主役ドンファンの週の天皇賞馬

　先週、天皇賞　サインページの筈の５月号『優駿』２８ページ。かつての紙面を飾った　歴代名物記事　その１つのページ。ここで

　　　寺山修司　　騎手論　　　　柴田政人　　　

　かなりお若い頃の　柴田政人氏　元騎手、元調教師　これで直ぐさま着想されたのが　

　　　１９８７年　第９５回　天皇賞・春　　　　

　　　　優勝　　ミホシンザン　　　柴田政人　　枠連　５－６　　６番　５番　　１０頭立て　

　これが名手柴田政人唯一の春の盾制覇。当然　５枠　６枠　疑わしかった訳だが、我われが到達した読みにはまだ先があった。このレース、歴史に残る騒動が起こった。

　　　４枠　４番　ニシノライデン　　　伊藤修司　厩舎　　　２着入線　→　失格　　

　最後の直線、３着入線　アサヒエンペラー　の進路への妨害を取られ、長い写真判定、審議の上、この措置。現在だったら降着処分だが、当時の規定でこの結末。

　これでこの２８ページ。実は

　　　寺山修司　が　語る　柴田政人　　　→　　伊藤修司　厩舎　　失格馬　　

　この　ニシノライデン　がクローズアップされ、出馬表を見据え、浮かび上がって来た鮮やかな記憶が

　　２０１９年　高松宮記念　

　　　　　６枠１１番　クリノガウディー　　　　　和田竜二　優勝　→　４着降着

　これへの誘いだと確信したのは、昨日、今年の春の盾

　　２０２１年　天皇賞・春　

　　　　　６枠１２番　ディープボンド　　　　　　和田竜二　　

　この降着劇。同じ　６枠の和田竜二　配置となっていた。これで既に確信していた　１枠　ワールドプレミア　勝利　と同居　アリストテレス　これが

　　　１９年　高松宮記念　　　　モズスーパーフレア　　　音無秀孝　厩舎　　繰り上がり優勝
　
　この勝ち馬となった１頭と同じ　音無秀孝厩舎　であり、鮮やかに浮かび上がって来たのが

　　　　６枠の和田竜二　　ＶＳ　　音無厩舎　の　１枠　　

　この同一構図。去年春のスプリントＧⅠでは、１位入線　６枠の和田竜二　降着の憂き目で　音無＆モズ　繰り上がり優勝。今回、この対決図式が同じで再度の　６枠の和田竜二　今回は発射、勝利も十分と見た上での　枠連　１－６　この去年のアクシデントＧⅠの再戦劇。これが結論　枠連　１－６　に繋がった。

　出馬表は出馬投票、頭数メンバー確定後、「厳正なる」抽選で決められていると云うことになっているが、無論、作為、人的所産で、作成者の知的痕跡があり、これを読み取るのが我々の「馬券術」である。

　今回の天皇賞。やはり味わい深い、見事な作品、出来栄えだった。

　また　天皇賞・春　の時節、５月号には、向こう（編集部）が気まぐれ、思い付きで、

　　　不定期連載　「或る馬」　　１９７７年　天皇賞・春　　　テンポイント　　

　この歴史的名馬のセピア写真が掲載されていた。やはりこのレースも　枠連　５－６　上記　ミホシンザン　のレースと同じ。６枠１０番　での優勝。下段記事にはこの名馬の出生の数奇な由来に言及の上、
　　　　亡霊の孫　　　

　こう呼ばれたことまで記されていた。これがこの　テンポイント　写真のゼッケン　１０番　ゴースト（幽霊、亡霊）　と云う配置となっている根拠だと考えられ、そして非常に不自然は、この記事６０ページ下段右のカラー写真。無論　テンポイント　夢にまで見た先頭ゴールへの驀進シーン。が、何故か２着馬でなく、５着に敗れた前年のダービー馬　７枠１１番　クライムカイザー　が手前に写っている。

　この不自然、作為の写真が告げるのは　枠連　６－７　これがずっし～ん！と炸裂したのが天皇賞前日

　　　２０２１年　５月１日（土）　新潟メイン　バーデンバーデンカップ

　　　１着　７枠１３番　マイネルアルケミー　　　　　黛弘人　　　中野栄治　　　５番人気　
　　　２着　６枠１１番　アテンフラワー　　　　　　　和田翼　　　牧浦充徳　　１２番人気
　　　　　　　（１６頭）　

　この　枠連　７２９０円　　馬連　　１９１４０円　　無人のスタンドが唸る高配当。

　　　何故　テンポイント　が　不定期連載で取り上げられているのか　

　かく巧妙なる作為。そして、先週の日本中の話題。ワイドショートップネタ。

　　　紀州のドンファン　　殺害事件　　→　一転　前妻（容疑者）　　逮捕

　ＧＷ高飛び前だったと云う。やはり、ＪＲＡ演出者サイドはこれを見据えており、この驚きの、そしてやっぱりな！の事象映し出しを必須と捉え、この事件発生の３年前５月２４日。ちょうどあの　アーモンドアイ　２冠達成オークス直後、この事件の週のＪＲＡ週末のイベント映し出汁。

　　　２０１８年　５月３０日（日）　

　　　東京メイン　日本ダービー　　　　　優勝　ワグネリアン　　　福永祐一　　友道康夫

　　　京都メイン　白百合ステークス　　　枠連　６－７　　

　先週、須藤早貴・容疑者逮捕の週末

　　　土曜　新潟メイン　　　　　枠連　６－７　　

　　　日曜　天皇賞・春　　　　　優勝　ワールドプレミア　　　　福永祐一　　友道康夫　　

　これで　枠連　６－７　を高配当になるよう仕組み、大騒動　＝　大波乱　の土曜メイン。日曜日本中の注目の主役は　ドンファン死去　の週のダービー同一コンビ。

　この　白百合ステークス　勝利は　６枠　メイショウテッコン　だったが、天皇賞の発射枠　６枠もまた　メイショウテンゲン　で、同じ　６枠のメイショウ　を同居せしめていたことからも、もう６枠発射は自明だった。

　或いは　ドンファン毒殺犯　遂に逮捕で、予定していたのとは異なる勝ち馬となったのかも知れない。

　今週は　第２６回　ＮＨＫマイルカップ　大河の主役はあのおやっさん。該当ページは１つは５月号２６ページ。

　ダービー最終便　第６９回　京都新聞杯　去年申し上げた　主要連動５レース　全部貫徹されたレースだったが、戻って来た　武豊　ディープモンスター　での参戦。上位人気必至。

　そして御登録ある方には申し上げ済み。５月号の明確で絶対的なメッセージとは

　　　　枠連　〇－〇　　馬連　〇－〇　　　

　この出現であり、実はこのメッセージはあるやり方で　天皇賞・春　正解を告げるサインだったこと。わたくしは究明済みで、今週　週中情報　でお伝え申し上げるが、無論、この出現は間も無くであると共に、実は今週の

　　　第２６回　ＮＨＫマイルカップ　　　　

　この発射馬を告げている、との判断に私は至っている。今回も人気は　朝日杯優勝　グレナディアガーズ　だろうが、わたくしはこの馬だと確信する。

　今週のＧⅠ　天皇賞　の様な、素人馬券、凡戦ではなく、かなり荒れる。

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　Ｎ局は　東京都渋谷区神南　神の南　だよな。