医学部医学科を目指すお子さんが増えていますね。

私立中学受験が過熱している理由の一つに、医学部医学科を始めとする、難関大学難関学部に進学するためには、私立中学でなければ、ダメ、と考えるご父兄が増えていることがあります。
もちろん医学部医学科のみならず、東大、京大、東北大、名大、九州大などの旧帝大、あるいは慶應、早稲田、上智、東京理科などの難関私立大学などに進学希望の理系、文系のお子さんも、限りなく現役に近い状態で合格したいがために、私立中学を希望されることが多いです。
ただ、医学部医学科は、私立大学ですと、初年度の納入金額が１０００万円という学校も少なくないので、できれば国立大学の医学部を目指します。
みんなが目指すので、これまた大変な狭き門になります。
今年も圧倒的１位は東京大学理科Ⅲ類、次に京都大学医学部、そして九州大学医学部、名古屋大学医学部、となります。
定員はどこも８５から１００ですから、本当に大変です。
ただ、医師国家試験合格率を見ると、７０パーセント代の大学がいくつもある中で、東京大学理科Ⅲ類は９９パーセント、さすがです。
医師の不足、看護師の不足、新聞でいろいろな記事を読むにつけ、是非とも、医療方面で活躍していただきたいと応援したいです。
ちなみに、ご家庭の事情で医学部を目指しにくいという方に。
自治医科大学は、修学資金貸与精度があり、卒業後に貸与を受けた期間の２分の３に相当する期間、大学指定の医療機関に勤務すると、貸与金の返還が免除されます。
また、昭和大学はⅠ期合格者９０名のみ、教育施設充実費５５０万円が免除されます。
産業医科大学も、修学資金貸与精度によって、大幅に費用が軽減されます。
可能性のあるお子さんたちには、是非、信じた道をしっかり歩んでいただきたいです。