中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

東大受験の厳しさに触れ、大いに反省

2007年03月31日 | Weblog
本年度、親戚の男の子が東京大学を受験しました。
結果は残念ながら、W稲田大学の合格のみで、浪人することにしたようです。
彼は飄々としながらも、実は非常に真剣に勉強していました。
やはりトップ大学の合格は甘いものではないな、と痛感し、かつ反省し、あらためて勉強に目を向けて語っていかなければと思いました。
身近な子に限ってのことではありますが、クラス編成テストがあると、急に燃える子が多いように感じます。
漠然と勉強しましょうと言われても、具体的な目標がないと、なかなか燃えないものですよね。
中学受験では、目前に勝負が迫ってきているので、塾によっては非常に細かくクラス分けをして、生徒のやる気を引き出そうとしてくれます。
ご父兄の中には、かわいそうだわ、とおっしゃる方もいますが、あれがないと、おそらく小学生は何をやればいいのか、どこまでやればいいのか、わからないままにダラダラと問題集に取り組む毎日になり、そのマンネリに飽きて、学力の伸びがストップすると思います。
小学校にしても中学校にしても、学校の成績を安定させるだけなら、毎日の予習復習の繰り返しで充分でしょう。
ただ、私立中学受験に関しては、いかにまわりより頭一つ分、上に出るか、いかにまわりよりたくさんの知識を頭にたたき込むか、その勝負ですから、終わりの無い学習です。
そんな時に、偏差値が70を超えたとか、ヒトケタ順位ととったから賞品をもらえたとか、クラスが一つ上がったとか、子供でもはっきりわかるような、具体的な喜びがあれば、更にやる気倍増といったところでしょう。
逆に、偏差値が60をきってしまったとか、クラスが下がったとか、かわいそうなようでも、具体的な結果が出れば、可能性のある子なら、絶対に復帰しよう、と目が輝き出すでしょう。
今の時代は子供たちが二極分化していると言われています。
勉強に興味の全然無い子供たちがたくさんいて、学力低下が嘆かれています。
こちらは社会問題だと思います。
昔ではありえないくらいに一般常識に欠けた子供が育っていますから、大人として最低限のことは頭に入れて成長してほしいものですね。
反対に、勉強に燃えている集団は、こちらも昔ではありえないくらいの勢いで学習を進めています。
小学生でも政治について語れそうな子、小学生で中学受験の準備をしながらも帰国子女でもないのに英語検定2級を早々取っている子、合格体験記など書かせると、大人顔負けの文章を仕上げてしまう子、様々ですが、とにかく飛び級させたいくらいの学力です。
また、こういう種類の子供の人数は非常に多いです。
中学受験の世界が年々厳しくなっている理由は、受験者数が増えて倍率がはね上がることもありますが、一つには、受験生全体の学力レベルが恐ろしい勢いで上がっていることにあります。
もちろん学年によって、学力の高い学年低い学年とムラがありますから、右上がりのグラフにはならないでしょうが、受験生全体の学力は、間違いなく上がっています。
その中でのトップ争いですから、まずは中学受験そしてその次には、大学受験と思ったよりあっという間に高いレベルでの勝負の時期がやってきます。
私立中学は6年間の友達ができ、本当に楽しいです、そして目標を一つにしぼれる、つまり、間に余分な勝負がなく、大学受験のために6年間しっかり使える、これが大きなメリットではないかなと思います。


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