覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

フェブラリー、やはり4-8!

2005年02月20日 16時48分37秒 | Weblog
 脚本通りまた読みどおりのレースだったフェブラリーS。ドンの出遅れもアクシデンタルでなく、名手アンカツの遣り であることを銘記すべし。
 予想通りで決着したことで、仔細にこの結果示唆を今ひとつ詳細に、あからさまに明かしておきたい。

 18日の記事とあわせ、メイショウボーラー勝ちと相手本線に4枠7番を取った事の根拠を示す。
1、きさらぎ賞 ニシノドコマデモ 共同通信杯 アドマイヤジャパン と、3歳重賞戦で8枠が続けて人気で消えている。何かで8枠を出すとの担保である。

2、フェブラリーSと連動レースがある。第一に、同年根岸ステークス。1987年から昨年まで18年間で15回の連動。ステップとなるダート重賞であるから、比較的平易であろう。今年の根岸ステークスは 4枠8番と2枠3番。2枠か4枠と先読みした根拠はこれである。2枠3番はドンでぴたり。8番は4枠でなく5枠のサイレンスボーイだが、力関係で容易に切り捨てられる存在である。やはり2枠か4枠だと読める。もう1つの連動レースは、前年の2歳G1朝日FSである。これは2001年からの短く若い連動であるが、何のことはなし、この年から名が朝日杯3歳Sから朝日FSと改まり、このFSがそのままフェブラリーステークスのイニシャルFSと一致することから、演出サイドがこの連動示唆を思いついたものと見る。昨年朝日FSは4-4。ボーラーの軸を見た時点で相手の4枠は私には素直なとり方だった。またドンやボーラーなど朝日杯連動馬の好走もこのイニシャル一致がもとになっている。

3、月英語名タイトルレース。12月ディセンバーS 7-8、1月ジャニュアリーS 7-7と連続ドラマ的連動を示している。では次なる今回フェブラリーで7枠かと言うと、これは馬を見て買える枠ではない。このノボトゥルーらが来る配置 下シナリオが見当たらないし有資格者とも思われない。このような時は、このジャニュアリーSの枠順に示唆が示してあると観るべき。さる1月22日中山11Rを紐解かれたい。

 14番 タカラテイオー  バルジュー
  7番 フェミニンガール ボニヤ

 この2頭のみ、外国人ジョッキーである。見事、馬連を1点で教えてくれていた。私が、4枠でも武8番でなく、7番シーキングザダイヤと書いたのはこれを根拠としている。ちなみに、この月タイトルレースのディセンバーSでは6枠6番メイショウカイドウが1番人気で凡走している。予め、今日同じメイショウの馬 ボーラーを勝たせる下ごしらえをしておいたと見るべきだろう。

4、昨年はJRA50周年とかで、毎週馬名を冠したメモリアルレースが組まれていたが、もしメイショウボーラーが勝つとして、父タイキシャトルのレースに示唆を置いてあると観て間違いない、と私は読んだ。これは今年春シーズンに使えるものと思う。昨年のタイキシャトルメモリアルは、4枠ダイタクソニック 8枠グラスボンバーの4-8で決まっており、今日のフェブラリーそのまま。さらに歴史を辿ると、マイルから短距離の名馬タイキシャトルは引退レースで3着に破れている。圧倒的人気を背負いながらマイネルラヴに遅れを取ったばかりでなく、2着に来たシーキングザパールの後塵をも拝し、そのまま引退式に臨んだという苦い歴史がある。今回メイショウの相手に浮かんだシーキングザダイヤはシーキングザパールの仔である。今回は敢えてシャトルの借りを返すレースと言う演出で相手にシーキングを選んだと読み取れる。またその読みは正しかった。

 レーシングダイアリーがJCの時と同じだったことで見えた一致については、18日ブログに示した通り。また、ドンについては昨日土曜の京都の3Rで、同じアドマイヤの馬がドンと同じ3番で勝利している。今日は要らないことを示唆していた。今日の東京のレース枠順を見わたすと、勝ちゼッケン14番を囲むサインがあるが各自見つけられたらよいと思う。ドンは出遅れで負けたとのエクスキューズが出来たので、今後も馬券を売る任を担うのだろう。枠順発表前に、マイネルセレクトが取り消したのがまた一押しだった。ダートのステップレースのひとつ、ガーネットSの昨年の勝ち馬である。これが今年のガーネットS勝ちのボーラーの好走を暗示する役を果たしてくれた。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初GⅠ | トップ | 皐月賞予告の予告 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事