団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

電気自動車の世界記録

2010-05-23 17:48:52 | 日記

充電なしに1003キロ走行 電気自動車の世界記録


 自動車愛好家でつくる市民団体「日本EVクラブ」(東京)は23日、途中で充電せずに電気自動車で1003・184キロを走ることに成功した。無充電の走行距離の世界記録は現在、同クラブが持つ555・6キロで、ギネスブックへの登録を申請する。


 記録への挑戦は、茨城県下妻市のオートレース選手養成所のだ円形コース(1周689メートル)で実施。約27時間半かけて、1456周を走行した。時速約40キロで走り、計17人の運転手が交代した。


 車両はダイハツ工業の軽自動車「ミラ」を改造。三洋電機製のリチウムイオン電池8320本(360キログラム)を搭載した。東洋ゴム工業が試作した走行抵抗の少ないタイヤを装着。シートも1脚約3キログラムの軽量タイプに交換している。


 同クラブは昨年11月に東京から大阪まで公道555・6キロを完走してギネスに認定されている。今回も同じ車両だが、公道ではないため加速や減速をせずに済むことから距離を伸ばした。


諫早湾開門して調査すべきこと

2010-05-23 11:52:37 | 日記

民主党内も中央と地元で対立 諫早湾開門調査を阻む人びと

ダイヤモンド・オンライン5月21日(金) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合

 
 止まらない大型公共事業の典型が、湾を閉め切る鋼鉄製の「ギロチン」で全国に衝撃を与えた国営諫早湾干拓事業だ。工事は着工から21年、約 2530億円の事業費を投じ、2007年に完了。造成された農地666ヘクタールで野菜づくりが行われている。

 その一方で有明海の環境に異変が生じ、深刻な漁業不振に見舞われている。その元凶を堤防閉め切りと見る漁業者らが開門を求め、地域を二分する対立が続いている。

 膠着状態を打開する動きが現在、進行中だ。4月28日、政府与党の検討委員会が開門して調査すべしとの報告書を提出した。これを受け、赤松広隆農林水産大臣も開門調査を正式表明するものと見られている。前政権との違いを鮮明にする思惑もあるようだ。こうした動きに猛反発しているのが、地元の長崎県だ。

 諫早湾干拓事業へのスタンスは農漁業者や地域、政党などの違いによって単純に色分けはできない。有明海で漁業を営む人の多くは開門を求めており、佐賀県や熊本県、福岡県も同様だ。ところが、長崎県の有明海沿岸漁協は開門に反対で、政権交代後に一部が賛成に転じた。

 政権交代を果たした民主党だが、長崎県の民主党は諫早湾干拓事業の推進派で、開門にも断固反対だ。もともと1950年代に湾全体を干拓して水田にする構想があった。発案者は当時の知事で、民主党の国会議員・西岡武夫氏の父親だ。

 コメ不足からコメ余り、農地余りに時代は大きく変貌した。それでも干拓事業は目的を水源確保や畑作、最後には防災目的も加えられて続行された。干拓地の入植者は現在、41の個人と法人。62の応募者から選ばれた人たちだ。そのなかに注目すべき会社がある。

 好立地の入植地(32ヘクタール)を貸与されたその会社は、長崎県選出の自民党代議士の子息と長崎県前知事の子女が設立したものだ(地元で問題視され、その後、2人は取締役を辞任)。父親の自民党代議士は建設会社の創業者で、農水省政務官を務めたことがある。開門して調査すべきことはほかにもあるのではないか。


(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 相川俊英)