２つのＧⅠ語るシステム

　先ず最大のテーマは、今季２０１８年春ＧⅠ　このグランドデザインが一体何なのか？　これなので、わたくしが水曜御提示申し上げた仮説。わたくしはこれがこの２つ目ＧⅠで、覆された、と見做す。読み違っていた、と思う。

　これとて仮説の１つで、最も可能性が高いと読んでいたのは、今年がどういう年なのか。これを考えた上でのことであり、２つのシーズンＧⅠを終えた今、浮かび上がる別の可能性、別の仮説を検証し、どうやら、別重賞、別基点で、わたくしは２つのＧⅠ、今年の　フェブラリー　高松宮記念　２つの周辺までも見渡し、別のグランドデザイン（候補）　に到達した。レース後、３０分以上経っている。データが１つ増えたのは、１つだけに比べ大きいので、調べれば直ぐ合致するものが解かる。


　これはまた、土台となる事柄の検証も含め、来週水曜、大阪杯の週の週中情報として、お話申し上げる。


　今日の　第４８回　高松宮記念　わたくしが読み優っていた、正しかった点を顧み、申し上げる。

　今日日曜出馬表を見て、やはり非常によく見えたのが　４枠８番　レッツゴードンキ　だった。

　今週該当４８ページ。ここが去年暮　第１４０回　中山大障害　この　馬番　６番７番　２強の激突だった。これの暗示するレースとして、わたくしには２つのレースが浮かんだ。

　　　　２０１５年　第７５回　桜花賞　　　　　　枠連　３－４　　６番　７番　　優勝　レッツゴードンキ　　

　　　　２０１６年　第５０回　シンザン記念　　枠連　３－４　　６番　７番　　優勝　ロジクライ　

　結局どちらも正しく、どちらの馬も発射した。六甲ステークス　ロジクライ　１着　高松宮　レッツゴードンキ　２着。

　そして、今年の今日の　高松宮のレース　わたくしは、水曜、中京で燃えた熱血の野球人　星野仙一さん１月４日死去。この人物で　キングハート　星野忍厩舎　も疑っていた１頭だが、もっと強烈なのが、世代継承の上で大きな転機

　　　　歌舞伎　高麗屋３代同時襲名　　１月、以降襲名披露興行　　　

　　　　　９代目　松本幸四郎　　　　　→　　２代　松本白鷗　　　　娘　松たか子　　　

　この息子・染五郎が１０代目を襲名し、その息子もまた倣った。この歌舞伎以外では

　　　　ミュージカル　『ラ・マンチャの男』　（ドン・キホーテ　と　その原作者の物語）　　

　これをライフワークとする歌舞伎役者。これに併せ、競馬界の幸四郎、武幸四郎　今年開業もあった以上、

　　　　　娘　松たか子　　　＝　まつ・たか　　→　高松（宮記念）　　

　これへの反映必至。その襲名と見た。これを意識していたので、新染五郎君（１２歳）の写真をここにも掲げていた。　　　　　

　　　　　幸四郎　襲名　　＝　武幸四郎厩舎　開業　初勝利　　６枠８番　グアン　　　武豊　　　

　この初勝利が　８番　レッツゴードンキ　と合致。幸四郎が演ずる、アロンソ・キハーナ　こと　ドン・キホーテ　は安売り店爆買いにではなく、世の不正、矛盾や悪と戦う為、愛馬ロシナンテに跨り、颯爽と遍歴の旅に出る。これが　レッツゴー、ドンキ！　で新たな高麗屋、幸四郎の旅立ちと合致。無論、４月からの入学、就職祝い。フレッシャーらへの頑張れ！のメッセージも込めた１頭だった筈だ。

　さらに、今日　高橋亮厩舎　阪神１０Ｒ　の２頭出し。これが

　　　　　２枠　２番　ナガラフラワー　　　　　　　高橋亮　厩舎　
　　　　　５枠　８番　ニシオボヌール　　　　　　　高橋亮　厩舎　　

　これを見せられると、どうしても思い浮かぶのが　１９９２年　第２６回　スプリンターズＳ　

　　　　　４枠　８番　ニシノフラワー　　　　　　　優勝　　　桜花賞馬　
　　　　　１枠　２番　ヤマニンゼファー　　　　　　２着　

　この　桜花賞馬　のスプリントＧⅠ戴冠劇。これだった。同じ　２番８番　同じフラワー馬　まで駆使したこの造型である。結局、これが　桜花賞馬　レッツゴードンキ　発射サインで間違い無かったが、戴冠ではなく、２着だった。

　
　そして手掛かりから、２０１６年　宝塚記念　あの　マリアライト優勝　のレースが浮かび上がってきたが、結局これは　５枠９番　ドゥラメンテ　＝　５枠９番　ファインニードル　優勝　これに帰着した。


　そして　４月号『優駿』該当２５ページ。神戸新聞杯　５枠　レイデオロ　だが、このレースの　枠連　４－５　まんま。これが今日の　高松宮記念　正解と云う顛末。

　さらに、あのＧⅠサイン馬。終わった。　そして、今季春ＧⅠ　正しいシステム　とは、

　　　　〇〇年以降　　ある一連のレース群を反復再現すること　　　

　これだと思うが、申し上げた通り、今日の高松宮記念以外のメインも合致する上、最初のＧⅠ　フェブラリー　もまた　〇〇〇〇優勝　で合致するので、間違い無いのでは？　と思う。この最大の検証レースが、次週　第６２回　大阪杯　となる。

　高松宮記念　ある連動は　過去１９年で１８回　に延び、ある連動はまた　過去１９年で１７回　で復活した。もう１つ、長い連動が　過去２２年で２０回に後退し、ただこのレースは　２着　岩田康誠　これだけが合致した。


　大阪杯には、過去１９年で１８回　過去３１年で２９回　と云う濃い連動がある。


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