中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

社会の地理で注意すべきこと。

2007年12月22日 | Weblog
社会の中でも、地理についてお話します。
6年生のこの時期になっても地理があまり得意ではない、とおっしゃるお子さんは、まず全部の都道府県名と県庁所在地名を完璧に書けるかどうか、から確認してみて下さい。
そしてその県庁所在地は、県の中のどのあたりにあるのかも覚えておきましょう。
入試で地図が出て、そこがどこのなにやらさっぱりわからないままに設問に答えてゆくのは無理ですから、地図をパッと見た瞬間、日本の中のだいたいどのあたりのことなのかが、早くわかればそれだけ時間短縮になります。
そのためには、とにかく日本のあらゆる場所の地図に慣れておきましょう。
どこの塾でもよく覚えさせられるのが、それぞれの県の形を頭に入れることです。
北海道や愛知県などは特徴がありますから、すぐにわかるとしても、群馬県、埼玉県、栃木県など、内陸だとなかなか違いがはっきりしません。
そんなわかりにくい地図が出題されても、県庁所在地や有名な工業都市の場所や名前も合わせて覚えておくと、そちらがヒントになって県名が浮かんでくるかも知れません。
小学生は、自分が行ったことも見たこともない地域のことを覚えるのは、なかなか簡単にはいきません。
大人は長い間生きているうちにいろいろな場所を訪れているでしょうし、それでなくても、テレビのドラマやニュースやらで何度となく映像だけは見ていますから、全国のあらゆる場所が簡単にイメージできます。
それと同じことを12歳の子に求めるのは無理ですから、せめて地図に慣れて、日本全体のイメージを頭に入れておくことが大切です。
もし時間があれば、自分で地図を何度も描いてみるといいでしょう。
一度に全体を描くと、おおざっぱなものになり、あまり効果がありませんから、北海道だけ、東北だけ、四国だけ、のようにして、分けて、半島や湾、山地山脈平野川、できれば工業都市なども細かく書き込めるようになれば、地理の問題がスラスラとけること間違いなしです。
名産品も、その土地の位置関係、気候が影響しているので、覚えやすくなるのでは。
お茶はどんな気候の土地に育つのか、ミカンは、りんごは。
一つだけ感心した思い出話。
5年生の春頃のテストで、入塾したばかりの次女が、こんにゃくの原料はという問題に、考えて考えて、ゼラチン、と答えました。
もちろん×ですが、一生懸命考えた結果、ゼラチンを思いついたのは笑えました。
4年生5年生のうちは、そんな一生懸命さが可愛いものです、6年生の最後にはきっちり正しい答えを書きましょうね。
正解はもちろん、こんにゃくいもです。
6年生はあと1ヶ月ちょっと、応援していますよ、疑問があったらいつでもメール下さいね。
ちなみに昨日は通知表や調査書に関しての質問が殺到しました、なるほど、終業式だったんですね。