中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

2008年度の中学入試について。昨年度までとは少し違いますね。、

2007年12月03日 | Weblog
今年も残すところあとわずかとなり、受験生のいるご家庭にとっては、なかなか落ち着かない毎日になってきましたね。
願書のことも気になり、倍率なども気になり、厳しい寒さの中、いろいろと大変です。
さて、2008年度の中学入試ですが、今までとは少し違いが見られます。
まず、千種区星ヶ丘の愛知S徳中学ですが、来年度から公立中学から愛知S徳高校へ入ることができなくなるので、その影響は年々強く反映されていますが、中学入試で確実に合格を取っておきたい、と考えるご家庭が非常に増えました。
倍率が単純に上がる、とも考えられますが、何よりも厳しいのは、確実合格を狙うために、ずいぶん学力を高めて入試に臨んでくるのでは、と予想されることです。
2年前から、定員が200から280に増えて、やや幅が広がった感もありますが、実のところ、全然簡単になっていないようです。
まず、女子で中学受験をする人数が年々どんどん増えていること、次に入試問題自体が、N学園女子部に近い、非常にハイレベルな内容にグレードアップしていること、などが理由にあげられます。
また、女の子のご家庭は、どうしても、通うのに便利かどうか、ということに対しての比重が大きいですから、地下鉄星ヶ丘駅から、歩ける、そしてその星ヶ丘駅そのものが、非常に人気の高いエリアであること、女の子にはもってこいのロケーションなわけです。
古いイメージを持って、油断すると、意外に厳しかったりするので、用心してかかりましょう。
次に、江南市T中学です。
こちらは、なんとも不運なことに、2008年度に関しては、日程が非常に不利です。
昨年度までは、昭和区いりなかのN学園女子部よりも後だったため、女の子たちは、本命が済んで、気楽に浮かれ気分で、江南市まで最後の思い出づくりに受験に出かけたものでした。
ところが、2008年度は、あろうことか、N学園女子部の前日に江南市T中学の入試日がありますから、これは厳しいです。
少しでも間があいていれば、受けてもいいかな、と考えますが、前日となると、女の子の親は、躊躇するのでは、と予想されます。
寒くなり、風邪のみならず、インフルエンザの心配もありますから、あまり雑菌の飛んでいる場所には出かけたくない時期ですし、本当に難しい選択だと思います。
4年前などは、N学園女子部の前とはいえ、2日ほど間があいていましたから、体力のあるお嬢さん方は、受けられたと聞きますが、やはり本命のための体力温存を考えて、スキップされたご家庭が多かったと記憶しています。
こればかりは、お子さんのご希望ですから、どちらがいいとは言えませんが、なかなか厳しいスケジュールであることは間違いありません。
そろそろ入試日程を見ながら、併願校を煮詰めていく時期です、エリザベスの生徒さんたちは、親子で非常にスムーズに相談がまとまっているようで、非常に安心です。
皆さんは、お子さんのご希望とご父兄のご希望がうまくかみあっていらっしゃいますか。