ふたたびの府中

2006-11-05 23:17:34 | art
午後から府中市美術館へ。
間に合うつもりで家を出たのに、東府中からの道をのんびり歩きすぎて少し遅刻。

松井茂さんと豊嶋靖子さんのアーティストトークを聞く。
豊嶋さんの話というか作品解説はとても面白かった。なんというか、からだをはって美術をやっているという感じのひと。主義主張が一貫しているのが気持ちいい。
松井さんの話は、少し不完全燃焼。もっと純粋詩や量子詩について熱く語ればよかったのに。

そのあと中ザワヒデキさんの「脳波ドローイング」の公開制作を見学。
正直、どんなもんかと半信半疑な気持ちもあったのですが、これが想像以上に面白かったです! 5回の脳波ドローイングをしたのですが、1回目は平坦な脳波、2回目以降だんだんと波長が乱れてきて、4回目は鯉のぼりの鱗かとみまごうばかりの脳波! 脳波が大きく乱れると「おおー!」という歓声が聞こえたり(笑)。
立会人を設けての仰々しい演出もさることながら、いろんな意味でかなり面白いパフォーマンスになっていました。

終わって府中で打ち上げ。
名古屋から画廊のt田さんが来ていたので、T築さんとふたりから「村上隆」の凄さについて説かれる。わかるようなわからないような感じがするのは、たぶんわたしがそれほど村上隆を知らないからなのかもしれない。

朝まで! と気炎を吐くひとたちもいたようですが、わたしは明日から会社なので大人しく帰宅。帰り道、ひどい頭痛。