覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

託された名馬

2018年02月08日 07時00分28秒 | Weblog

 福井の豪雪立ち往生。事前にどうにかならなかったのか。仕方なかったのだろう。日々、産業、経済、即ち地域に限定せず、列島一体、緊密に合結び付く形で国民生活は動いており、生きているものを一部だけでも容易に止める訳には行かないのは一個人の身体も同じ。が、どうやら、地が揺れ、裂けた訳でもないが、もう甚大な国家的災害ではないか。

 先だっての都内豪雪の折でも、拙宅近くのある飲食店。調達が追い付かず、中華料理店でスープが出来ない状態だったと聞く。これが大都会、東京でもそうだった以上、これは想像に余りある現地の状況なのだろう。車中で一泊。本来動くはず、移動手段の車の中での動く気配のない一泊。これはストレスの域を超えるだろう。

 どうやら今週末の開催には、3場にはこれと云った影響は及ぶまいが、突発で地震が発生した折と同じ対処を、JRAは迫られるのではないか。東日本大震災の時は開催自体が延期。皐月賞は1週延ばしとなり、私見だが、作るつもりのなかった3冠馬 オルフェーヴル を急遽創出した。新潟中越地震の折は、もう何度も語ったが、出馬表発表後発生したので、急遽GⅠ菊花賞の発射馬を変更、実施した。お子様でも解かるような仕掛けだが、オルフェーヴル デルタブルース 共に地震で大地が震えた時、ブル、ヴル が入った馬が発射した。北京五輪の年、先立つ四川大地震の時も、秋の菊花賞は オウケンブルースリ 中国に世界の注目と心配が集まった年、中国出身とされているカンフー映画スターの名に託すと共に、やはり ブル が入った馬だった。

 失敗のお話を1つ。先週、該当『優駿』ページに 2017YJS優勝者 臼井健太郎 の名前が堂々と大見出しとなり、これをこの余り知られぬ地方ジョッキーの誕生日 = 1月14日 の暗示と取ったわたくしは、その1月14日の 京成杯 の結末

     3枠 4番 ロジティナ           内田博幸  
     3枠 5番 コズミックフォース      戸崎圭太   国枝栄    2着 

     8枠14番 ジョリルミエール       木幡初広   青木孝文  
     8枠15番 ジェネラーレウーノ      田辺裕信           1着  

 これが1月14日、臼井騎手誕生日の中山重賞。先週土曜、これまたわたくしは不発と読んだ、中山メイン 節分ステークス その勝ち馬
 
     3枠 5番 タブレットピーシー      田中勝春 
     3枠 6番 ロジクライ           内田博幸           優勝 

 この 3枠のロジの馬 内田博幸 これの炸裂は、紛れもなく、臼井健太郎誕生日写し。これがサイン。昨日水曜情報では、この優勝枠のさらなるある秘密、真意があることを読み、御登録各位様には申し上げたが、わたくしはこの土曜メインの意外な発射を受け、やはり翌日重賞、東京新聞杯 次の人気薄枠に惹かれた。

     5枠 9番 ハクサンルドルフ       戸崎圭太   
     5枠10番 ダノンプラチナ         田辺裕信   国枝栄    

 無論、前日のオリジナルとなっていた、京成杯 発射2つの枠の要素 戸崎 国枝 再びの同居の上、優勝ジョッキー・田辺裕信まで同居した。これがだった。

 要するに、土曜のサインを読んだ上、日曜は二番煎じだと云うことで、囮の作り方、作られ方の例として、無論、わたくしもこの 臼井健太郎 の仕掛を土曜開催後気付いたので、終わったレースの仕掛けを読み、その上で日曜の囮に乗る。完全な乗り遅れだった。これは本当に反省の材料とする。

 が、もともと、土曜を終え、概ねメイン重賞が待つ、日曜競馬へのサインを探ることは重要であり必須。土曜駄目だったから一杯飲み、全部忘れ日曜に臨む。これは論外だろう。

 報道で喧しい、「美女応援団」。わたくしは違和感があり、逆差別にも聞こえ、単に「女性応援団」で十分ではないか。今日は開会式前日、軍事パレードが挙行されると云う。

 皆様御存じ。歴史的名馬とされる、ソウルスターリング の父 フランケル 笑うトキノミノルも黙る、14戦14勝。内GⅠ10勝

 実は命名の由来は、オーナーが懇意にしていたアメリカの名伯楽 ロバート・フランケル の2009年死去を受けたもので、英国のヘンリー・セシル調教師に預けられる。しかもこのセシル先生もまた、2011年に癌との闘病生活も始まり、愛馬フランケル引退後、2013年に70歳で死去される。サラブレッドが勝手に走っているのではなく、飽くまで人都合で操られ、演出で名馬や大レースが行われていると云う好例の1つで、かつて日本でも似たような名馬が居た。
   
    1992年 ダービー馬   ミホノブルボン    朝日杯、皐月賞 も制し、菊花賞だけ2着
                                  8戦7勝 2着1回  

    1995年 ダービー馬   タヤスツヨシ     皐月賞 は2着 

 明らかに人為的であることが明瞭な、この2頭のダービー

    1992年 第59回 ダービー    枠連 7-7  馬番 13番15番  騎手 小島貞博 

    1995年 第62回 ダービー    枠連 7-7  馬番 13番 14番 騎手 小島貞博  

 3年隔て、同じ 7-7 のゾロ目で、同じ優勝騎手。堂々とした「演出競馬」だったが、ミホノブルボン の戸山為夫先生。「鍛えて最強馬をつくる」 と云う著作もしたためられた。菊花賞当時、既に戸山先生は食道癌を患っておられ、この日本中のファン期待の、ルドルフ以来の無敗の3冠馬誕生。それが ライスシャワー に阻まれ、2着に終わった後、もう2度と ミホノブルボン は走ることはなく、無念の3冠ならずの翌年、1993年5月29日。皇太子殿下御成婚慶祝競走として実施された 第60回 ダービー の前日、戸山調教師死去が伝えられた。わたくしは忖度するが、このダービー前日の「死去」は「向こう都合」で、この年、3強ダービーと呼ばれていたが、その一角皐月賞馬の枠

     1枠 1番 ナリタタイシン         武豊 
     1枠 2番 ドージマムテキ        小島貞博    戸山為夫 → 鶴留明雄 (転厩) 

 この人気の一角を占めた枠は不発。皇太子殿下慶祝で、訃報枠は駄目。優勝 ウイニングチケット 柴田政人 だった。そして、改めて 7枠ゾロ目ダービー馬2頭

     1992年  ミホノブルボン    小島貞博   戸山為夫   管理調教師  癌と闘病
 
     1995年  タヤスツヨシ       小島貞博   鶴留明雄   馬名 馬主の友人の名 

 後者のオーナー・横瀬寛一さんが入院中の友人を見舞い、その励ましの意味で友人の名をつけたのが 冠号+ツヨシ このダービー馬である。

 この1995年は 1月 阪神淡路大震災 3月 地下鉄サイン事件 この事件2日後には、山梨県上九一色村を中心としたオウム真理教教団施設に一斉捜査が行われた。

 もう見舞いの相手、国民的見舞いの心情には事欠かない年だった。

 こうしてみると、ミホノブルボン タヤスツヨシ 2頭の重なりの大きなダービー馬。これが フランケル に受け継がれているのかとまで疑われる。何故、フランケル のお話をわたくしがここでするのか。解かる方には解かる。

 台湾も揺れた。

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