
ジャズに明け暮れた1年も終わりを迎え、本稿が今年のラスト・アドリブ帖になりました。ジャズを話題にしているブログは星の数ほどあると思われますが、その中から拙ブログを毎週ご覧いただいている皆様、そしてコメントをお寄せいただく小生同様ジャズなくては生きていけない皆様、感謝感謝です。開設されては消えてゆくブログですが、こうして3年間毎週欠かさず更新できたのは皆様のおかげです。
仕事や家事で何かと忙しい年末ですが、暮れに「クレイジー・リズム」はいかがでしょう。タイトル通りアップテンポのリズミカルな曲で、大掃除も捗り、渋滞にも苛々しないという肉体的にも精神的にも暮れに打って付けですし、慌しいスケジュールを滞りなくこなすには最適です。古くは35年のジャンゴ・ラインハルトの名演がありますが、モダン期でも曲のタイトルが人間そのものもバド・パウエルを初め、スタン・ゲッツとJ.J.ジョンソンが邂逅したオペラ・ハウスの白熱したセッション、ピアノ・トリオの真髄が聴けるレッド・ガーランド等々、年明けを待たずして決定するベスト(笑)名演が目白押しです。
そして忘れてはいけないのが、ベニー・カーターの「Further Definitions」です。カーターとフィル・ウッズのアルト、コールマン・ホーキンスとチャーリー・ラウズのテナー、4管編成の豪華な音は一年の疲れを吹き飛ばしてくれるでしょう。カーターはエリントン楽団を皮切りに多くの名演を残したばかりか、マックス・ローチやJ.J.ジョンソン、バディ・リッチを育てたことでも知られる偉大なプレイヤーです。後継者を育てることはジャズ発展のために不可欠ですし、そのリーダーが次世代のプレイヤーに伝統を伝えることでジャズの本質であるスウィングを継承できるものと思います。
来年もまたジャズという魅力的な世界で過ごせるでしょう。further ~更にカーターのようにジャズの発展と啓蒙のために、そして何よりもジャズが好きな自分のために更新を続けますので、来年も引き続きご愛読頂ければ幸いです。コメントをお寄せ頂いた皆様、そして毎週ご覧頂いた皆様、本当にありがとうございました。
九拝
仕事や家事で何かと忙しい年末ですが、暮れに「クレイジー・リズム」はいかがでしょう。タイトル通りアップテンポのリズミカルな曲で、大掃除も捗り、渋滞にも苛々しないという肉体的にも精神的にも暮れに打って付けですし、慌しいスケジュールを滞りなくこなすには最適です。古くは35年のジャンゴ・ラインハルトの名演がありますが、モダン期でも曲のタイトルが人間そのものもバド・パウエルを初め、スタン・ゲッツとJ.J.ジョンソンが邂逅したオペラ・ハウスの白熱したセッション、ピアノ・トリオの真髄が聴けるレッド・ガーランド等々、年明けを待たずして決定するベスト(笑)名演が目白押しです。
そして忘れてはいけないのが、ベニー・カーターの「Further Definitions」です。カーターとフィル・ウッズのアルト、コールマン・ホーキンスとチャーリー・ラウズのテナー、4管編成の豪華な音は一年の疲れを吹き飛ばしてくれるでしょう。カーターはエリントン楽団を皮切りに多くの名演を残したばかりか、マックス・ローチやJ.J.ジョンソン、バディ・リッチを育てたことでも知られる偉大なプレイヤーです。後継者を育てることはジャズ発展のために不可欠ですし、そのリーダーが次世代のプレイヤーに伝統を伝えることでジャズの本質であるスウィングを継承できるものと思います。
来年もまたジャズという魅力的な世界で過ごせるでしょう。further ~更にカーターのようにジャズの発展と啓蒙のために、そして何よりもジャズが好きな自分のために更新を続けますので、来年も引き続きご愛読頂ければ幸いです。コメントをお寄せ頂いた皆様、そして毎週ご覧頂いた皆様、本当にありがとうございました。
九拝
本稿が今年の最終になりました。この1年、多くのアクセスとコメントをお寄せいただき大変嬉しく思います。ディキシーからフリージャズ、ヴォーカルまでアラウンド・ザ・ジャズ・ワールドですが、独断と偏見に満ちた記事で反論もあるかもしれません。100年の歴史と多様化するジャズであるならば、なおさらのこと好みに偏りが表れます。それは一種、病気ですが、ジャズに取り憑かれた人は必ずや経験することでしょう。そんな偏りのあるブログにお付き合いいただいた皆様に感謝感謝です。
コメント欄を飾るベスト3は、偏りがあれど拘りのあるものばかりです。ジャズ雑誌のように多くの投票はありませんが、ジャズ雑誌が選出するベストよりもジャズを聴く上で欠かせない座右のアルバムと自負しております。ベスト3をお寄せいただいた皆様、コメント欄を賑わしてくださった皆様、ありがとうございました。
また引き続き来年もよろしくお願い致します。
それでは、よいお年を!
そして楽しい Jazz Life を!
おおっ、このベニー・カーターのimpulse盤~私も持っております。これ、ベースがジミー・ギャリソンなんですよね(笑)dukeさんも仰るように、カーターやホウキンスに混じって、ウッズやギャリソンなど新興勢力が混じって、それでも変な違和感もなくて、好きなレコードなんですよ。こんな地味なレコードがタイトル写真に載るところにdukeさんのジャズに対する懐の深さが窺えます。
それにしてもこのブログ・・・1年間(いや、2~3年か)欠かさず毎週更新というのも凄いことですね。いろんな意見(好み)が飛び交うのもいいことだと思います。こちらもブログ~夢見るレコード、ちょっと更新が遅いですが、まあがんばりますね(笑)そういえば、拙ブログには、dukeさんからいつもコメントも頂き、ありがとうございました。
ちょっと早いですが、来年もよろしくお願いします。dukeさん、みなさん、よいお年を~!
来年も楽しみにしています。
ベニー・カーターのimpulse盤お持ちでしたか。新旧混じりあいのセッションですが、おっしゃるように何の違和感もなくいいアルバムです。共通するスウィング感が世代を超えて底流に流れているのでしょう。ともすると若手は大先輩との組み合わせでは萎縮するものですが、ウッズにしてもギャリソンにしても実に伸びやかです。カーターの器の大きさを感じますね。
毎週更新できたのも皆さんの温かいコメントのおかげです。貴ブログ「夢見るレコード」も更新が遅いとはいえ、圧倒的なヴォリュームでいつも驚きます。お互いペースは違いますが、これからも続けたいですね。
今年1年間のお付き合いどうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
貴ブログにはご無沙汰ばかりで失礼しております。今年も「ホットホットライブ嬉野」大成功のご様子、お疲れ様でした。私は今年もいくつかライブを聴きましたが、少しばかり物足りなさがあるのはきっと板橋さんを聴いていないからでしょうね。来年は是非にと思っております。
今年1年間のお付き合いどうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
このフィル・ウッズがまた良いです。
スタン・ゲッツとJ.J.ジョンソンのオペラ・ハウスと、両方とも愛聴盤です。
毎週の更新を続けるのは大変だったことと思います。
良く知らないミュージシャンで書きこみできない時も多々ありましたが、大変参考になりました。
それにしても、みなさん色々と良くご存じだと敬服しています。
これからも、ずっと続けていただきたいと思います。
今年の私のベスト3です。
BUD FREEMAN / THE MAN : LIVE IN DUBLIN 1976
HARVIE S WITH KENNY BARRON / NOW WAS THE TIME(2008年録音)
Montreux Alexander(1976年録音)
dukeさん、皆さん、良いお年をお迎えください。
ネタがあるときは毎日でも書こうかと思いますが、ないときは辛いものがあります。ときに内容のない話題があればそんなときかもしれません。大好きなジャズですので来年も途切れず更新を重ねたいですね。
今年のベスト3は参考になります。旧録音でもさすが良いところを押さえておりますね。フリーマンにバロン、アレキサンダー、来年のネタができました。(笑)
来年もよろしくお願いします。
クレイジー・リズムと言えば、やはりクレイジー・キャッツですね。記憶に間違いがなければテーマ曲に使っていたと思います。
とにかく面白いグループだった。谷啓、植木等・・・メンバー皆ユニークなキャラクターだったがグループとしても面白かった事を思い出しました。
ジャズメンとしても実力があるのにコメディアンをやるところが粋ですね。
ことしも毎週楽しませて頂き、有難うございました。
来年は更に狂気と皮肉がパワーアップしたブログになる事を期待しております。(笑)
PS あと三日ありますので気が向いたら又遊びに来ます。(笑)
毎週欠かさずにコメントをいただき誠にありがとうございました。先週、暮れにクレッセントと予告しましたが、あれはフェイントでして暮れにクレイジー・リズムを話題にしました。来年の暮れはどんなクレが出ますことやら・・・
クレイジー・キャッツとは懐かしいですね。キューバンキャッツの名前のころ、クレイジー・リズムをよく演奏していたようです。谷啓はボントロで非ボンな才能をみせてくれましたね。(笑)
来年もまた変態性が更に露出され、狂気度もアップするかもしれません。本年同様変らぬお付き合いをよろしくお願いします。
dukeさんのサイトに来ると何も変わらない安心できる
場所がいつもそこにあり楽しい会話が展開していました、それを覗かせていただくのがとても楽しみです。
そしていつも暖かく迎えてくださって有難うございました。来年もまた宜しくお願い致します。
私の今年のベスト3はこんな感じでした。
Enrico Rava Quintet "The Words and The Days"2007
Aldo Romano "Non Dimenticar"1999
Havie S with Kenny Barron "Now Was The Time"2008
2009年がdukeさんにとって健康でありますように、
そしてドンペリと美女の日々が訪れますように!