カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

泳ぎだしたヒドリガモ

2010-11-23 | 多摩川
 それまでほとんどが頭を体に付けて休んでいたヒドリガモが突然鳴きながら同じ方向に泳ぎ出しました。同時に川岸に上がっていたヒドリガモも川の中に入り泳ぎ始めました。こうした行動をとったときは、上空にワシタカ類がやってきた場合など身の危険を感じた場合が多いのですが、上空にはワシタカは見られず、理由がわかりません。もしかすると近くにある中州の叢林にワシタカ類がやってきたのかもしれません。この後、200メートル程上流に行った所で妙な鳴き声が上空でするので、見上げると2羽のワシタカ類が空中戦をしていました。1羽はチョウゲンボウとすぐわかったので、チョウゲンボウ同士の争いと思ったのですが、見ている内に片方が一回り大きく、シルエットも違うことに気付きました。そこでもう一方はどうやらオオタカらしいとわかりました。
 この後、河原でジョウビタキの雄を見つけ、今秋の初認となりました。ほぼ8ヶ月ぶりに見るレンガ色の胸が鮮やかでした。

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アメリカヒドリとのあいのこ

2010-11-23 | 多摩川
 多摩川のカモはこのところ目立った変化なしですが、ヒドリガモの群れのなかにいるアメリカヒドリとの交雑種を撮りました(中央やや右)。アメリカヒドリは日本ではまれにしか見られないカモですが、ヒドリガモとアメリカヒドリとの交雑種はよく見られます。交雑種は目の周りが緑色の金属光沢となっているのが特徴。

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