覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

皐月賞 RD小史

2005年05月31日 11時30分54秒 | Weblog
三冠の資格を奪え、英雄の誕生に夢が育まれる。 



若さで歴史を変えろ、未来を託したい新鋭。



青春を叫べ、新しい世代を君の強さで先導しろ。



新星、若き勇者の叫びが時代を築く情熱になる。



喝采の中、誰もが認める新時代の英雄が誕生する。



伝説の始まりがあります。



青春の情熱が時代を変える。



意を強く、名を刻み、史を創る。



次代を魅了する春冠となれ。




 このような眺め方も、また一興と思う。05~97 の皐月賞のRD(インフォメーション)を一覧した。また同一レースならではの示唆が窺える。
 今年05年のディープインパクトの 英雄の誕生 と一致するのが、4年前2001年である。


  三冠の資格を奪え、英雄の誕生に夢が育まれる。 



  喝采の中、誰もが認める新時代の英雄が誕生する。



 後者の勝ち馬は、アグネスタキオン。つまり、この2つの英雄の誕生、英雄とは、デビューから無敗のクラシックホース を指すことがはっきりする。また、ディープのゼッケン14番はタキオンの2着に来たダンツフレームと同じ。


 また、2002年と1999年の類似。



  新星、若き勇者の叫びが時代を築く情熱になる。



  青春の情熱が時代を変える。



 勝ち馬は、ノーリーズン と テイエムオペラオー。15番人気、5番人気で勝った皐月賞馬だが、此処での情熱とは、春の1冠を制しはするが、残る年内のクラシックでは、主役の座に就けず、オペラオーは菊花賞で2着するが、圧倒的1番人気ステイヤーズステークスでは単勝1.1倍の人気を裏切る惨敗といっていい2着、有馬記念では3着と、翌年以後の活躍はさて置き、同年内はその後の期待に応えられぬ存在であり、ノーリーズンは言うまでも無く、1番人気菊花賞で武豊がスタート即落馬を命ぜられた馬である。情熱 とは、栄光への意欲つまりは実績に裏打ちされぬ代物であると意味付けされた語彙と見える。記号論的に解釈の拡張、拡散に走らず、数学的記号 レースとレースを繋ぐ指標として捉えたい。
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