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何故、6月号『優駿』 で キングカメハメハ の特集が組まれているのか。
1つには、この馬の 2004年 春のGⅠ2冠。
NHKマイルC 枠連 1-7 13番 1番 = 先週 オークス 全く同じ
日本ダービー 枠連 3-6 12番 5番 = 今週 ダービー
これで キンカメ・ダービー の再現も疑った。事実 2着 6枠12番 は合致した。だが、真意は、今日見破って申し上げた通り。
2002年 タニノギムレット 2004年 キングカメハメハ
で、松田国英 厩舎 2年後 また 優勝
わたくしは、この反復であることの告知だと申し上げ
2016年 マカヒキ 2018年 (また 2年前と同じものの優勝)
これを予想し、当然、同じ 川田将雅&ダノンプレミアム ほぼ勝つ見込み無し。 これでは無く、マカヒキと同じ 友道康夫厩舎 金子真人オーナー の1頭 ワグネリアン 勝利 であるとの読みを申し上げた。
真実を申し上げる。何故、平成最後のダービー = ワグネリアン なのか!
核心であり、JRAが最も苦心して選び出した1頭だったので、御登録各位様には、レース前、20000字以上の情報で詳述申し上げたが、ここではまとめてお伝え申し上げる。
今年は
明治維新 150周年
ハワイ日系移民移住 150周年
この2つが重なる。そして、歴史的事実。現在は「一世一元の詔」で、一代の天皇に一つの元号と決められているが、明治の前までは違った。幕末、元治だったのが、蛤御門の変の発生など世情不安もあり、人心一新。元号を換えようと云うお話になり、決まったのが新たな「慶応」だった。
そして強烈な真実。実は、この改元の際、「慶応」と別に候補に挙がっていたのが「平成」だったのである。疑われるなら調べられたい。その後、一世一元の世となり、明治 大正 昭和 と続き、昭和の終わり、一度かつて候補に挙がったものが採用となり、今の「平成」の世となった。
今回、平成の締めくくり、平成最後のダービーにあたり、次の事柄が厳然たる事実として在った。
明治維新 1868年 (慶応4年)
この年、ある私塾が東京と改まった江戸の街の芝に移転し、この時の元号を採って 慶応義塾(創設・福沢諭吉) と名称を定めたのである。無論これが、現在の慶應義塾大学。
そして、慶応への改元の折のことを振り返れば、今日の平成最後のダービーに際し
「慶応」 = 「平成」の分身
だと云うことだ。逆に言えば、明治維新の成った、慶応年間は実は平成年間だったかも知れず、慶応ボーイは平成ボーイだったのかも知れない。そこでJRAは、この平成の終わりのダービーを、分身だった「慶応」に託することに決め、そのために造型した馬が
慶応義塾 ワグネルソサエティ (男声合唱他の音楽サークル)
これに属するメンバーらの通称 ワグネリアン だった。通常は、リヒャルト・ワグナーの熱烈ファンを指す語だが、今回、慶応内外での通称、慶応ボーイらの集い。これが実は、元号決定の折のいきさつから、平成の我らの集い、我らの時代のフィナーレ。この為に、要は今日の平成最後のダービーの為、造型された1頭だった。
慶応 (実は「平成」の分身) に 生きる人々 創設者 福沢諭吉 ふくざわ ゆきち
平成 最後のダービー ワグネリアン 騎手 福永祐一 ふくなが ゆういち
そしてオーナーは、アパパネ(ハワイの赤い鳥) マカヒキ(ハワイの収穫祭) キングカメハメハ(ハワイを統一した王様) など、ハワイ馬名で有名な金子真人オーナー。またこれ以上の 慶応 を刻印する騎手はいない。
かくして、今日のダービー当日、わたくしの情報メールのタイトルは
平成最後、「平成分身」 の 150周年
だった。
やはり馬が強かった。東京には合っていた。だから走ったのではなく、最初から、この慶応に託された平成の最後の燃え上がり。これを象徴する、ワグネリアン だったのである。
わたくしは 勝つのは間違い無いので、相手探しで 3枠5番 キタノコマンドール 初め、6枠11番 ジャンダルム 武豊 まで申していたが 6枠 との 枠連 6-8 17番12番 無論、本線では無かったが、頂戴した。
正直、ここまで人気が無い ワグネリアン だとは思わなかった。はっきり、単からどか買いだった。
単 1250円 枠連 3190円 馬連 7950円
素晴らしいダービーだった。 無論、去年 レイデオロ のダービー的中以来、総決算として買う、と申し上げた通り。3桁が幾つか並ぶ、単勝だけでも巨きな払い戻しとなった。
御登録 お問い合わせ先
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まだ、目黒記念 まである。
昨日申し上げたが、競馬ファンなら納得し、祝福に加わるダービーになる、と申したのは、福永洋一の子、祐一の涙が最初から予期できていたからだ。
以上が今年のダービーの正体だった。 本日当日情報では、慶応の塾歌。この一節まで持ち出し、皆様方に御示し申し上げた。
天は馬の上に馬をつくり、馬の下に馬をつくる