中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

南山女子部入学後の学習について。

2008年06月19日 | Weblog
最近よく質問されるのが、南山女子部に入学すると、入ってからの勉強が大変でついていけないのでは、というものです。
上手にお答えできるかどうかわかりませんが、一言でいえば、個人個人の目指すものによって様々です。
南山女子部はご存じのように、東大・京大・慶應・早稲田を目指すお嬢さんも多いですし、国公立医学部に絶対合格したいというお嬢さんも非常に多いですから、受験が済んで、しばらくはのんびり遊びましょう、なんていう性格の生徒は少ないかも知れません。
ただ、活発な生徒が多いので、球技大会・部活の合宿・文化祭・体育祭・合唱大会・それに付随する「打ち上げ」なる大騒ぎなど、行事も全て盛んで、保護者会や授業参観や保護者お食事会も盛んですから、静かなガリ勉のイメージはありません。
部活は運動部はほとんどが朝練があり、そちらも元気に盛り上がっているようです。
文化部も様々な活動があり、それに向けての練習はなかなか忙しいです。
ピアノ・書道・バレエ・バイオリンなど趣味のお稽古も続けられる方が多いです。
ほとんどの生徒がいろんなことをやりたがるわけでして、そりゃ当然、時間には限りがありますから、テスト前などかなり厳しいですね。
中1あたりは、時間の使い方がまだわからず、バタバタするかも知れませんが、中2、中3と学年が上がると、元々が賢いお嬢さんたちですから、徐々に自分のペースをつかみ、時間が無いながらも、どこに勉強時間を持ってくるか、どこに友達とのカラオケの時間を持ってくるか、どこに部活仲間との大好きな「太鼓の達人」の時間を持ってくるか、など、考えて進められるようになるのです。
それを自分で何年間かかけて考えることが、一番の勉強のような気がします。
ですから、入ってからが大変、というのは、何を持って大変と表現するか、でずいぶん意味合いが違ってくると思います。
みんな、賢いですから、どれだけ難しいテストを作成しても、もちろん平均点は高いです。
ただ、それは全てをけずって、朝から晩までガリガリと勉強をして結果を出しているのではなく、一人一人が試行錯誤して、いろいろ好きなこともしながら、なんとか時間を捻出して、テスト準備をしているのです。
ですから、極端な話、南山女子部に入学して、特別な目標があるわけでなく、しばらく自分の人生をじっくり考えよう、というお子さんであれば、全然忙しくもないし、大変でもありません。
おおらかで心温かい先生方と、明るく活発なたくさんのお友達に囲まれ、様々な行事を充分楽しみながら中学生活を送れるはずです。
文化祭をご覧いただくと、一番わかるのでは、良くも悪くも、あの様子は普段の生徒たちそのままだと思います。
学校中を走り回り、元気いっぱいに活動している様子、高校生になると、少し落ち着いて、しっとりとお姉様らしくお店をやったりしている様子、全てが南山女子部をそのまま現しているように見えます。
入学後の生活を、楽しくするのも、大変にするのも、全てはその子その子の考え一つだと思います。
また、それはどこの学校に入っても同じことでしょう。


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