覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

ゴールドの意味

2005年05月20日 02時00分20秒 | Weblog
 2001年栗東ステークスのゴールドの1、2着。これは、5月6日というゴールデンウイークの周辺で惹き起こされる出来事で、今年のゴールデンウイークの大一番天皇賞のビッグゴールドを持ち出すまでもない。

 そして、このようなレース結果を見たならば、これをある別の将来のレースに適用しようとすぐさま考えるのが私の習癖である。昔話だが、アイネスフウジンのダービーの枠順を見たとき、次のような枠を見つける。

 2枠3番 ビッグマウス   柴田政人  高松邦男厩舎
 2枠4番 ホワイトストーン 田面木博公 高松邦男厩舎

 すると、何があっても当時は夏に組まれていた今度の高松宮杯は2枠から買うと決め付け、枠順を見たくらいで揺るがない。するときちんと2枠2番にバンブーメモリーという、武騎乗の1番人気馬が入り、人気で少しがっかりすると共に安心してこの馬から大勝負する。2-8 500円だったが、当時(90年7月8日)私は旅先に居り、車で往復4時間を飛ばして最寄のさる地方都市のウインズに赴き、旅費を全てまかなうばかりかひと夏の小遣いにも余りある儲けを得た。

 当然、ゴールドのワンツーを見れば、翌年金杯でこの結果を使うことを考える。5-5でゴールドの1、2着。ゾロ目とは同じものが揃うことである。これを反映した結果とは、翌02年の京都金杯のダイタクリーヴァの金杯連覇、そして中山の金杯における当時4歳馬ビッグゴールドの重賞初制覇であった。

 この2001年の栗東ステークスに相当すると思われるレースが今年も既に終了している。


 2005年3月20日 平場だが、中京の7R スプリングステークスの当日である。

1着 4枠 6番 タフネスゴールド
2着 5枠 8番 エムエスゴールド

 このレースの利用はとうに終わっており、ゴールデンウイークがらみの、5月7日(土)京都のメイン
京都新聞杯 東京のメイン プリンシパルステークス、これらが共に4-5で決まっている。ゴールデンウイークといって集中開催するわけに行かぬ中央競馬会は、ゴールデンウイークなどの季節ネタをやや遅れて立案施行する傾向がある。が、来年の金杯、このレース結果が反映しない馬券を買うのは無意味であろう。かつてライオネル・リッチが来日公演した折り、ザリッチという馬が発射したことがあり、それに味を占めてマドンナの来日が実現したときマドンナを狙っていたら、帰国して1週間以上経った平場のレースで確か馬名はヤクモマドンナであったか、単勝で90倍近くを付けたことがあり、今年メアリー・マッカリース大統領の来日の折のネタなど、ここでもご紹介したはずだ。ようこそ来日有名人! である。今度、クイーンを題材にしたオペラが来日上演さると訊くが、碌にニュースも見ず、競馬のことばかり追っているのは愚かである。
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