小さい。

映画は、2時間半をあの椅子に座っていることの苦痛がかなりありましたが、2時間半の長さを感じさせない濃厚な映画でした。
二宮くんが主役といってもいいくらいの内容と聞いてはいたけれど、本当に、普通の日本人の、よくわからないまま戦争に行かされてしまった若い日本兵を、好演していたと思いますよ。
あとは、伊原剛志がかっこいいです。加瀬亮くんも熱演でした。獅童は笑えます。

モノクロというほどではないけれど、あまり色のない映画で、血の色とか日の丸の赤がどぎつく見えます。戦闘シーンが多いので、そういうのダメなひとにはしんどい映画かもしれません。

『父親たちの星条旗』を見てから、公開になったらまた見に行こうと思います。

試写会が終わったのが22時。
東横線の特急に乗って漫画を読んでいたら、横浜まで乗り過ごしました(あはは)。なんにせよ、疲れましたわ。