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どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

この世界の片隅に、絵コンテ

2016年11月03日 18時55分00秒 | 
本編のみで680ページ余り...。


執筆者である監督・片渕さんによる解説・補足とインタビューあわせてほぼ700ページ!

もうみた感じは辞書という風情です(^_^;

2時間という尺に、よくこれだけの情報量をおさめたものだ...テンポが良いと感じるか、駆け足と感じるか、ギリギリのバランスですが、実際の鑑賞後の味わいは、テンポの良さ、小気味よさでした(^_^)

最終的にまとまったのは第2.5稿というべきもので、2時間枠に収めるためにかなり労苦を重ねられたようです。

原作においても重要なエピソードもゴソッと落とす...これはかなり悩まれたんでしょうねぇ...。

やはり一時はテレビアニメ1クール分にするのが良いのでは?とも。

落としたエピソードもいずれ何らかの形で作れれば良いなぁとも...ファンとしては凄く期待しちゃいますね!

主演のんちゃんも望んでいるようだし...Blu-rayリリースに多少時間かかっても良いので、是非ディレクターズカット版的に2時間半〜3時間くらいの完全バージョンとしてもらえたら、これ以上ない喜びであります!!\(^o^)/


<追記>
こちらはテアトル新宿で展示されていたアフレコ台本

これも400ページくらいはありそうなボリュームでした...。

セリフそのもの以外のト書きの量もハンパなさそう(^_^;



読書の秋(^_^)

2016年10月29日 17時30分00秒 | 
いろいろ充実してきました!

「この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック」


劇場アニメ版を詳細にまとめた本です。

とりあえず先行上映で鑑賞済みですので、個人的にネタバレもOKって感じです(^_^;


「『シン・ゴジラ』をどう観るか」


加藤典洋さんはじめ、いろんな人による感想文集ですね(^_^)

『シン・ゴジラ』、私はこう読む Kindle版」なんてのも。


「シン・ゴジラ」はオレもに語らせろ!って人が多いので、こういう形態の本になっちゃうんでしょうね。

読書の秋がにわかに充実です(*^o^*)

しかし...本家本元の決定版たる「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」。


11月3日はゴジラの日ってことで、この日には必ずや!!とか言ってたのに、結局延期に...。

庵野さんのコダワリが本の編集に出ちゃったのか??(´д`)

ページもどんどん増えてるようですし...仕舞いには1000ページくらいになっちゃったりして(笑)

まぁ充実してくれることは嬉しいですけど、どこかで区切らないとねぇ...。



ユリイカ2016年11月号

2016年10月28日 15時20分00秒 | 
特集=こうの史代 『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』『ぼおるぺん古事記』から『日の鳥』へ」...

250ページ、ほぼ丸ごとこうの史代ワールドを満喫・堪能できる一冊です(*^o^*)

表紙を開くと、ギガタウンの面々がお出迎えしてくれます(^_^)

   
目次はこんな具合で内容ギッシリです。                                                   


まだ冒頭、マンガ家・西島大介さんとの対談を読んでる段階ですが、こうのさん特有のタッチが昔は「絵柄が古くさい」が、今は「どこか懐かしい」に評価が変わったというのがね...ちょっと笑えますけど、世の中ってそんなもんだよなぁと思えました。

今日はいよいよ東京国際映画祭にて映画「この世界の片隅に」が公式上映されます!

なんでも英語字幕付きでの上映になるとか...。

なんだかドキドキしてしまう(^_^;

これを大きな起爆剤として、興行の大成功・大ブレイクを祈願するばかりです!!

大丈夫!すごく良い作品になっているんですから\(^o^)/



シン・ゴジラ、濃ゆ〜いインタビュー集!

2016年10月14日 19時35分00秒 | 
キャラクターランド vol.9」です。

お目当ては綴じ込み別冊附録「シン・ゴジラとは何か?」です。

30ページ近くにビッシリと!

お馴染み米特使・カヨコの立ち姿の目次もイイ感じです(^_^)

赤井孝美・池田憲章・押井守・岡部いさく・出渕裕・氷川竜介・富野由悠季・鶴田謙二・あさりよしとお・吾妻ひでお・伊藤伸平の各氏が対談だったり、単独インタビューだったり、コメントだったり、マンガ形式だったりと!

物凄〜く濃ゆ〜い\(^o^)/

個人的には、あさりよしとおさんがシブいセレクトです(^_^)

秋の夜長にジックリ読もうかと...(*´艸`*)



クリアブックカバー

2016年10月02日 18時35分00秒 | 
ネットを徘徊して知ったんですが、いわゆる百円ショップで、安価な透明のブックカバーがあると。

さっそく近所のダイソーに行ってみたところ、確かに!(^_^)



文庫や新書など、比較的小さなサイズの書籍は書店などで紙のカバーをかけてもらうことはできても、A4サイズなどの大型なのは無理で。

今までは仕方なく、大判のコピー用紙などで手作りして凌いでいたワケなんですが...。


まぁこうすれば汚れも防げるから安心なんですけど、書籍の顔である表紙が見えなくなるというジレンマがあって...なんか見てくれも良くないしねぇ(´д`)

大型書籍は、大抵の場合、画集だったりするので、まさに「絵面」が大事なんですよね。

ということで、さっそくクリアカバーを購入し、装着してみました。

ちゃんと書籍の厚みへの対応も考慮されていて、調整可能になってます(^_^)

うん!美しい!(写真ではよくわからないと思いますが(^_^;)

何もしていない感も大事なポイントだと思います。

カバーは薄いビニールシート製なので、ちょっと無理かけるとタチマチ破れてしまいそうですが、百円で8枚なので、充分なコストパフォーマンスです。

併せて、他サイズのカバーも購入したので、カバーを見られる様にしたい書籍に装着してみようかと思う次第。


今までブックカバーは書籍を保護すると同時に隠すという固定観念でしたが、見せるためのものというのは思いつきませんでしたねぇ(^_^;



「この世界の片隅に」公式アートブック、無事到着

2016年09月17日 17時55分00秒 | 
7月、呉市立美術館にて予約したものが、ついに!!(*^m^*)

ゆうパックで...非常に丁寧な梱包で、気持ちがこもっている感じがしました(^_^)

パラパラッと捲った程度ですが、コメントやインタビューもギッシリで、作品への愛情がタップリと盛り込まれて、あふれ出てくるのを感じる一冊です。

もちろん呉市立美術館での購入者特典のポスカも同梱です!



関連書籍も続々と出る模様...。

「この世界の片隅に」劇場アニメ絵コンテ集


「この世界の片隅に」劇場アニメ公式ガイドブック


どちらも10月26日発売!?

公式ネタバレですか(^_^;

もちろんポチッとしちゃいましたけどね...(´д`)

いやいや...こうの史代さんの手による傑作「この世界の片隅に」の原作も06年から足かけ三年に渡って、深く静かに愛読し、心の底にそっと仕舞い込んでいた作品でしたが、監督の片渕須直さんの地道な努力が実を結び、こうやって広がっていき、ついにその集大成として夢と愛情に満ちたアニメ映画作品となりました。

奇跡的に広島・呉にまで訪れることもできたし...。

本当に、本当に!ファンの一人として感謝しかないです(ノД`)m(_ _)m



小津安二郎・人と仕事

2016年07月19日 22時15分00秒 | 
つ...ついに我が手にって感じで非常に感慨深いです(T_T)


いわゆる"小津本"と言われる多種多様な研究・解釈を著す本(没後50年以上経つも未だに毎年のように誰かが出している(^_^;)が好きで、色々読みあさってきましたけど、読めば読むほど、それらが一冊の書籍に繋がっているという...。

例えばこんな感じでね<小津ごのみ (ちくま文庫)より>

もう、気になって気になってしょうがないワケですよ(^_^;

で...十何年か前からかな...ネットで調べ始めたところ、昭和47年発行されたもので、現在は絶版(というか2000部ほどの限定版だった)らしいし、「蛮友社」なる出版社もこの一冊を発行する目的で映画監督・井上和男氏が有志とともに起こしたもので...入手困難、古書店でウン万円もの価格がついている非常に希少性の高い書籍であることが判明><

う〜...あまりに高値の花...オレには無理だ...手が届かない...orz...って感じだったんですよね。

でも常に頭の中にあって、その後も"小津本"読む度に疼いちゃっておさまらない(´д`;;;)

で、自分の中で折り合いつけて、3万未満の出物あったら検討しようと基準を設けた次第。

そしてついに2.8万円で納得のいくものを見つけ、この度購入した次第です\(^o^)/

舘27.4・横19.4・厚さ5.2cm・710頁と、小津安二郎の巨躯を表現したような大きくズシリと重い本です。

特典とも言える小津安二郎の手による14点のイラストもバッチリです(*^m^*)

さて中身です...実物を目にするのも、ましてや手にとって頁をめくるのさえ初めてです(*´д`*)

内容はI〜IXに分けての9章立てという構成です。









そして奥付。

「改訂価格10、000円」と上から貼り付けてありました。確か当初6千円だったと聞いたことがありますが、どこかの時点で値上げしたんですかね(^_^;

昭和47年の1万円かぁ...今の物価スライドにしてやっぱ4〜5万くらいになっちゃいそうですね(汗)

その当時、私10歳・小4の夏ですわ...仮面ライダーや人造人間キカイダーに夢中になってた頃でございます(^_^ゞ

小津安二郎に出会う4年前のことだったんですね...。

開くとフワーっと古本特有の酸化したすっぱい匂いがしますが、前の所有者が大事にしていた感じで、どの頁にも汚れがなく、思った以上に状態の良いものでした(^_^)

女優・高峰秀子も著書「わたしの渡世日記〈下〉 (新潮文庫)」で、この本について触れています。
 映画演出家の中で、小津安二郎ほど人望の厚かった人はいないだろう。昭和四十七年八月に刊行された「小津安二郎・人と仕事」という本は、本の売れゆきなど度外視した、とてつもなく立派な本である。
 かつて小津安二郎に薫陶を受けた、山内静夫、井上和夫、下河原友雄の執念と情熱の塊のようなこの本は、小津安二郎という優れた人間の足跡を一冊の本によって世の人に知らしめようというよりも、自分自身の中に抱いて懐かしみたいという愛情に満ちて、いっそう哀しい。百人の余にわたる文章が連なっているが、いずれも小津安二郎に対する切々たる追慕の言葉ばかりである。
 何十年つきあっても印象のボケている人と、わずかな時間でも、心の中にじっくりと住みついてしまう人がある。小津安二郎は私にとって、後者にあたる最も貴重な「心の住人」のひとりだ。


"小津本"の原点にして、集大成...いろんな思いを胸にジックリこの本を味わおうと思います。



Perfume、TV Bros. 2016年7月2日号

2016年06月29日 20時55分00秒 | 
ドキュメント映画、あ〜ちゃんのお母さんは映画館に12回行き、さらに飛行機内でも観て、感動ポイント見つけてるという...さすがですねぇ(^_^;

まだ、夢の途中。」というのが良いですね(*^o^*)

いよいよ来週発売の「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」について三人が語っています。

あ〜ちゃん「27歳になったいま、まさか託してもらえるとは思ってなくて。そこに上京したての頃の夢見がちなピュアな気持ちが沸き上がって奮い立たされたんです」

こういう言葉にグッとくるんだよなぁ...だからPerfumeのファンは止められない!\(^o^)/





Perfume、アナログ盤の評価は?

2016年05月26日 20時10分00秒 | 
湯浅学さんによる「アナログ穴太郎音盤記 (CDジャーナルムック)」を購入。

その帯に「アナログで効くのがいちばん楽しい 2010年以降の新しいアナログ盤を聴きまくり随筆。ときにしみじみ、ときにあふれる音の豊かさ清らかさ雑味の楽しさ太さなどを考える。穴太郎がゆく!!」とあるとおり、LPレコードならではの醍醐味を語っている一冊です(^_^)

装丁といい、文体といい、ギンギンなオーディオマニア向けではなく、温もりを感じさせる、音楽好きに向けて書かれている親しみやすい本ですね。

なにより嬉しいのはコレ!

Perfumeの「LEVEL3」を扱っているところ(*^o^*)

「大きい音で レコードで 3人の歌が湧く」...良いフレーズ(*´艸`*)

ああ...私もアナログ盤を「大きい音で」聴いてみたいものだ...。

湯浅さんもPerfume はお好みのようで、以前から紹介記事などもちょくちょく書かれていた模様。

今回の出版を記念してのイベントが6月2日(木)に吉祥寺で行われるということ!本で紹介したレコードを会場で試聴、Perfume も取り上げるということなんで申し込みましたよ!

楽しみ増えた~\(^o^)/



自炊

2016年04月27日 23時10分00秒 | 
雑誌の記事を切り抜き、スキャンの上PDF化し、電子書籍で読む...こんな事してたら、ちょっと楽しくなっちゃって(^_^;、なんなら今読みかけとか、これから読もうと思ってる文庫本や単行本もやっちゃおうと。

何年か前に、専門業者に依頼してやったことはあるんですが、順番待ちが酷くて、何ヶ月も先になってるんですよね...。

専用の裁断機を買おうか買うまいかずっと悩んでいたんですけど、どうもあの重量と巨体を置いておく場所もなく...。

まずは手持ちの道具でどこまでできるかやってみようと思い立ち、実行した次第。

処理する対象としてはソフトカバーの書籍ですね。ハードカバーは構造的に複雑ですし、精神的にも躊躇してます(^_^;

手持ちの道具とは、主にはカッターナイフです。

大型のやつですね。                                                                                       
まずは書籍の半分(300ページなら150ページ)あたりで、折り目を付けます。

そしたら刃を入れる...この瞬間が一番気が咎めます(´д`)
                              
ザクザクザクっと真っ二つに...そうなっちゃうと割り切れてしまう(^_^;

あとはさらに半分にして、75ページほどの単位で4分割に。

これくらいの束と厚みであれば、カッターナイフでも無理なく裁断可能に。一気にやろうとするとズレが生じますので、分けた方が無難です。

閉じ部分から内側3~5ミリ程度の位置で切っていきます。

もちろん一度で切れるもんじゃありません。5~6回程度は繰り返し刃を通す必要があります。すべって手を切らないように注意(^_^;

こうして書籍は150枚くらいの紙の束となるワケです。

写真右側の棒状のものは、閉じ部分の残骸...。

あとはセッセとスキャナーに読み込ませて、PDF化します。


めでたく電子書籍に変身(*^o^*)

この瞬間、満足感大でございます!\(^o^)/

なんか、この作業工程が楽しくなってしまい、自炊生活をおくる今日このごろです(^_^;