中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

夏期講習の心構え・首都圏の中学受験事情

2013年06月01日 | Weblog
梅雨に入り、新学期と呼ばれる時期はとうに終わりました。
もうすぐ夏期講習の相談が始まります。
最近の大手進学塾は、オプションが多すぎて、どの程度まで必要かを迷われるご父兄が多いです。
おっしゃる通り、朝から晩までギッシリ、というのは考えもの。
どんな授業でも、予習復習ができなければ頭の中にしっかりおさまりません。
とはいえ、自己判断で弱点強化に励むのも、何かしらの目安がなければ40日間を充実したものにはできません。
全てはお子さんの進み具合によります。
進み具合は、単純に学力が高いか低いかではなく、一つの課題に取り組む時間に大きく左右されます。
超高速で算数の問題をバリバリ解いていくお子さんは、それはそれは頼もしく、ずいぶん充実しているように見えます。
逆に、一つの問題に時間をかけていると、とても心配になります。
時間のかけ方も程度問題でして、ただ解くのが遅いという場合、楽観はできませんが、一つの問題の中で自分の必要なポイントを的確に押さえ、教科担当の先生に質問する内容を自分なりに上手にまとめられる場合、ある意味、10倍のスピードで問題をこなすお子さんより、知識の定着度が高いとも言えます。
このあたりは微妙に個人差があり、ブログだけでは申し上げにくいので、残念ながら個別指導の中でしかお話できません・・・・
夏休みはとても貴重です。
そこをどう過ごすかで、大きく差がつきます。
どうぞ判断を間違えることがありませんように。

また、学校説明会も一年中行われているので、少しでも興味のある学校にはお子さんを連れて行ってあげてください。
お子さんの中での何かが変わる瞬間があるかも知れません。

ところで、格差が広がる世の中でして、語彙力も大きな開きがあります。
中学受験で、大人でも知らないような語彙が身についているお子さんが多くても、20歳過ぎても、おどろくほど幼稚な表現しかできない人も依然として多いです。
これは社会問題にすらなっており、テレビでのクイズ番組にも反映されるように、意外なタレントが急激に知識を深めていたりして感心します。

よく出題されて、もう今さら・・・というものをいくつか。
「気のおけない友達」
「汚名返上」
「名誉挽回」
「さわりだけでも聞かせてください。」

ほとんどの大人はわかっていても、中学受験の段階では、まだまだ100%浸透しているわけではなさそうです。
どうぞ、ご家庭で確認なさってくださいね。

先日も少しふれましたが、最近では、愛知県内だけでなく、首都圏・関西圏の私立中学を希望される方が増えています。
おりしも、エリザベスの活動に少々、興味を持ってくださった企業の御厚意で、東京での勉強会に参加することが増えました。
小学校受験・中学受験で、地域によって温度差が大きいことは昔から言われていましたが、昨今はそれだけではない、計り知れない重圧を感じます。
この場を借りて説明できるほど単純ではない、「多様化」のようなものを感じます。
エリザベスなりに咀嚼をして、うまく表現できるようになったら、少しずつお伝えできれば、と考えております。
まずは、愛知県の大手進学塾の、夏期講習申し込み相談をスタートさせます。
もう夏休み?
そう、もう夏休みなのです。