どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

小さいおうち、鑑賞

2014年01月25日 19時42分43秒 | 映画
本日封切りで、やはり観て良かったなと思える作品でした(^_^)


原作がとても良かったので、これを山田洋次がどう演出するのか興味津々だったんです。

奥様・時子とタキが対峙するシーンをピックアップした予告編はインパクト大でしたしね。

まぁ映画の尺には制限があるので、原作が描くジックリとジワジワな雰囲気はないのがね...しょうがないんですけど。

テレビ連続ドラマの方が適している気もしますね、やはり。

正直大きな感動というモノはなく...なんかね、いつまでもこのお家で長く過ごしていたいって気分になっちゃって(^_^;

坊ちゃんが羨ましい!タキちゃんに纏わり付いていたい~!って感じでした(*^o^*)

それだけ、タキ演ずる黒木華が素晴らしく良かったと思いましたね。控えめだけども、しっかり働く姿が健気でした。

奥様・時子演ずる松たか子もうまいな~!表情の機微、しぐさが堪りませんでしたよ(^_^)

山田洋次、老境に甘んずることなくアグレッシブな仕事してるなと。

原作に惚れ込み、自ら原作者に手紙を書いたのが映画化の発端とのことですが、やはり自分の生まれた頃を映像化しておきたかったんだろうなぁとも感じ取れました。

良い作品でした。