覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

史上の巨人

2016年02月25日 15時28分32秒 | Weblog

 中央競馬会は歴史から発想する。

 日本の歴史があり、組織としての競馬会の営々たる競走史があり、教科書的な語られた歴史以外、語られなかった歴史、埋もれた鶴瓶いや真実、余りに意想外な信じられぬ偶然の合致を利用する。


 かねて、1987年の春の天皇賞

    1着 6枠 6番 ミホシンザン       柴田政人 
    2着 4枠 4番 ニシノライデン      田原成貴    


 この入線。わたくしは、外のライデンが差した、勝ったと見て、得々とこの 枠連 4-6 1点大勝負の馬券を掲げていたが、長い審議の上、歴史的失格が発表された。

    1着 6枠 6番 ミホシンザン       柴田政人 
    2着 5枠 5番 アサヒエンペラー    蛯沢誠治  


 そして、2着入線、わたくしは勝ったと思ったのだが

    失格 4枠 4番 ニシノライデン      田原成貴 

 唖然たる結末。ま、この衝撃はさて、このレースの真実は、日本史上のルーツとは

   
     西郷隆盛 西南戦争の田原で敗走 → 半年後に、西郷自刃 


 この、「賊軍」薩摩の西郷軍が官軍、即ち天皇家のレースで、維新最高の英傑・西郷さんの敗北を刻印した、民族の恨みのレースとして演出された、と見るものである。


     田原西の雷鳴、赫奕たるエンペラーの前に潰え去る    


 上野に建つ西郷さん。既に周知の如く、御当人と全く似ても似つかぬ別人の風貌。除幕披露式の折、西郷未亡人が「うちん人と全然違う」と語ったを隣の西郷弟が慌てて口を抑えた、似非・西郷さんである。維新の英傑から賊軍の大将へ、そして後に許され、史上の英雄として復権した。

 そして御自身は自分を傑物とも、大物とも、日本の立役者とも認めず、自分の銅像は愚か、写真や肖像画の1枚まで全く残そうとしなかったとされる人物である。奇しくも、明治帝もまた、御自身のお写真を決して撮らせないお方だったとされる。永年勤続で自分の分身、像を国会に残すことだけ考えている虚空の猛者共とは当時の真の日本人は気骨が、次元が違ったと考えられる。


 まあ、この思い出もさて、今年JRAが掲げた年間テーマ


     根岸競馬場150周年  = 日本に於ける近代競馬のルーツ  


 この外国人居留地に於ける、西洋人の西洋風娯楽としての横浜をルーツとする、競馬の創始。これにスポットを当てると共に、外国競馬の馬券購入を可能にする、開国的事業。これが主体たる事業者側のテーマだが、当然これを競走史上、どう演出し、どのようなスターホースを登場、活躍させるか。

 このグランドデザインは既に整い、あらかた出来上がっているからこそ主要レースの前哨戦の演出も行えるはずだが、わたくしは2つの確信


    2016年 春GⅠシステム   及び

    2016年 春GⅠサイン馬


 これを把握し、比較考量の上、この午後、例えば今年の皐月賞に関しては、上記2つの手掛かりの指し示すレースの 馬番 〇番〇番 これが完全合致していることも突き止め、愈々確信を深めつつ、これら壮大な劇の歴史的ルーツ、特定の史実とは何か。はっきりと探り当てた。驚いた。まだ、慄きの中に1頭、このサイン馬を凝視している。


 今年は(さる)年。では、一体どのが、どの猿キャラが、主要テーマを担うのか。昨年は、柴田騎手を主要アイテムとして、毎週メインサインとして駆使したが、今年は一体、どの猿を見るのか。

 日光の猿か、宇宙猿人ゴリか、コングが岡村か。武豊邸向かいの京都動物園の猿か。
 気分はジーラ、コーネリアスと化し、文字通り猿人思考にずっと耽っていたわたくし。

 で、お正月に既に確信していた、ある歴史上のドラマの猿

 加えて、この春GⅠサイン馬を特定するに当たり、わたくしはこれまた意外な、著名過ぎるものに付属する、高名とは言い難いあるサルに到達した。恐ろしい程のドラマなのだ。


 今週末、御登録各位に、これをお話することにする。喋りたくて堪らない事柄は多く、が、このブログの場でそれを喋る必要は無く、終わってからで十分ながら御登録各位様には、是非、このわたくしが推定した今年のJRAの真実、真意を告げたい。まあ、これをベースに春競馬、GⅠ戦線を主要ターゲットに戦うことになるが、早くも最初のGⅠ 第33回 フェブラリーステークス を終え、無論、春シーズンのダービーから宝塚記念まで使えるGⅠサイン馬。これくらいは当たりが付くし、裏が取れれば、確信にも至る。


 堂々前発表の上、レース経過が、わたくしの読みの正しさを直接実証してくれるのを見届けて頂く。


 西郷さんか。真の維新の英雄が大久保なら、もっと大久保また桂(木戸)主役のドラマ、映画が創られてよいはずでは無いか。が、桜島を背後にした大きな男。冥利や権力欲や功成った後半生の安逸を超え、西の大地に散った英傑を、日本人は愛する。敬天愛人。超すに超されぬ田原坂。


 1996年2月12日、基本的に戦国、幕末、明治を取り扱った国民的作家・司馬遼太郎死去。この年は、近代五輪100年のアトランタ五輪の年だったが、この4月7日 第56回 桜花賞 ファイトガリバー 田原成貴 このレース連勝での勝利だった田原だが、再びのこの田原の出現、


     ファイトガリバー  =  戦いの巨人


 ここには、還暦を迎えたミスター巨人軍・長嶋茂雄への祝意。そして、アトラス(ギリシャ神話の大巨人)になぞらえた、アトランタでの戦い(五輪での日本頑張れ)、これらメッセージに加え、司馬さんがしばしば取り上げた西郷さんと云う維新の巨人へのオマージュが込められていたと見るわたくし。この 桜花賞 2-7 オレンジが巨人軍のブルゾンなどのチーム・カラー。 

 この 桜花賞馬ファイトガリバー 司馬さん死去の2月、長嶋さん還暦誕生日週の2月25日 桃花賞 で勝利後の、10番人気桜花賞馬だった。五輪の地アトランタこそ、『風と共に去りぬ』の地。桜花賞優勝、オークス2着の後、五輪後の出走では、全くいいところなく、6戦して掲示板一度だけで、去った。


 司馬さん作品最初のNHK大河ドラマは、実にわたくしとて観た記憶の無い『竜馬がゆく』(1968年)。主演の竜馬は、北大路欣也さん。あの白戸家のお父さん。西郷は、小林桂樹さんだったらしい。



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