期待と不安の夏期講習が始まりますね。
時間を大切に使って下さい。
夏休みは長いようで本当にあっという間です。
油断すると置いてきぼりのままに終わってしまいますから、人より一歩先、一歩先に進むつもりで学習しましょう。
みんながその勢いですから、一歩先のつもりでもなかなか一歩先ではないんですよね。
私立中学受験は、以前にもお話したように、中部三県だけでも何万人もいますから、学力の幅は非常に広いです。
中にはのんびりの家庭もありますから、全体がそうとは言い切れませんが、この夏休みあたりからは、ほとんどの親子が目の色変わってきます。
特にトップ校である東区T中学を目指す男子、昭和区N学園女子部を目指す女子は、かなりの勢いで学力をつけてきます。
例年、T中学は定員400に対してほぼ900、N学園女子部は定員200に対してほぼ900が挑戦します。
倍率はT中学が2.1、N学園女子部が4.0前後となります。
単純に倍率だけ見ると、な~んだ、T中学の倍率はたいしたことないな、N学園女子部も4人に1人が合格するならたいしたことないな、と思いますが、この2校に挑戦する子供たちの偏差値はそんじょそこらの子供とはてんで違いますから、その中での戦いたるや、尋常なものではありません。
中には記念受験などと称して合格は期待せずに登場する親子もいますが、噂ほど多くはありません。
子供にとって一日かけて入試問題と戦うのは、大人が考えるよりずっと体力知力を必要とするもので、ほどほどに中学入試のわかっている人は決してふざけて参加することはないと思います。
すなわち、T中学もN学園女子部も、他の中学の入試会場とはガラリと変わったピ~ンと張りつめた空気があり、慣れない親子は圧倒されるような緊張感に押しつぶされます。
その中でその倍率をくぐりぬけることの大変さはやってみなければわかりません。
今からあまりおどしても仕方ないので、一応、心構えだけってことで。
充分おどしてしまいました、ごめんなさい。
話は戻りますが、そのランクの子供たちは先へ先へと進んでゆく性格の子供たちですから、夏休みは時間がある限りどんどんページをめくり、どんどん問題を解き、どんどん先生に質問に押しかけます。
T中学900名、N学園女子部900名、合わせて1800名は、限りなく進んでゆくのです。
それよりさらに先に進もうとすることは並大抵ではありません。
苦手単元がたくさんあればあるほど、人よりたくさん時間を作らなければならないんだと、しっかり自覚して夏休みを過ごしましょう。
1800名全員とは言いませんが、合格圏内の子供たちすなわち600名前後はすでに苦手単元などほとんど残していませんから、恐ろしい勢いで進んでゆくので、絶対に差を広げられないように、そして現在、合格圏内で踏ん張っているぞというお子さんの場合は、決して油断せず、2学期の下剋上にもしっかり耐えうるだけの学力を身につけるようにして下さい。
次回は、非常に記憶が定着しにくい社会についてお話したいと考えております。
夏休みに完璧にしても、年末には必ずかなりのパーセンテージで忘れていますから、叱らないように。
忘れて当たり前なくらい、算数や国語や理科が大変なレベルになってきますから。
ただ、先延ばしにしておくと、手遅れになってしまうので、夏休みに一度おさらいしておくのは非常に大切です。
時間を大切に使って下さい。
夏休みは長いようで本当にあっという間です。
油断すると置いてきぼりのままに終わってしまいますから、人より一歩先、一歩先に進むつもりで学習しましょう。
みんながその勢いですから、一歩先のつもりでもなかなか一歩先ではないんですよね。
私立中学受験は、以前にもお話したように、中部三県だけでも何万人もいますから、学力の幅は非常に広いです。
中にはのんびりの家庭もありますから、全体がそうとは言い切れませんが、この夏休みあたりからは、ほとんどの親子が目の色変わってきます。
特にトップ校である東区T中学を目指す男子、昭和区N学園女子部を目指す女子は、かなりの勢いで学力をつけてきます。
例年、T中学は定員400に対してほぼ900、N学園女子部は定員200に対してほぼ900が挑戦します。
倍率はT中学が2.1、N学園女子部が4.0前後となります。
単純に倍率だけ見ると、な~んだ、T中学の倍率はたいしたことないな、N学園女子部も4人に1人が合格するならたいしたことないな、と思いますが、この2校に挑戦する子供たちの偏差値はそんじょそこらの子供とはてんで違いますから、その中での戦いたるや、尋常なものではありません。
中には記念受験などと称して合格は期待せずに登場する親子もいますが、噂ほど多くはありません。
子供にとって一日かけて入試問題と戦うのは、大人が考えるよりずっと体力知力を必要とするもので、ほどほどに中学入試のわかっている人は決してふざけて参加することはないと思います。
すなわち、T中学もN学園女子部も、他の中学の入試会場とはガラリと変わったピ~ンと張りつめた空気があり、慣れない親子は圧倒されるような緊張感に押しつぶされます。
その中でその倍率をくぐりぬけることの大変さはやってみなければわかりません。
今からあまりおどしても仕方ないので、一応、心構えだけってことで。
充分おどしてしまいました、ごめんなさい。
話は戻りますが、そのランクの子供たちは先へ先へと進んでゆく性格の子供たちですから、夏休みは時間がある限りどんどんページをめくり、どんどん問題を解き、どんどん先生に質問に押しかけます。
T中学900名、N学園女子部900名、合わせて1800名は、限りなく進んでゆくのです。
それよりさらに先に進もうとすることは並大抵ではありません。
苦手単元がたくさんあればあるほど、人よりたくさん時間を作らなければならないんだと、しっかり自覚して夏休みを過ごしましょう。
1800名全員とは言いませんが、合格圏内の子供たちすなわち600名前後はすでに苦手単元などほとんど残していませんから、恐ろしい勢いで進んでゆくので、絶対に差を広げられないように、そして現在、合格圏内で踏ん張っているぞというお子さんの場合は、決して油断せず、2学期の下剋上にもしっかり耐えうるだけの学力を身につけるようにして下さい。
次回は、非常に記憶が定着しにくい社会についてお話したいと考えております。
夏休みに完璧にしても、年末には必ずかなりのパーセンテージで忘れていますから、叱らないように。
忘れて当たり前なくらい、算数や国語や理科が大変なレベルになってきますから。
ただ、先延ばしにしておくと、手遅れになってしまうので、夏休みに一度おさらいしておくのは非常に大切です。