中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

塾の広告も一つの資料です、目を通しましょう。

2007年12月11日 | Weblog
この時期になると、冬期講習の案内がたくさん入りますね。
新聞にはさまれる広告にもしっかり目を通すと、意外に参考になることが書いてあります。
M進研の広告にはいつも今の時代の学校教育内容についての細かい説明がありますし、小さな進学塾でも、塾長先生のこだわりの文章があったりします。
今朝、なかなか参考になったのは、受験東海、受験南女の広告でした。
中学受験を知り尽くしている人には当たり前のことなのですが、あまりまわりが見えていないままに、入試に向かおうとしているご父兄には、警鐘を鳴らす意味でちょうどいいかな、とも思われる文章があちらこちらに。
国語は日本人なんだから、何故100点取れないんだ、あるいは理科社会で何故もっと点数取れないんだ、などと内容も確認せずに叱っているご父兄、しっかり読んで下さいね。
国語の文法や知識事項については中学3年生レベル、理科社会については高校レベル、算数は小学校より半年以上早く進めます。
中学受験をする子供たちは、ゆとり教育で削減されて小学校の教科書から消えて無くなったはずの内容はもとより、常に何年分も先のことを学習しなければならないわけです。
中学受験の世界では、まわりの公立中学に進む子供たちよりもかなり努力してやっと平均点かな、というのが現実です。
もちろん、そうは言っても、入試までには、その厳しい世界の中でも上位に持っていかなければトップ校には合格できませんから、甘いことは言っていられません。
ただ、4年生5年生で期待通りの成績が取れなくても、まわりよりはずっと上を行っているんだ、というお子さんの努力だけは理解してあげて下さいね。
広告も全てが正しいわけではありません。
自分の塾に有利なようにウソばかり書き並べる場合もありますから、そのあたりは、ご父兄の賢いご判断で参考になさるかどうかはお決め下さい。